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2011-08-21

みんなで作るメモオフ同人 その2

みんなで作るメモオフ小説の冒頭文(初稿)

 「坂江くん。最近、どうしちゃったの? なんだか、ボーっとしてることが多いって、他の先生方も心配してるよ?」
 授業が終わった後に、僕、江坂巧都は担任である星月織姫先生(通称・姫ちゃん先生)に職員室に呼びだされていた。おおよそ教師には見えない身長とその容姿。どうやったって、僕を見上げる格好になるので上目づかいで……可愛い。
 「ちょっと、ちゃんと先生の話を聞いてるの、坂江くん!」
 「は、はい。聞いてます。聞いてますよ、先生」
 「もう、本当にどうしちゃったの? 普段からボーっとしてたけど、最近、本当に輪をかけてボーっとしてるよ。大丈夫? 何か悩み事があるなら――」
 先生が聞いてあげるよ。そう続けようとしたんだろうか。続ける前に、
 「……どうしたんですか。星月先生」
 と、僕のクラスの副担任である南つばめ先生が声をかけてきた。半年ぐらい前……六月に産休に入った先生に代わって非常勤教師として赴任してきている。かりあげ頭と長いもみあげという不思議な髪形と同じく、どこかおかしい教師で僕は嫌いじゃなかった。
 「あ、南先生。実はウチのクラスの坂江くんなんですが――」
 姫ちゃん先生はつばめ先生に僕の事を話だした。簡単な説明を聞いたつばめ先生は僕の顔を見て、ニヤリと不敵に笑った。その瞬間、僕はゾクリとした。生物的な本能と言うのだろうか。何と言えばいいのか……そう、格好のおもちゃを見つけたような、そんな顔をした。
 「それじゃあ、僕はこれで……」
 と、逃げ出そうとした。が!
 「待ちなさい」
 しかし、回り込まれてしまった。な、なんだ!? 一瞬で回り込んできたぞ!?
 僕が目を白黒させている間に、つばめ先生は僕の肩をガッチリと掴んでいた。
 「そうね、ここでは人が多すぎるわね。星月先生、坂江くん。場所を変えましょうか」
 そう言って、つばめ先生は半ば引きずるように僕を連れて職員室から出て行った。

 「寒っ! なんで屋上!? なんで屋上!?」
 僕と姫ちゃん先生が連れてこられたのは学校の屋上だった。師匠も走りまわる師走の寒空の下に連れてこられたと思うと、なんだか滅入る。
 「ここ、風があって気持ちいでしょう?」
 「いや、気持ちいとかじゃないですからね。ただただ寒いだけですから! 冬の風がビシビシ頬を叩いて、もう痛いですからね! 見てください、姫ちゃん先生なんか寒すぎてガタガタしてますから!」
 普段は「もう! 姫ちゃん先生は禁止!」という先生も、さすがに寒いのだろう。完全にスルーしている。当たり前だ。いくら冬服とは言えコートも着ないで外に出るのは賢明な判断ではない。
 が、特に気にした様子もないつばめ先生は、
 「それで坂江くん。何か悩みがあるなら私に言いなさい。さぁ、さぁ!」
 あっれー。つばめ先生ってこんな人だっけ? いつもは「私のする授業は、世界中で最も無益で不毛なもののひとつです」とか言って生徒をドン引きさせてるのに。
 けど、まぁ…… 僕はなんとなくだけど、つばめ先生も姫ちゃん先生も信頼できる気がして――

 僕には幼馴染の女の子がいる。家が隣同士だったこともあり、中学卒業までは腐れ縁のように隣にいた彼女――白石初美。これが僕の初恋の相手。
 中学までは同じだった僕らだけど、高校進学を機に別々の高校に進学することになってしまった。僕は藤林高校、初美は澄空学園へ。そうして僕らの時間は減ってしまった。それだけなら、別によかった。家に帰れば顔を合わせることは出来るし、出来ていた。
 けど、高三の秋口……二か月ぐらい前からだ。彼女の様子がおかしくなったのは。あまりファッションにこだわりがなかったはずなのに、週末になればたくさん買い物して帰ってきたり、十分可愛いのに、その魅力にブーストをかけるようにめかしこんで出かけてみたり。
 たまらず僕は初美に尋ねてみたんだが、彼女は今まで見たことのないような顔で微笑んで……答えてはくれなかった。

 「……というのが、顛末です」
 顔から火が噴き出しそうな程恥ずかしかったが、冬の冷たい空気が頬の熱をさらっていってくれた。
 黙って僕の話を聞いていてくれたつばめ先生と姫ちゃん先生。先に沈黙を破ったのは姫ちゃん先生だった。
 「そっか。坂江くんは、その初美ちゃんっていう娘が好きで好きでしょーがないんだね。青春だねー」
 なんてクスクスと笑っていた。改めて真正面から言われると酷く気恥ずかしくなり、僕はうつむいてしまった。
 「坂江くん、あなた……」
 恥ずかしさからうつむいている僕に声をかけてきたのは、つばめ先生だった。
 「……まるでストーカーね」
 その言葉を聞いた瞬間、僕はその場に崩れ落ちてしまった。
 あぁ、気付いていたさ! なんだか行動だけ見るとストーカーっていうか、もう変質者のレベルだよ。気付いていたんだ、ちくしょう!
 「坂江くん」
 完全に崩れ落ちていた僕につばめ先生は一枚のメモを渡してくれた。
 「?」
 僕は疑問に思いながらも、そのメモを開いてみると、そこにはケータイの電話番号と……
 「風流庵?」
 そこには、風流庵と稲穂信という名前が書かれていた。
 「そこに行って、稲穂信という子に会いなさい。きっと力になってくれるわ。私から電話しておきますから」
 僕は藁にもすがるような気持ちで、その場を後にした。

 ▼ここから先は、みんなで作るメモオフ小説になります。



この冒頭を使って物語を書いてください。
小説形式でもシナリオ形式でも、自由に使って頂いて結構です。
ただし、以下の条件を守ってください。
・メモオフキャラを出してください。
・文字量は1万文字以下でお願いします。全く足りなくても構いません。
※文字量が越えそうであれば、一度相談して下さい

2、イラストレーションズ
メモオフの絵を描きたい方はご一報ください。

3、みんなで予想するメモオフ8
フォーマットを作成中。もう少しお待ちください。

いずれも〆切は9月末になっておりますので、よろしくおねがいします。
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とりあえず……

オリジナルキャラクターは設定を作って公開しておいたほうが……。
書き手に任せるなら任せるで、任せる範囲をハッキリさせておかないと、色々ハードルが高くなるような?^^;
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