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2016-05-28

ビタースウィート・テイルズ『ビタースウィート・ウォンテッド』  (ネタバレあり)

2016年5月27日 八幡山ワーサルシアターにて(ネタバレあり)

≪あらすじ≫
閑静な住宅街にある一軒のカフェ。
夫を亡くした女主人とアルバイトの青年。
物静かな女、おしゃべりなおとこ、時々、変な女。
雨続きの毎日でも、店の中は晴れたように朗らかな雰囲気。
そこへ一人の少女が現れると、夫婦の抱えていた謎が次第に明らかとなっていく。
そして、雨音が遠くなり……。
「あなたはいつだって一人じゃない。必ずどこかで想ってくれている人がいる。

≪感想≫
自身の死因に実感を持てない、妻であるユウコにしか見えない夫・マサヒロ。
亡き夫とともに開店したカフェを今は一人で切り盛りする妻のユウコ。
ユウコに恋をしている青年、ケイタ。ケイタと張り合う謎の社会人、タクマ。
ユウコにしか見えないはずのマサヒロが見える女、ジュン。
マサヒロのことを知りたがる少女、アヤノ。
本当になんなのか、謎の変な女のミホ。

アヤノの登場により、自身の死因に向き合い徐々に思い出していくマサヒロとはウラハラにユウコの不安は募っていく。
そんな中で、彼女に思いを告げてしまうケイタ。そんなケイタの存在と自身の死因と向き合うマサヒロは、自分は死んだ人間だからと成仏をすることを選ぶ。ジュンのアドバイスを受けて、アヤノの正体を知り、その裏う付けをするタクマ。
最終的には情津することを選び、ユウコもそれを受け入れて進んでいく物語。
ストーリー自体は幽霊モノ、蘇りモノにはよくある系統である。なので、面白さの判別は別れに至るまでの過程が重要である。
物語冒頭に、マサヒロがいないものとして扱われているシーンがあり、これでマサヒロは死人であることが示唆され、開示される。
舞台はこうして二分化される。ユウコとマサヒロのシーン、ユウコとそのほかの人のシーンにわけられる。
そこにマサヒロとジュンのシーンが加えられて、舞台に変化がついていく。またケイタとタクマのドタバタで変調を見せている。
とはいえ、物語はしんみりしてしまうものであるので、男二人のドタバタだけでも単調になってしまう部分がある。
そこで謎の女であるミホ。あの劇中にあって、唯一、夫婦とかかわりのない配役。ストーリーには必要のない人物であるが、舞台に残っている空気を一気にかっさらっていく、ある種の空気清浄機のような役割を持ち、微妙な伏線を回収していく役割があり、トリックスターとしての役割を全うしていた。
だからこそ、飽きることなく見続けることができた。

ワタクシ自身は評論家でも専門家でもないので、偉そうなことを言える立場ではない。
ありがちな素材をうまいことを料理して、非常に楽しむことができた作品である。

T-Riotさんの作品を見るのは、2作品目であるのだが、謎のサングラスの女性が出るのが決まりなのだろうか。と思ってしまうほどである。
またタイミングが合えば、見に行きたいと思える劇団である。
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