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2010-02-27

かしましコミュニケーション(※ネタバレ含む)

かしましコミュニケーションは、2010年2月26日にAXLより発売されたゲーム。

かしましコミュニケーションかしましコミュニケーション
(2010/02/26)
Windows

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≪物語≫
――城崎丈太郎は凡人である。
成績、運動神経、すっべて平均値。まるで絵に描いたような平凡学生。
しかし……ある理由から、彼は学園の有名人だった。
彼は「異文化交流研究会」という、小さなサークルの代表を務めている。
名前だけを聞けば、海外の文化に思いを馳せ、外国人との交流を熱心に行っているような……そんな印象を持つかもしれない。
しかし、それは間違いである。
異文化交流研究会は――学園でも随一の、変人集団だったのである。
とてつもない美人のくせに、UFOや宇宙人との出会いを夢見て研究会を創設した先輩……
大して霊感は無いくせに幽霊、オバケ、妖怪なんでもござれのオカルトマニアな幼馴染……
無愛想でクールな本の虫、しかし口を開けば刺さるような毒舌オンパレードの後輩女子……
女子だけではない。
幼馴染の悪友は発掘マニアの遺跡バカだし、女こそ男にとっての最大の異文化だと言い張るナルシストな後輩男子……etcetc。
半ば強制的に、二代目会長を襲名させられた丈太郎は、今日も会長職という名の下働きに奔走するのだった。
だから――変人たちの中で、平凡な彼の口癖は、いつもこうだ。
「普通の人、求むっ!!」
そんなある日――丈太郎は、街角で一人の少女と出会う。
遠い異国の地からやって来た、迷子の少女……
まさか、その少女が一国の姫君だとも知らずに、丈太郎は声をかける。
それは……信じられない体験に満ち満ちた、暑い夏へのプロローグだった。
【AXL公式HPからの引用】

≪登場人物≫

城崎丈太郎
かしこみ13
本作の主人公である。
中学への入学式で両親を亡くしてから、ひとり暮らしをしている。
過去に外国人と出会ってたから、異文化に憧れていた。
趣味は洋画を見る事と、家事をすることである。

非常に平均的な主人公ではある。
ヒロインの気持ちに気づかなかったりするあたりは、非常に典型的ではないだろうか。

エスト・フラグレンス cv.篠原ゆみ
かしこみ64
石油とレアメタルを大量に算出する小国「ムハール王国」の王女で第一王位継承者。
すさまじい世間知らずで、日常のことは本当に何も出来ないに等しい。
ある理由によって、日本には幼い頃から関心を持ち続けており日本語も堪能。
様々な日本文化にも通じている。(誤解している文化もあり)
頭は非常によく、同じ失敗はしない。

個別ルートの冒頭は、エストの婚約者であるウルザがムハール王国へ連れ帰ろうとするのを阻止するお話。
しかし、ウルザとの攻防の中で異文化交流研究会の面々は、ウルザの心を知り、和解。ウルザもエストの好きな日本を知りたいといい、日本に残ることになる。
物語後半は、エストの王位継承権を巡って、ムハール王国が政治的な混乱が起こり、エストを暗殺しようとするが……

良くも悪くも天然なお嬢様。たいていのことは一度見ただけで出来てしまうハイスペック。
しかし、純との丈太郎を巡ってのバトルでは意地っ張りな面を見せた。
また、声優の篠原ゆみさんは非常に良い演技をしてくれたと思う。
物語最後のエストが王位継承するシーンでは、あの天然な少女ではなく、芯の通った強い女王を見せたのはGOOD!

ちなみに予想はハズレました。

木住野純 cv.ヒマリ
かしこみ52
元気で明るいムードメーカーな少女。
主人公とは幼稚園からの腐れ縁であり、兄妹同然に育った幼馴染。
オカルト好きで、丈太郎を怖がらせるのも好き。彼女にとって、異文化=オカルトである。
しかし大して霊感は無く、ただの物好きで終わっている感も否めない。
何かにつけて、丈太郎の手作りメシを食いたがる食いしん坊でもある。

個別ルート冒頭はエストと同じで、ウルザ攻防戦である。
ウルザを諦めさせるために、エストと丈太郎が結婚式を挙げるのだが、その途中で純がわんわん泣きだしてしまう。
泣きだした純を見て、丈太郎は純の心を知る事になる。
物語後半では、ウルザを加えた異文化交流研究会の話だが、エストが純にムハール王家に伝わるペンダンドをプレゼントしたことが事件の始まりだった。
幽霊が好きなクセに幽霊は見れない、ハズだった。ペンダントの効果なのか、純には幽霊がハッキリクッキリ見えるようになる。幽霊が見える事で疲れが溜まったのだろうか、純は倒れてしまう。純を自宅に運んだ丈太郎は、目を覚ました純とエッチをしてしまう。
翌日、丈太郎にも幽霊が見えるようになった。
願いをかなえてくれるペンダント。願いが叶ったら色が変わると言うペンダントだったが、純が幽霊を見たことで目的は達成されたはず。しかし、色は元のままだった。
純の願いとは? 丈太郎が幽霊が見えるようになったのは……

八重歯&サイドポニー、かわいいいいいいいいいい!!!!!!!
純の願いに関しては大方予想はついていました。なんてプレイ後に言っても信じられないだろうし、だったらさっきの日記にも書いとけよ!と言われるかもしれない。
まぁ、いいや。
予想とは少しズレるが、やはり幽霊好きに関して言及されていた。
ちなみに、声優のヒマリさん。素敵です。

黒木円 cv.青山ゆかり
かしこみ26
UFOと宇宙人を信じる熱血乙女にして、サークル「異文化交流研究会」の創設者。
三年になり引退したと言いつつも、活動には積極的に参加している。
スタイル抜群で日本人離れした美貌を持つ超美人なのだが……全校の学生から「性格さえマトモなら」と惜しまれている。
手当たり次第にSF認定するため、丈太郎は頭を抱えることが多い。

個別ルートでは、円の出生の秘密について言及されている。
キャラ紹介にあるように、円の容姿は日本人のソレではない。実はムハール王国の真の王位継承権第一位の王女だったのだ。
ウルザの父の妹が王様との間にもうけた子どもだったが、大臣達の陰謀により王妃は死に、アイギスのガードに守られ日本にやってきた円だったが、ガードは殺害された。理由は定かではないが、円は生かされたままであり、今の養父母に拾われたそうだ。
今回、円が王女であり、エストの姉であることが発覚した事により、ムハール王国の国王失墜の野望が加速していく。
その事態を知った異文化交流研究会の面々は、ムハール王国に向かう事になった……

恐ろしい事に、本筋予想をはずして、円とエストの姉妹説というバカな話が誤差はあるもののほぼ的中。なにこれ。
まぁ、さておき。
非常にバイタリティ溢れる女性であり、一見すると涼宮ハルヒに見えなくもないが、そこはやはり大人であり、面白がって騒ぎを起こすが、本人が本当に嫌な事はしないし、後輩たちの面倒をよく見る人である。
自分勝手ではあるが、やはり常識の範囲内であるので好感を持っている。
青山ゆかりに関しては、GOODとしか言いようがない。というか、ツンデレ=青山という安易な構想ではないので、好感度ガンガン上昇中。芸幅広いなぁ、青山。

陸奥榛名 cv.如月葵
かしこみ19b
冷静沈着で何事にも動じない天才美少女。丈太郎にとっては後輩にあたる。
いつも何かの本を読んでいる本の虫。
家は神社で、巫女を務めていたりもする。
クールな性格だが口数が少ないわけではなく、むしろ人を混乱させるタイプの饒舌派。
しかも、その口からほとばしる言葉の数々は肺腑をえぐるようなドSワードばかり。

個別ルートでは、榛名に婚約者がいることを漏らす事から始まる。
神社の跡取り娘で、大きな神社のイケメン神官を婿に取るとか。
結婚する事を当たり前に思っている榛名に異文化交流研究会の面々は猛反発。特にウルザは反対していた。そして、榛名を除いたメンバーで結成されたTIF(Team Iinazuke Funsai)が榛名の考えを改めさせるために奮闘しようとするが……

榛名という少女は、自分以外の人間が『異文化』だと言っている。
これは『異文化コミュニケーション』という学問の観点からみれば正解である。異文化という言葉を定義すると広義的なものから狭義的なものまである。その狭義的に捉えた場合では、文化の最小単位は個人である。従って、自分以外の誰かと交流すると言うのは異文化コミュニケーションと言える。余談であるが、山川裕信は「女性が異文化」と言っているが、これも上記の意味では異文化である。さらに余談になるが、コミュニケーションの定義も最小単位では、自分の脳内での考え事もコミュニケーションであるそうだ。詳しい内容は面倒なので割愛する。ちなみに、知らない人とすれ違った場合、お互いに無視するという行為もコミュニケーションである。
さておき。
この娘の場合、物語の終盤まで自分の気持ちに気づいていなかった。
そして、主人公と付き合ってからのヤキモチの焼きっぷりと言えば、超絶可愛い!!
ヒマリさんには申し訳ないが、ストーリー云々置いておいて、この娘が一番かな? ドSワードさえなければ。
しかし、如月葵の芸幅の広さには感服するほかない。

ウルザ・インテクグレートガードナー・マスカ cv.海原エレナ cv.一条和矢
かしこみ37
エストの婚約者であるウルザと、その護衛(アイギス)のガードナー。
まぁ、最初から判っていたが、ウルザは女性ですよ。しかも、主人公と……
共通ルートから個別ルートの冒頭では、だいたい彼女が問題を起しています。そういう意味では重要な人物である。
ガードナーも非常にいい味をだしているキャラである。笑った顔がなかなかチャーミングである。

エリザベス・リース cv.松田理沙
かしこみ76
エストの護衛であるエリ。
エストを心の底から敬愛しており…… まぁ、予想通りですよ。間違っても百合ではないが。
その愛情が過ぎ、円編では不敬罪なんて言葉では済まされないことをしでかしてしまう。
と、まぁ、さておき。
円の件ではあり得ない精度で設定を見抜いた私でしたが、まさかリサ編がないとは思わなかった。ちょっとショックである。

山川裕信 cv.空乃太陽
かしこみ77
2次元大好きで、女性に触れるとジンマシンが出る女性アレルギーで、超美形。無駄な美形。
今作において、最も必要だったか考える人物である。
酷な話、本当にいらなかったと思う。なんせ、何もやってないからね。
いや、美形である事を利用して、色々やったけどね。
空乃でありながら、正宗(キミ声)やジン(プリフロ)や六右衛門(LaB)のような強烈さを感じなかった残念なキャラ。

真島幸太 cv.壬生中将
かしこみ55
遺跡に浪漫を感じるドリル男。
様々な局面で男気を見せてくれる、AXL版稲穂信みたいな。
純編では2人の関係を進展させるために……
本当にいい笑顔ですよ、幸太。今作、最高の一枚に数えられるのではないだろうか。

≪総評≫
前作、『Like a Butler』に比べると笑いの質は落ちてしまったように感じるのは、きっと僕が明石家さんまばかり追いかけてみているせいだと信じたい。
悪い所は特に見当たらない。相変らず、カットインのSDキャラは可愛いし、演出に関しても素晴らしい出来である。
16:9のワイドスクリーンになっており、見やすいし、気のせいなのかソフトも軽い。
全体的に優しい雰囲気になった。殺伐としたシーンもあるが基本的に血は出てこないし、それどころか魅力の一つであるデッドエンドがない。
これは個人的な不満ではあるが、やはりデッドエンドあってこそだと思う。特に王女の暗殺が絡んでくるなら、なおさらだ。また、エンディングがヒロインごとに二つあり、グッドエンドとノーマルエンド。円とエストに関しては、グッドエンドか二股(ムハールではハーレム可なので)エンドである。
これは一つの転換期ではないかと思っている。
メモオフで言うなら…… 想い出にかわる君か、6ではないだろうか。多分後者だな。何か新しい事をしようとしているのではないかな?と。いえ、根拠はないですが。
まぁ、戯言はさておき。
悪くはないが、もろ手を挙げて絶賛の嵐にする程の事でもないと思う。この作品の場合、要ファンディスクな気がしている。
今作に限った話ではないが、王国ひとつを学生だけで救おうというのは土台無理な話である。というか、この手のゲームにリアルを持ち込むべきではないが、限度と言うものがあるだろう。たとえ、王女が2人いたとしてもだ。
とはいえ、面白くなかった、といえばそうでもない。
まぁ、要するにアレだ。ゴメンナサイ、思っていた以上に期待しすぎていたようです。それだけAXLを愛しているので。そのある種の色眼鏡が目を曇らせているのかもしれない。
あ、でも、ファンサービスはばっちりである。
CGの中にも見たことがある人がうようよ。ほぉら、よく見てごらん? エストの後ろに……

かしましコミュニケーション……956pts
 シナリオ…200
 キャラクタ…220
  エスト…200
  純…230
  円…200
  榛名…290
  ウルザ…230
  リサ…200
  幸太…250
  裕信…150
  ガードナー…230
 音楽…200
 システム…100
  +声優補正…236
   青山…250
   海原…300(少年声っぽいのが出来たので驚いた)
   如月葵…200(芸幅の広さに驚いた)
   ヒマリ…180
   壬生中将…250

初心者には少し難しいかもしれないですね。
いかんせん、選択肢が微妙な状態だから(どっちを選んだら、好感度を挙げられるか悩む)。
名作にもなれない、かろうじて良作であろうか。
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