--------

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2010-12-22

2010年PCゲームランキング(蒼崎版)

2010年も残すところ、あと10日。
蒼崎真紅的には今年のゲームは打ち止めと言う事で、今年もやりましょう。

2010年PCゲームランキング(蒼崎版)

まずは、評価項目は以下の4点です。この合計点1000点満点が純評価となります。そこに蒼崎の独断と偏見による補正が入ったものが総合得点となり評価が確定します。
・シナリオ(180)
・キャラクタ(197)
・音楽(209)
・システム(69)
※( )内はエントリーされた22作品の平均点です。小数点以下は切り上げ。


シナリオ賞(MAX300pts)
1位:置き場がない!……280pts
2位:黄昏のシンセミア,恋と選挙とチョコレート……260pts 


キャラクター賞(MAX300pts)
1位:置き場がない!……266pts
2位:失われた未来を求めて……263pts
3位:黄昏のシンセミア……258pts


音楽賞(MAX300pts)
1位:輝光翼戦記 天空のユミナFD-Forever Dreams-……300pts
2位:置き場がない,DEARDROPS,リザイン,Hello good-bye……280pts


システム賞(MAX100pts)
1位:かしましコミュニケーション,失われた未来を求めて……100pts
3位:光輪の町、ラベンダーの少女,黄昏のシンセミア……95pts


純評価(MAX1000pts)
1位:置き場がない!……916pts
2位:黄昏のシンセミア……863pts
3位:リアル妹のいる大泉くんのばあい……843pts





総合評価大賞(上限なし)

1位:置き場がない!……1241pts

oki02.jpg
やはり今年は、これが一番でしょう。堂々の第1位!! 2位とは200pts近くも突き放しての1位です。
スッキリとしたテキスト、コミカルなキャラクター、震えるような伏線。どこを取っても優秀な作品でした!
何と言ってもシャノンの可愛さと言ったら!!
今後、この作品を超えるものがあるのでしょうか?


2位:輝光翼戦記 天空のユミナFD-Foever Dreams-……1013pts
ユミナFD16
音楽面で思いっきり引き挙げられている感じはしなくはないですが、それでもやっぱり面白かった!
新キャラの登場が非常に効果的であり、またゲーム性が飛躍的に上がっていたのは高評価。
シナリオも面白かったので、1000点超えは必至かと。
ただ、ダンジョン等が面倒だったのも否めない。


3位:黄昏のシンセミア……963pts
シンセミア01
かしましコミュニケーション(953)を押さえての3位。
非常に奥深い作品でありながら、ギャグも取り込んでいるので優秀である。キャラクターも魅力的であり、サブキャラまで攻略できるいたせりつくせり仕様がグッときている。



≪総評≫
純評価の平均点は657pts。総合評価の平均点は756ptsでした。
正直に言ってしまえば、絶対評価と言いながらもその実は相対評価で合ったのは否めません。判断基準が曖昧すぎたので、どうしても過去の評価との比較になってしまいました。
しかし、今年から導入した評価システム。この評価が今後の基準になるのではないかな?と思っています。
今回算出した平均点以下なのか、そうでないのか……
まぁ、そもそも、今後PCゲームを続けていく元気があるのかどうかが問題ですが。

さておき。

皆さんのお気に入りの作品がランクインをしていたでしょうか?
また、こんなしょぼくれたブログを見に来て、少しでも参考になったでしょうか?
ただゲームレビューに関しては、完全に蒼崎真紅の独断と偏見が入り込んでいるものばかりなので、御不快に思われるかもしれませんが、その辺はご了承願いたいです。

それでは、また2011年にお会いしましょう。

……あ、でも、日記は書きますよ? 見に来てくださいよ?

それでは!!
スポンサーサイト
2010-12-21

Hello,good-bye(※ネタバレ含む)

Hello,good-byeは、2010年12月17日にLump of Sugarより発売されたPCゲームである。


Hello,good-bye 初回限定版Hello,good-bye 初回限定版
(2010/12/17)
Windows

商品詳細を見る


≪世界観≫
『Hello,good-bye』の世界では、日本列島は西半分を「日本合州国」、東半分を「日本連邦」という二つの政府により分断され、両国は100年前から対立関係にある。両国の中間地点には「守乃特別区」と呼ばれる中立地帯が存在する。物語の主要な人物達は守乃特別区に位置する学校「天主堂学院」に通う生徒である。

≪物語≫
「東武カイト」は編入先の名門天主堂学院での彼の名前。
日本合衆国の青年士官である彼は、新しい任務先として守乃特別区の名門天主堂学院に編入するという形で潜入する。
任務内容は「『東武カイト』として振舞え」。
中立地帯と呼ばれる守乃特別区。
歴史の大舞台となり、現代日本において最も注目を集める土地だ。
現地入りしたカイトは調査・把握もかねて町を一通り歩く。
最後に訪れたのは休戦協定の成された記念碑のある公園。
その一角の潜んだ場所に迷い込んだカイトが目にしたのは一面の花畑。
そこには園芸にいそしんでいた一人の少女がいた。
「はじめまして、こんにちわ。んと、時間的には、こんばんわ、かな」
「私の名前は『雪代メイ』と言います。よろしくね」
「貴方のお名前は?」
屈託のない笑顔を向けて自分に名前を問う少女。
彼は何気なくごく自然に『真実』を口にする。
「東武……カイト。ここにいる間は」
彼は気付かない。
このたった一言が、彼の数奇な運命を終わらせることに。
彼の新たな人生が始まったことに。
『素敵なことだと思うの――過ちの原因が愛なら』

≪登場人物≫

雪代メイ(CV.AIRI)
HGB01.jpg
身長:154cm、スリーサイズ:B80/W56/H83、誕生日:5月23日(ふたご座)、血液型:O型、国籍:日本合州国
天主堂学院の中級生。カイトが守乃にやってきた後、高台にある記念公園の花畑の中で出会い、守乃におけるカイトの最初の友人となる。かなり天然風の性格でほのぼのとした雰囲気を持つ。連邦から追われてきた難民たちを支援するボランティア活動を普段から行なっており、近所のお年寄りたちとも仲が良い。実家は裕福であるらしく、お手伝いさんがいるらしい。お手伝いさんは父親よりもダンディーで素敵な男性であるそうで、メイは「オジサマ」と呼んでいる。

早乙女すぐり(CV.九条信乃
HGB02.jpg
身長:161cm、スリーサイズ:B85/W57/H82、誕生日:8月8日(しし座)、血液型:A型、国籍:守乃特別区
メイの親友でクラスメイト。メイからは「すーちゃん」と呼ばれているが、本人はその呼ばれ方はあまり好きではない。明るく活発な性格で、運動神経がいい。いわゆる帰宅部であるが、ハンドボール部など、運動系の部活の助っ人をすることが多い。メイに続いて、守乃におけるカイトの二人目の友人となる。生まれたときから守乃の外に出たことがない。守乃にかつて住んでいた、(本物の)東武カイトとは友人同士だったらしい。

竜胆棗(CV.こゆき)
HGB03.jpg
身長:165cm、スリーサイズ:B79/W58/H84、誕生日:9月12日(おとめ座)、血液型:A型、国籍:日本連邦
カイトを監視するために日本連邦の諜報機関から派遣された中尉の少女で、カイトの転入から一週間後に同じクラスに転入生としてやってくる。言動は一見クールだが、実は極度の恥ずかしがり屋であがり症であり、諜報員には向いていない様子。軍人であるため、カイトと同様に食事のスピードは速い。和菓子や緑茶が好物。すぐりと同様、運動神経が良い。メイからは「なっちゃん」と呼ばれる。カイトのような寮生ではなく、学院と関係ない部屋を借りて生活している。

柊コハル(CV.杏子御津)
HGB04.jpg
身長:146cm、スリーサイズ:B69/W55/H74、誕生日:12月24日(やぎ座)、血液型:AB型、国籍:守乃特別区
カイト、メイ、すぐり、棗より1学年下の初級生(1年生)である少女。学院の女子寮で暮らしている。ある日、街中で男達にナンパされて困っていたところ、偶然近くを通りがかったカイトに助けてもらおうとして、彼の妹のふりをする。その一件以来、カイトのことを「兄さん」と呼ぶようになった。守乃での暮らしが長いため、土地の事情には詳しい。肉料理が大好物。
KEYパーソン

≪評価≫
設定負け、といったところだろうか。
もう面倒だから言っちゃうけど、主人公は未来を視ることが出来る能力者です。しかし、それに気付いていない主人公。オープニングまでは主人公の視た未来の一つである。
それからようやく本編が始まるのだが、何度も何度も同じようなシナリオを読まされて辟易してしまう。もっと夢中になるような面白い会話や出来事があればよかったのだが、ただ淡々と長いだけ。疲れるだけである。しかし、微妙に変化しているシナリオが各ヒロインのルートに分岐していくのだが、選択肢が殆ど存在しないのである。それが是とするか否とするかは議論が必要だが。
とにかく似たようなシナリオをグダグダ読まされた挙句、ようやく最後にキーパーソンとなるコハルの攻略が解禁されるのだが、同様に同文が展開されながらも物語の核心に触れようとする。が、核心に触れるまでが長い!! いや、全体的に見れば短いのだが、それにしたってズルズルと引っ張るのである。極めてどうでもいいヒロインとのイチャラブを延々見せられる方はたまったものではない。
他の方と同様に音楽の評価は高いですが、シナリオがぐだぐだだったのかな?と思いましたね。
なんだか、プリズムリズムで批判したところが、まるで改善されていない気がする。
Lump of Sugarは、この程度だったのだろうか?

≪総評≫
Hello,good-bye……600pts
 シナリオ:100
 キャラクタ:190
  メイ:200 すぐり:240 棗:220 コハル:100
 音楽:280
 システム:30

声優補正をかけようかと思ったが、そんな気もなくなった。
2010-11-29

失われた未来を求めて(※ネタバレ含む)

失われた未来を求めては、2010年11月26日にTRUMPLEより発売されたPCゲーム。


失われた未来を求めて 初回限定版失われた未来を求めて 初回限定版
(2010/11/26)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
21世紀の初めの、秋の内浜地区「内浜学園」は、歴代で最高潮の
盛り上がりを見せていた。
執行部中心に開催される、各文化学会最大の見せ場「総合学会」
新校舎建設と共に、廃校が決まった旧校舎での最後の祭りだった。
ならば当然、各文化学会会長達をはじめ、学生達は総力を挙げて
この最後の文化祭を成功へと導こうとしていた。
主人公「秋山 奏(そう)」が所属する『天文学会』は、何気に校内
屈指の有名人ばかりを擁していた。
そんな「総合学会」が目前に迫った10月01日に、執行部の依頼で
学内の治安維持と学生達の不安解消を引き受けるコトに為った。
しかし、そこには「幽霊目撃情報」、「事故多発区域」、「眠り病」、
など天文学会の前に立ちはだかる、不可思議な事件の数々が・・・

≪登場人物≫

佐々木佳織(cv.有栖川みや美)
失われた03
主人公・秋山奏の幼馴染。家の都合で一緒に暮らしている。非常に家庭的な子で、主人公に好意を寄せまくりである。
声優の有栖川みや美の真髄を見た気がしますね。いやはや。
しかし、そんな彼女は過酷な運命を背負わされることになる。いや、あるいは一番楽なポディションなのかもしれない。

支倉愛理(cv.かわしまりの)
失われた14
主人公と同じ学会に入っている才女。運動神経もいいし頭も良い。空気も読めるし、なにより美人だ。
まさしく天文学会……内浜の最終兵器である。
その天才具合は将来、とんでもないものを生み出すことになる。

華宮凪沙(cv.民安ともえ)
失われた18
学園理事長の親戚とか。いわゆるお嬢様だが、口を開けば毒舌のオンパレード。上品な毒舌だ。お金持ちである彼女に群がる虫を追い払うための手段だった。
実は天文学会随一の巨乳だったりする。

古川ゆい(cv.青山ゆかり)
失われた30
この物語のキーパーソン。
突然裸で現れたり、超天然マイペースだったりと不思議な雰囲気のある子である。

≪感想≫
真っ先に言いたいのは、やはり絵が綺麗であることだ。これがなかなか大切な話で、CGは超綺麗でも立ち絵が雑だったりすることは多々ある。またクオリティを追及するあまりにも動作が重くなることもある。
しかし、今作は立ち絵も綺麗だし、立ち絵も口パクに目パチもあるのだ。単純に瞬きをするんではなく、眉が動いたり、瞳が動いたり。とにかくよく動く綺麗。これだけでプレイ意欲はそそられる。それでいて非常に軽いためにストレスフリーでプレイが出来た。ここには文句なしの二重丸をあげよう。
音楽も問題がないので○。
シナリオ……というよりは、キャラクターになってくるが、彼らの掛け合いは非常に面白かった。

さて、問題のシナリオに関してだが……
各所では『Steins;Gate』に似ていると言われているが、実はそれは私も感じるところがあった。
しかし、Steins;Gateほど骨太の説明があるわけではない。
非常にライトな話になっているとは思う。
あんまりSteins;Gateと比較する意味がない。
僕が問題にしたいのは、無駄な柔道部騒ぎが何度も起こることに、あまり意味を感じなかった。あとは、世界観に関してロクな説明がないような気がしたことだ。
どうにもABHARというメーカーの『水平線まで何マイル?』と世界観を共有している……というか、話に聞けば、時代設定も学校も同じだという。おそらく一切の関係がないのだろうけど、部活の事を学会と言ったり、学園祭の事に関しても説明がキチンとなされていなかった気がするのだ。
単純に僕の見落としがあるのかもしれないが。
あとでもう一度プレイしてみようと思う。

ただ全体を通して見ると、タイトルにもキチンと意味があったし不満点はあまりないと言える。

≪総評≫
失われた未来を求めて……868pts
 シナリオ:200(MAX300)
 キャラクタ:263(MAX300AVERAGE)
  佳織:260 愛理:240 凪沙:270 ゆい:280
 音楽:180
 システム:100
  +声優補正:125
   有栖川みや美:100 民安ともえ:100 青山ゆかり150 加賀美琴音:150

今回は声優補正が大量についている。
通常補正上限を100に設定しているが、青山ゆかりのツンデレ以外のキャラクターというのが気に入ったので150をつけました。また、どこの誰だか知りませんが加賀美琴音さんというのが私のツボをついたので150。
冷静に成績表をつけてみると、キャラクタの部分が強いのが分かる。これはCG等も込み込みの計算である。
やっても損はないが、やらなくても損はないのではないだろうか?
2010-11-26

さくらのしっぽ(※ネタバレ含む)

さくらのしっぽ~さくらテイルファンディスク~は、2010年11月26日にFizzより発売されたゲーム。
さくらテイル』のファンディスクである。


さくらのしっぽ 初回版 ~さくらテイルファンディスク~さくらのしっぽ 初回版 ~さくらテイルファンディスク~
(2010/11/26)
Windows

商品詳細を見る


≪登場人物≫

奄美みかげ(cv.風音)
さくらのしっぽ01

相羽朋乃(cv.桜川未央)
さくらのしっぽ02

リディ・ド・ル・フェーヴル(cv.青葉りんご)
さくらのしっぽ03

若葉凜子(cv.小倉結衣)
さくらのしっぽ04

郁子・リビングストン(cv.姫川あいり)
さくらのしっぽ05

美和文月(cv.まきいづみ)
さくらのしっぽ06

金宮なつみ(cv.雪都さお梨)←NEW
さくらのしっぽ07

≪感想≫
まさしくファンディスクである。
新規ヒロインである金宮なつみを含む7人のヒロインのショートストーリーズに加え、D.D.S(※さくらテイルの記事参照)を利用したストーリー、本編から省かれたボツエピソード、さくらテイルのラジオ。これだけのコンテンツが揃えられている。
しかし、本当にファンディスク状態なので、前作の謎を回収はしてくれなかったり。

≪総評≫
もうファンディスクだもん。評価のしようがないよ。
でも、好きな人はたまらないんじゃないですか?
2010-11-08

恋と選挙とチョコレート(※ネタバレ含む)

恋と選挙とチョコレートは、2010年10月29日にspriteより発売されたゲーム。


恋と選挙とチョコレート 初回限定特装版恋と選挙とチョコレート 初回限定特装版
(2010/10/29)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
生徒数五千人を越えるメガ学園「私立高藤学園」に通う大島祐樹は、幼馴染の住吉千里と食品研究部(ショッケン)に所属していたが、大して目立つ活動もしてなく堕落した日々を過ごしていた故、時期自治生徒会長選挙に立候補する有力候補の東雲皐月が提案する「無実績部活の整理及び廃止」によりショッケンは廃部の危機に陥る。ショッケンの部員は知恵を出し合った末、祐樹を選挙に立候補させ生徒会長にし、廃部を回避しようという案を出し、そして色々と浮き彫りになってきた学園の「問題点」を知り、祐樹は選挙を決意する。かくして祐樹は無謀に近い選挙戦を、そして学園に潜む陰謀と戦う事となった。

≪CHARACTER≫

住吉千里(cv.杜若桔梗)
恋チョコ01
初回プレイでは千里ルートが強制されます
本当は問題にしたいところだが、彼女を攻略しないと他のヒロインとのイザコザの時に消化不良になってしまうからです。
彼女の存在が、数人のヒロインの物語に深く突き刺さっているからですね。
正直、人のことを「所有物」などと言う女は願い下げなのだが……
主人公の幼馴染で、明るくてリーダーシップもとれて人気者。そんな彼女は決してチョコレートを口にしなかった。

木場美冬(cv.鳴坂ありす)
恋チョコ08
千里の親友であり、主人公とも幼馴染(?)である。
幼少の頃、体の弱かった彼女は留年を経験している。同級生たちは彼女を腫れものを扱うように接していたが、そんな状況を打開したのが千里だった。
それから、二人は親友となった。

森下未散(cv.井ノ原理子)
恋チョコ12
今思えば不自然な入部であった。ショッケンの新入部員である彼女。
感情を表に出さない彼女。彼女は主人公にだけはよく懐いていた。猫のようなヒロインだ。

青海衣更(cv.杏子御津)
恋チョコ04
経済特待生。通称ケートク。学校の用意した仕事をすることで学費などを免除されている。彼女もその一人だ。
ケートクは、一部の学生から差別されている。学費の高い学校にタダで入学している。貧乏人。
そんな誹謗中傷のなかでも彼女は明るく笑っていた。

東雲皐月(cv.小夏スミレ)
恋チョコ09
自治生徒会は、治安部、総務部、財務部の三つで構成されている。彼女は財務部の部長だ。
主人公とはライバルでありながらも、毛嫌いすることなく本当にいいライバルとして戦い通した。

≪評価≫
正直に言えば、千里や美冬、紹介はしていないが猿江に門前仲といった登場人物が、非常にウザさを感じてしまった。
猿江や門前仲は、大衆的な立ち位置にいるようなキャラだ。どこまでも他人事であり、長いものに巻かれろ、どっかでケートクを差別しているような、本当の一般生徒。しかし、これらは次第にかわいらしく見えてきたから不思議である。
問題は千里と美冬だ。
千里の過去の境遇などを知れば、時折見せる『歪さ』も理解できる。その歪さも魅力に見える。が、人を所有物扱いするし、他のヒロインとくっつこうとするとヒステリーを起こして、場をひっかきまわす。まるで子どもだ。……あれ? 子どもって考えると、なんとなく許せるような気がしてきた。
美冬は非常に自分勝手で自己中心的な人物であり、彼女の振る舞いが結果として誰ひとり幸せになれないものになっていた。まぁ、自覚している分マシではあったんだが。千里に大恩があるからと、千里と主人公をくっつけようとしたり、他のヒロインとくっつこうとすれば、それをとがめる。大したヒロインである。
しかし、それでも全ヒロインを攻略しようと思ったは、この作品に妙な魅力を感じたからである。
その魅力は一切謎だが、それでも全部やらせるだけのモチベーションを維持させた作品である。

『春夏冬ゆう』という謎のイラストレーター。水彩画っぽい色塗りで非常に魅力的な絵を描く人物だ。一体、どこで拾ってきたのだろうか? この絵も魅力の一つであろう。
いつか誰かが、「結局、一番かわいいのは背景キャラだ」と言っていたのだが、まさしくそれだ。
恋チョコ02
実は皐月を除いて、どのヒロインよりも背景のキャラのほうが気になって仕方がなかった。
背景のキャラを確認するのも一興である。

シナリオや絵で魅せてくれる一方で、私が気になったのはスキップ不可の演出である。
強制的に自動送り状態になり、一切の操作を受け付けない。これを演出と言うのであれば仕方がないが、正直ペースを乱される。
しかし、そんなにダラダラと長い作品ではなかったのは高評価だ。

≪総評≫
恋と選挙とチョコレート……800pts
 シナリオ:260
 キャラクタ:200
  千里:180 美冬:130 未散:200
  衣更:200 皐月:290
 音楽:210
 システム:30
  +絵:100

ある意味、登場人物はリアルだったのかもしれないな。
2010-10-21

星空に架かる橋(※ネタバレ含む)

星空に架かる橋は、2010年10月15日にfengより発売したPCゲームである。


星空へ架かる橋星空へ架かる橋
(2010/10/15)
Windows

商品詳細を見る


≪たび重なる延期≫
みなさん御承知の通り、一年以上発売を延期された作品で非常に有名である。

2009年08月30日発表 2009年12月11日発売予定
2009年11月25日発表 2009年12月11日→2010年02月26日
2010年02月05日発表 2010年02月26日→2010年04月23日
2010年04月12日発表 2010年04月23日→2010年05月28日
2010年05月14日発表 2010年05月28日→2010年06月25日
2010年06月16日発表 2010年06月25日→2010年07月30日
2010年07月16日発表 2010年07月30日→2010年08月27日
2010年08月19日発表 2010年08月27日→2010年09月24日
2010年09月14日発表 2010年09月24日→2010年09月30日
2010年09月22日発表 2010年09月30日→2010年10月15日

あんまり言いたくは無いけど、延期するのはいかがなものだろうか?
この業界全体に蔓延している『延期』。楽しみにしているファンに対して非常に失礼だと思う。
発売日を「これぐらいに出せたらいいなぁ」程度の気持ちで告知しているのだろうか? 無論、業界内部の人間にしかわからないようなしがらみがあるのかもしれない。
とはいえ、一年以上の延期は正直神経を疑う。

≪STORY≫
病気がちな弟・歩の転地療養に付き合う形で山比古町に引っ越した主人公・星野一馬。しかし、町の学園「山比古南学園」への転入初日に道に迷ってしまった一馬は偶然同じ学園にかよう中津川初と出会い学園まで案内してもらうことに。しかし初が進むのは道なき道。足を取られた一馬は誤って初を押し倒し、あまつさえキスまでしてしまう。それを初の親友、日向伊吹に見られてしまったことにより一馬の生活は波乱万丈のスタートを切ることになったのだった。

≪CHARACTER≫

中津川初 (cv.日々野蒔)
星かか01
学園の2年生。一馬が転入初日にであった天真爛漫な少女。一馬にキスされるも、さほど気にしていない模様。山比古町のことが好きで、今の生活が続くことを願っている。

日向伊吹(cv.青葉りんご)
星かか02
学園の2年生で初の親友。一馬と初のキスを目撃したので、一馬を敵視している。弓道部に所属。

藤堂つむぎ(cv.鈴木らん)
星かか06
学園の3年生。「よろづよ」で仲居見習いをしている。おっとりとした性格のみんなの良き相談役。

藤堂こより(cv.桃井いちご)
星かか05
つむぎの妹で、学園の1年生。一人称は「あたい」。やんちゃで正義感が強く、初を押し倒した一馬を成敗するためにあらわれる。

酒井陽菜(cv.森谷実園)
星かか04
学園の3年生で、つむぎの親友。冷静で物に動じない性格。長身でスタイルもいいが、本人にとってはコンプレックス。

神本円佳(cv.いすずあやか)
星かか03
学園の1年生で、地元の神社「木霊神社」の神主の娘。年齢の近い異性が苦手。

≪評価≫
今作の最も注目すべきは、やはり業界初のバイノーラル録音を導入したことである。
かなりざっくりした説明になるが、ステレオから5.1chになったと思えばいい。それもより近い距離で。
どうしても、バイノーラル録音が分からなければニコニコにでも行って探してみればいい。
さておき。
正直、フルバイノだと思っていました。ならば延期も仕方がない、と。違った。殆どがステレオであった。ちょいちょいバイノっぽくもあったが、なんか違和感があったのだ。
エッチシーンの時は完全にバイノーラルに移行するのだが、音質を活かすためなのかBGMはカットされています。
さて、このエッチシーンの時のバイノーラルなのだが、声がくぐもって聞こえる。臨場感があるようにも思えるのだが……
ステレオ時と明らかに何かが変わってしまって非常に違和感がぬぐえない。
今後の課題としては、映像と音声の親和性を高める事と、フルバイノではないのならばステレオとバイノの親和性を高める事あるのではないだろうか。
バイノーラルは要進化ということで。

ストーリーに関して。
どうもこうもなく淡々としていたように思える。
最近、この手のゲームにも飽き気味である私には一切何も響かない作品だったと思う。というか、何かにつけて、この会社の作品とは相性が悪いのだ。
懲りずに買う私も私なのだが。
攻略したのは、つむぎと陽菜だけです。円佳の攻略途中で飽きて放棄しました。
初の若干KYな部分は少しだけイライラしたし、伊吹とこよりの人の話を聞かずに暴力を振るうのはもってのほか。あんまりキャラクタに魅力を感じなかった。

≪総評≫

星空に架かる橋……493pts
 シナリオ:50(MAX300)
 キャラクタ:143(MAX300AVERAGE)
  初:100 伊吹:0 つむぎ:250
  こより:0 陽菜:250 円佳:260
 音楽:150(MAX300)⇒シーンと音楽が合ってない部分があったかな?
 システム:50
  +バイノーラルに対する挑戦:100

原点評価がなかったことを号泣して感謝しろ!!
なんてな。いっそ、White Princessのほうが気持ちがいいぞ?
2010-10-01

さくらビットマップ(※ネタバレ含む)

さくらビットマップは、2010年9月24日にHOOKSOFTより発売されたPCゲーム。


さくらビットマップ Premium Editionさくらビットマップ Premium Edition
(2010/09/24)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
大きな桜に抱かれた学舎。 古くて少し傷の付いた机。
ひっそりとした中に、笑い声の木霊する廊下。 窓を開けると、とても穏やかな風が薫る。
いつか通ったあぜ道も、 何本も線の入った柱も、 はしゃいで泳いだ川も、 豊かに実った稲穂も、 ゆっくり落ちる夕日も、
全てを包み込む、とても優しい町。 そんな懐かしさの入り交じった空気の下で、ゆっくりとした時間を過ごしている。
            ・
            ・
「先生、先生! 大変です、この子●んこついてます!!」
「ちん●? ち、ちちち、ち●こだって!?」

……前言撤回。
非常に申し訳なく思うけど、そんな空気をぶち壊して誕生したのが俺だった。

この町は少々変わっていて、ずっと長い間男子が産まれなかったらしい。
女の中でたったひとりの男子。 昔は色々と大変――

小春 「ふみちゃん、ふみちゃん、ふみちゃ~ん♪」  璃子 「ちょっとお兄ちゃん、今日こそ掃除するんだから」
ゆのか 「ぐくく、おのれ史隆、この恨みはらさでおくべきかぁ~」
千鳥 「史隆さん、今度はどこへ参りましょうか」  鼎 「……また、お話聞かせて」
みどり 「いやぁさすが桧山くん大明神。いつも頼りになるなぁ」  坂崎 「桧山さん。今後ともよろしくお願いいたします」
クラスメト 「桧山くん」  女子大生 「史隆君」  弓道部員 「桧山先輩!」  女教師 「桧山君」  巫女さん 「桧山さん」  女の子 「史隆お兄ちゃん」  旅行客 「若旦那」  女中 「桧山さーん」

――っていうか現在進行形!?

恋が咲くと言われる祭り・恋咲き祭り(こいさきまつり)。
春になると、祭りに訪れる女の子たちで賑やかな田舎町・恋咲き町(こいさきちょう)

この町で、俺は恋をする――

≪キャラクタ≫

水原小春(CV.松田理沙)
SB05.jpg
主人公の幼なじみ、その1。
いわゆる天然系で料理が得意で巨乳。
喋り方が、どこぞの禁書目録に似ているが、似ているのは口調だけで、身体のメリハリはすごい。

桧山璃子(CV.松永雪希)
SB04.jpg
主人公の血の繋がっていない妹。
スレンダー美少女で、弓道部所属。根は真面目だ。が、料理の腕は壊滅的。
どっかで聴いたことのある声と、どっかで見たことがあるビジュアルだと思ったら…… 『SHUFFLEのネリネ』の一言で済む。

泉道ゆのか(CV.青葉りんご)
SB03.jpg
主人公の幼なじみ、その2。
口やかましいツンデレ(?)娘。説明するのもタルいが、主人公が好きだけど、つっけんどんな態度をとってしまう。
俺の熱心なファンなら気付いてくれ。

南条千鳥(CV.篠原ゆみ)
SB01.jpg
THE・箱入り娘(エッチなのはいけません)。
お嬢様です。……他にコメントのしようがない。

室戸鼎(CV.みる)
SB02.jpg
恋咲き神社の巫女さん。
お勤めのために半ば監禁されていたが、学校に登校する事になった少女。見ての通り無口。
どっかで似てるキャラを見たと思ったら、アンバークォーツの智だわ。声的にも。

≪評価≫
HOOKSOFTらしいと言えばらしい、可もなく不可もなくな作りになっている。というか、可もなく不可もなさすぎて、少々退屈に感じてしまった。ヒロイン、登場時点で主人公にべた惚れモードもどうにかならないのだろうか……
たまーに、ニヤリと出来る以外は特に評価が出来る部分がない。
フェアリーライフやハニーカミングは良かったのに残念である。
ただ唯一評価出来ると言えば、コイン王女である。彼女は全ヒロイン中最高であった。
しかし反面、余計なオマケゲームが異様に難しくクリアを断念した経緯もある。

≪総評≫
さくらビットマップ……678pts
 シナリオ:120(MAX300)
 キャラクタ:208(MAX300AVRAGE)
  小春:220 璃子:190 ゆのか:150
  千鳥:200 鼎:200 コイン王女:290
 音楽:230
 システム:70
  +声優補正…100(AVERAGE100)
   松田理沙:100 松永雪希:100 篠原ゆみ:100
  +コイン王女…100
  -おまけゲーム…150

あー、幸村みどり(CV.東かりん)と坂崎奈乃香(CV.桃井穂美)は、EXストーリーで攻略可能です。
……こうやって数値化すると、標準よりも上なんだなぁ。
2010-09-14

リザイン(※ネタバレ含む)

リザインは、シャーベットソフトから2010年7月23日に発売された同人ゲーム。

リザインTop

≪STORY≫
日本有数のハイテク企業連合体・九竜グループだった俺は、婚約者・麻里奈や妹分・さくら達に囲まれて何不自由なく育った。
裏切られ、捨てられたあの日までは……!
女を虜にする「リザイン」の力を得て、復讐のために九竜市に舞い戻った俺は、再会する事になる。従兄弟にして親友・九竜明貴に奪われた彼女達に。
九竜学園生徒会に潜入し、密かに少女たちを性の虜にして進む復讐の計画。
そして九竜の過酷なシステムに抑圧された少女たちの哀しさに触れて、俺は……
いずれ俺は選択を迫られるだろう……!
心を鬼にして悪をなし、少女たちを虜にするべきなのか。
それともさらに悪をなし、より大きな悪を打ち倒すべきか……!?

――取り戻せ、そしてリザインしろ。寝取り型復讐美少女ピカレスク・ロマン登場!――

≪CHARACTHER≫
草薙要
リザイン01
本作の主人公。
非常に頭の回転が速いタイプである。どこぞの主人公みたいである。
彼が悪鬼羅刹になるのか、あるいは――

橘麻里奈(Cv.遥川奈々)
リザイン02
要の元・婚約者であり、彼らの姉貴分でもある少女。
帰って来た要と、今の婚約者である明貴の間で揺れ動く。

月代さくら(Cv.ヒマリ)
リザイン03
気弱な妹分。しかし、妹分でありながらも、彼女の出自は誰も知らない。
最初からいたから、誰も気に留めなかった。

サラ・サリンジャー(Cv.クボタハルカ)
リザイン06
要が転校してきて初めて知りあう女の子。
復讐の外側にいながら、要に利用されるだけの女の子なのか……?

古泉柚希(Cv.このえゆずこ)
リザイン05
要が、とある場所で知り合う女の子。そして復讐の協力者。
情報部門で非常に優秀である。しかし、要のリザインには一度もかかったことがない。

その他もろもろ
リザイン04

その他にも要のリザインにかかった女の子、多数登場。

≪評価≫
全体的にみると面白かったのではないだろうか。ただ、所々荒さが目立ってくる。というよりは、トゥルールートは茶番になってしまう。
終始、心を鬼にすると、素晴らしき悪鬼羅刹コースなのだが、その復讐はどこかブレてしまう。
優しさを見せると、復讐をやめてしまう茶番になってしまう。
私としては、悪鬼羅刹のまま完全に復讐を果たすルートがあってもいいと思いましたね。
なので、世間的な評価と同じで『同人のわりには頑張ったで賞』ですね。

それにしてもライターはよっぽどギアスが好きなんでしょう。所々、そんな匂いを感じ取りました。
だが、リザインに関しての弱点についても良く考えられているので、次に期待しましょう。

≪総評≫
リザイン……908pts
 シナリオ:230(MAX300)
 キャラクタ:223(MAX300AVERAGE)
  麻里奈:200 さくら:270 サラ:210 柚希:210
 音楽:280(MAX300)
 システム:75(MAX100)
  +声優補正:100
   ヒマリ:100
2010-09-10

黄昏のシンセミア(※ネタバレ含む)

黄昏のシンセミアは、2010年7月22日にあっぷりけより発売されたPC用ゲーム。


黄昏のシンセミア 初回限定版黄昏のシンセミア 初回限定版
(2010/07/22)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
主人公の皆神孝介は叔母の岩永皐月からのアルバイトをきっかけにして、故郷である御奈神村へとやってきた。
天女伝説の残る地は幼い頃に妹の皆神さくや、幼馴染の春日いろは達と暮らした場所で、新たに岩永翔子、銀子といった少女達と出会う。 やがて日常の間に、不気味で不可解な事件と遭遇する事になる。

≪CHARACTER≫
皆神さくや(Cv.平山紗弥)
シンセミア01
孝介の実妹。背が高くスタイルもいいが無愛想。兄の事は「兄さん」と呼ぶ。
現在は実家を出て学園の寮で暮らしている。孝介から2週間遅れて御奈神村に来る予定。

音質レベルで成瀬未亜さんと似ているので魅力的。それに加えて、非常に出来た妹なので、普通に欲しい。
主人公との漫才は見ものである。
物語の根幹を担う人の一人。

岩永翔子(Cv.夏野こおり)
シンセミア07
孝介の従妹。気が弱いのか人見知りで引っ込み思案。
クラスメートの高見沙智子とケンカしている様子。

おにいちゃんが大好きな少女。なんだか、優しい気持ちになれる。
この娘も、また物語の根幹を担っている少女の一人である。

春日いろは(Cv.青山ゆかり)
シンセミア04
村にある春日神社の娘。巫女をしている。
神楽舞を勤める祭りの中心人物。孝介やさくやとは幼馴染で、翔子とも仲がいい。

青山だが、ツンデレではないのがイイ。

銀子(Cv.芹園みや)
シンセミア03
本名、住所不明のミステリアスな美女。
性格は明るく思いついた事を何でも口にするため、本心が見えづらい。村の伝承に詳しい様子。

もう、ぶっちゃけ天女の一人だったりする。
それだけに物語の根幹を担う一人。

≪SUB CHARACTER≫
岩永皐月(Cv.柚木かなめ)
シンセミア15
孝介、さくやの叔母で翔子の母親。
温厚で優しく、姉の子供である二人を気にかけている。夏休みに帰郷するきっかけを作った女性で、孝介の初恋の人。

セーラー服を着ているが、一児の母であり人妻。誰にだって若い頃に戻りたい時期だってあるさ。
個人的には母娘丼を期待したのだが、ありません。

高見沙智子(Cv.青葉りんご)
シンセミア08
村にあるタカミ商店の娘。
翔子のクラスメートだが彼女との仲は良くない様子。
昔は仲が良かった節が見られるが仲たがいした理由は不明。

南戸朱音(Cv.遠野枝里子)
シンセミア14
春日神社で働く巫女。
年齢的に上であるため、いろはは彼女を先輩扱いをしている。猫がとても好き。

熱心な蒼崎のファンならお気づきでしょう。
大・好・きです。
ただそれだけでいい。

稲垣美里(Cv.有栖川みや美)
シンセミア09
翔子、沙智子の担任の先生。孝介の幼馴染で、幼い頃にさくやも交えて一緒に遊んでいた。
明るくノリのいい性格で生徒からも好かれている。

みやびんのステルス機能は凄いです。
まったく気付かなかった。

≪評価≫
以前、コンチェルトノート(前作)をプレイした事があったのですが、プレイ環境が良くなかった事もあり、今作にも取り入れられている『フローチャート』というものに、良い印象を抱いていませんでした。
しかし、今回、友人の勧めもあって始めた『黄昏のシンセミア』をプレイしてみて気付いたのは、『フローチャート』便利だと言うことです。早い話が、シナリオ分岐が目に見えて分かり易いということですね。加えて、外伝的な話や番外編などは、『フラグメント』として、フローチャートの外に配置されている。
これだけで、黄昏のシンセミアのシステムの優秀性は理解していただけだろう。

肝心のシナリオですが、メインヒロインのシナリオでは、御奈神村に伝わる羽衣伝説の真相について断片的に語られている。そして、条件を充たすと、皆神さくや編の1年後となるシナリオ『シンセミア』が開放される。この『シンセミア』こそが、全ての物語を一つに紡ぐものとなっている。なので、全キャラクターを攻略する事をお勧めする。

タイトルにもなっている『黄昏のシンセミア』とはよくいったものである。
『シンセミア』とは、麻薬の種類である。この作中に出てくる御奈神村に伝わる羽衣伝説では、天女が帰る時、男に『不老不死』の薬を渡していた。それに目をつけていた時の権力者が男を殺してまで奪おうとした。が、男は不老不死の薬を泉にバラまいたのだった。
村人はこぞって泉の水を飲んだが、誰一人として不老不死の身体を手に入れることが出来なかったのである。
この薬こそが、物語の中心になるものであり『シンセミア』である。
皆神孝介をはじめとする登場人物は、過去の亡霊に振り回されていたのだった。

このタイトルの持つ、もう1つの魅力。それは、サブキャラも攻略出来るのです。
さすがに岩永皐月さんが合意するわけがないので、とある理由から彼女を犯してしまうのですが……
さておき、他のヒロインに関しては結ばれているのです。割と短めのシナリオなので、なんとなく優しい設計である。

≪総評≫
よく作り込まれた話であるので、やってみて損はしないと思います。

黄昏のシンセミア……963pts
 シナリオ:260(MAX300)
 キャラクタ:258(MAX300AVERAGE)
  さくや:270 翔子:250 いろは:250 銀子:250
  皐月:255 沙智子:240 朱音:295 美里:250
 音楽:250(MAX300)
 システム:95(MAX100)
  +声優補正:100(AVERAGE)
    平山紗弥:100 有栖川みや美:100
2010-09-03

涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-(※ネタバレ含む)

涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-は、2010年8月27日にWhirlpoolより発売されたゲーム。


涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-
(2010/08/27)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
主人公、瀬川彰人の住む御代街には、古くから、土地神と精霊に守られたという伝説がある。今でこそその伝説を信じる人はいないが、その伝説に基づいて始まった土地神祭は、10年に一度、街にとっての一大イベント。 今回の祭りは、瀬川彰人が祭りの神官、幼馴染の捺菜が代替わりする新たな巫女と決まり、彰人にとって、今までとは違う特別な祭りとなるであろうことは、疑いようもなかった。 そんなある日、見たこともない生物を彰人が見かけたのをきっかけに土地神と出会い、その土地神から聞かされた話によって、彰人はこの街の真実の一片に触れることとなる。

≪キャラクタ≫

椿捺菜(cv.遠野そよぎ)
melt003.jpg
彰人の幼馴染でクラスメイト。彰人の隣の家に暮らしており、彰人の部屋にはいつも窓から入ってくる。料理は人並だが、彰人には大受けしている。とある事件がきっかけで水恐怖症に陥り、現在は大分平気になったが発症した当時は水を見ただけで気絶し、飲料水ですら点滴で済ませていたほど深刻だった。今でも川などで大量の水を見たり、冷たい水を手足にかけられたりすると真っ青になってしまう。当然泳ぐことは出来ない。運動は得意ではないが、彰人と同じく成績はかなり良い。
3年前に土地神祭の新たな巫女に選ばれたことで、これから巫女を引退するまでずっと森で暮らすことが決定している。捺奈が巫女に選ばれたという事実は彰人などごく一部の関係者にしか知らされていない。

この娘のカチューシャの飾りは重たくないのだろうか? そんな疑問で気を取られまくったが。さておき。
非常に重要なキャラクターでしたね。それに可愛いし。まぁ、結構雑な感想しかないのは後述。

榎本佳華(cv.五行なずな)
melt001.jpg
彰人や捺奈のクラスメイト。土地神信仰に関する研究が趣味の、男勝りな性格の女の子。学生のメインキャラクター全員が所属する郷土史研究部の現部長。部長だけあってやはり御代町の郷土史にはとても詳しく、それに関する本はほとんど読んでいる。捺菜の親友で、彰人たちの抱える秘密を強引に聞き出してしまう。歴史や古文は得意だが、英語や数学は苦手でテストで赤点をとることもある。御代街の隣にある町から電車で通学している。

まさか、そこまで伏線を張られていたのか……と、後から気付かされた。さておき。
この手のヒロインが一番苦手である。我が強く手段を選ばないというか…… それでいて、悪い娘ではないから始末に負えない。ホント、苦手なヒロインでした。

楸木原羽衣(cv.みる)
melt005.jpg
病気がちの妹と引っ越してきた1年生。礼儀正しいが実はちょっぴり腹黒い。購買でのパンの争奪戦に参加するもあえなく上級生たちに弾き飛ばされ宙を舞っているところを彰人に助けられた。彼らに誘われて郷土史研究部を見学し、首から下げているペンダントが昔使われていた神具に似ているということから佳華に誘われ、郷土史研究部に入部する。彰人と同じく、両親は仕事の都合で遠方に赴任中。妹の力になるために医学書を読み漁ったことから医療知識も豊富。

最近、少しだけ腹黒キャラが愛せるようになってきました。……姉妹丼なんか期待してないんだからね!! さておき。
ホント、こういう後輩だったら良かったのにね。ホント…… ちくしょう、泣いてなんかないんだからね!!

柊月音(cv.松田理沙)
melt002.jpg
お茶を淹れるのが得意な、郷土史研究部の先代部長である3年生の女生徒。佳華が入部してきて早々、彼女の熱意に感銘し、部長の座を譲り渡した。珍獣ショコラを飼っているが、犬と言い張っている。非常に頭がよく、常に学年トップの成績を誇る。とてもおっとりした性格の癒し系でいつも丁寧な言葉で話す。

77の常葉美紀のタイプかと思ったが、違うようだ。普通に優しいお姉さんでした。
しかし、先入観というのは恐ろしいもので、可愛いと思うんだけど愛せなかった……

(cv.海原エレナ
melt011.jpg
精霊が住んでいる禁足地と言う場所で精霊たちと暮らす土地神様。人との接触はできるだけ避けているが、現代の文化には興味があるようで、特に現代のお菓子が大好き。ある理由から言葉を発さず、念話と呼ばれるテレパシーに似たようなもので会話するが、基本的には聞くことができず、彰人たちが涼と話すときは念話を聞き取ることができる捺菜に通訳をしてもらっている。

そう、僕はこの人に夢中だった。夢中だったのだが、攻略には制限がかなりかかっていたので、苦しかった……
そして、物語の根幹を担うのが彼女である。やはり……いや、ここから先は、まとめで使おう。


≪評価≫
全3部9編構成って所だろうか。
通常営業で涼を除いた4人を攻略する事が可能です。その後、ヒロイン攻略後に『絆語り』が開放されます。アフターストーリーと伝承にあった時代を語る物語ですね。アフターも重要ですが、これ以上に、伝承編が重要です。
通常営業中に散りばめられていた伝承を見ることができるのですから。
そして、4人の『絆語り』が終わると、最後に『神語り』が開放され、涼を攻略することになります。
全ての物語を総括する重要な物語であり、その始まりも見ることができます。

こういったスタイルは以前からあったと思います。ヒロインを全員攻略すると、トゥルーエンディングが見れるようになるといった具合ですね。
当初は、面倒に思っていたのですが、なんとなく分けた理由がわかった気がします。
これは個人的な意見ですが、この手のゲームは長いんですよ。すげぇ長い。ヒロイン一人攻略するのに、どんだけ時間がかかるかわかったもんじゃない。まぁ言い過ぎですが。
それを二部構成にすることで、例えば捺菜の攻略中に羽衣が良くなってきても、長くは無いからすぐに移ることが出来る。こうすることで、プレイヤーのモチベーションを維持できるのではないだろうか?
……まぁ、想像でしかありませんが。
ただ、問題があるとすると、涼を攻略したかった僕の気持ちは最後までないがしろにされてしまうのですが。

それに分割する事で情報を整理しやすくしているのではないだろうか?
また、情報の整理という意味では、『TIPS』という、いわゆる辞書機能が備わっているので判り易くできているのではないだろうか?

≪総評≫
問題があるとすれば、問題が簡単に解決しすぎることである。吃驚するぐらいあっさりである。僕の書いている小説ぐらい簡単に解決されてしまうのだ。色々と事情があるのだろうが、あれほど簡単に解決されると拍子抜けをしてしまうので、せめて佳華の絆語りぐらいの臨場感は欲しかったですね。
ただ、多くバラまかれた伏線の回収は見事でした。
そして、やはり『Whirlpool』は神さまと結ばれるのがお好きなようだ。


涼風のメルト -Where wishes are drawn to each other-……826pts
 シナリオ:250(MAX300)
 キャラクタ:216(MAX300AVERAGE)
  捺菜:220 佳華:180 羽衣:200
  月音:200 涼:280
 音楽:200(MAX300)
 システム:60(MAX100)
  +声優補正…100(海原エレナ…100)

いちおー、絶対評価です。

あ、こわもた遙華さんも健在です。
melt007.jpg

それにしても、『涼風のメルト』とは上手いタイトルだと思った。
2010-07-13

2010年上半期PCゲームランキング(蒼崎版)

2010年も既に半年が過ぎました。
この半年で私がプレイしたゲームの数は15本。内、レビューを書いたのは14本になります。
今回はレビューを書いた14本を数字で振り返って行きましょう。

シナリオ賞(MAX300)
1位 置き場がない! 280pts
2位 輝光翼戦記 天空のユミナFD -Forever Dreams- 250pts
同  リアル妹がいる大泉くんのばあい 250pts
3位 暁の護衛~罪深き終末論~ 230pts


キャラクタ賞(MAX300)
1位 置き場がない! 266pts
2位 DEARDROPS 238pts
3位 暁の護衛~罪深き終末論~ 237pts


音楽賞(MAX300)
1位 輝光翼戦記 天空のユミナFD -Forever Dreams- 300pts
2位 置き場がない! 280pts
同  DEARDROPS 280pts
3位 リアル妹がいる大泉くんのばあい 270pts


システム賞(MAX100)
1位 かしましコミュニケーション 100pts
2位 光輪の町、ラベンダーの少女 95pts
3位 Se.きらら その他3作品 90pts


純評価賞(MAX1000)
1位 置き場がない! 916pts
2位 リアル妹がいる大泉くんのばあい 842pts
3位 DEARDROPS 808pts



総合評価賞(MAX上限なし)
1位 置き場がない! 1241pts
oki02.jpg
キャラクターが非常に魅力的であり、また演出も伏線も高品質。プレイにストレスを感じない愉快なテキストが高評価。
またプレイをしたくなる作品である。

2位 輝光翼戦記 天空のユミナFD -Forever Dreams- 1013pts
ユミナFD01
こちらも1000点超えの名作。劇中歌(?)も素敵であった。
ただ、ダンジョンが面倒で仕方がない。

3位 かしましコミュニケーション 956pts

かしこみcd0
当初は1位になると予想していた作品であるが、1位と2位が秀逸だった。
AXL作品としては新しい息吹を感じたので、これからもがんばってほしい。
2010-06-25

クドわふたー(※ネタバレ含む)

クドわふたーは、2010年6月25日に発売されたPCゲーム。


クドわふたー 初回限定版クドわふたー 初回限定版
(2010/06/25)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
kudo02.jpg

≪CHARACTER≫
kudo01.jpg

能美・クドリャフカ
前作であるリトルバスターズにおける人気No.1らしい。

直江理樹
前作から引き続き主人公。中性的な顔をしているが、男。

有月椎菜
いいですかーー? これに手を出したら犯罪ですよーー。という年齢の少女。新キャラ。
今回の物語の序盤のキーパーソン。

有月初
椎菜のお姉さんで、クドらの同級生。名前は……これであってるんだろうか?
真面目、というよりは酷く現実的な娘。

氷室憂希
クドがロシアに居た頃に知り合った若き天才。
併設校から夏休みの間、実験のためにやってきた。
天才だけに非常に自由な人である。

二木佳奈多
やったあああああああああ!!!
かなたーーーーーーーーー!!!
ひゅうううううううううう!!!

あーちゃん先輩
声なし⇒声あり⇒立ち絵あり。ここまでやってきたのは、あーちゃん先輩。
初めて見た。

≪評価≫
……そもそも、そんなにクドが好きじゃなかった。と、買ってから後悔。まぁ、6000円ぐらいだし? 里子に出せば、ある程度は戻ってくるだろう。
さておき。
彼女に思い入れも何もないから、特に楽しんだ覚えはない。
が、佳奈多が出ているだけで随分と救われたように思える。
シナリオも泣ける要素は、私自身そんなに感じなかったように思える。

≪総評≫
クドわふたー:568pts
 シナリオ:130
 キャラクタ:198
  クド…150 椎菜…160 初…180
  憂希…200 佳奈多…300 あーちゃん先輩…200
 音楽:190
 システム:50

さすがに『クドわふたー』と銘打っている以上は、他のキャラを攻略するわけにはいかない。
やったらやったで、メモオフ6NRの結乃と同じような結末が待っているからね。
ただ、やはりクド好きの皆さまは、プレイしてみれば満足するのではないでしょうか?
2010-06-25

光輪の町、ラベンダーの少女(※ネタバレ含む)

光輪の町、ラベンダーの少女は、2010年6月24日に発売されたPCゲーム。


光輪の町、ラベンダーの少女 初回版光輪の町、ラベンダーの少女 初回版
(2010/06/24)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
初夏。
都会にある普通の町だった。
おれ――宗介――は、つまらない学園生。
平凡な進学校に、とくに取り柄もない四人がいる。
隣に住む幼馴染(もちろん朝起こしに来る)
ロゥーリーなボケっ子(もちろん動物と会話しだす)
金持ちのツンデレ(もちろん金髪ツインテール)
ド近眼の風紀委員(もちろんメガネをかけたら……)
これはもう、ドタバタ学園ラブコメディに違いない。
パンチラしか期待していなかったおれやあんたの前に、しかし現れてしまったのだ。

「私だって、泣きたいんだ……」

長い、黒い、髪が、悲しみに、揺れる。
ヒカルと名乗った少女は、めちゃめちゃに強かった。
強いのに、弱かった。
みんな、一人だから、もろかった。
だからおれは、おれたちは、絆を求めた。
求めて、しまった……
ラベンダーの香りが、ほのかに鼻をくすぐった――。

≪CHARACTER≫

桜木ヒカル
ラベンダー01
宗介たちの学園に転入してくる謎の美少女。チンピラ20人を簡単に叩きのめせるほどの剣術の使い手。しかし、今は剣術を封印している。
剣術しかしてこなかった少女ではあるが、料理は得意であった。
きゅうりが好きだった。もはや、きゅうりだけで満足するような女であった。
そんな彼女が剣術から手を引いたのは……。

鈴木はるか
ラベンダー02
隣に住む幼馴染(もちろん朝起こしに来る)。
家は八百屋で、病で倒れている父の代わりに店を切り盛りしている。
明るく社交的な存在である。お節介も多々あるのだが、彼女の言葉には熱意がなかった。
モブキャラ以外で鈴木って名前もなかなか見ないな。

佐田リコ
ラベンダー04
ロゥーリーなボケっ子(もちろん動物と会話しだす)。
友達など必要ない。彼女には動物と話す能力があった。果たして、会話できるのと仲良くなるのが同一ではないのだが。
さておき。
そんな彼女には動物がいるのだが、宗介との会話の中で寂しさを覚え、友達を作って行く。
ただ、その言葉の中には嘘が多く含まれていた。

神山レイカ
ラベンダー03
金持ちのツンデレ(もちろん金髪ツインテール)。
金持ちのお嬢様。しかも頭が悪いときているので、始末に負えない。
信じられるものはお金だけ。お金で繋がった契約だけであった。
そんな彼女がどう変わって行くのだろうか?

沢村アキナ
ラベンダー05
ド近眼の風紀委員(もちろんメガネをかけたら……)。
眼鏡をかけたら、超強気な関西弁女になります。
とにかく真面目である。その真面目さの先にあるのは、薄暗い感情である事は誰にも解らなかった。
そんな彼女が目指したものに、価値があったのだろうか?

≪評価≫
最初に言っておく。4章の手前で「やられたっ!!」と思ったが、それ以上のことはなかった。
『車輪の国、向日葵の少女』の続編だとか言われているが、世界観を同じにしているだけで明確に続編ではないだろう。シリーズと言ってもいいかもしれない。前に登場した出来事や人物の名前が、ちょっとあがってくるだけである。
さて、それがわかっているうえで「やられたっ!!」と感じたのは、完全に視線を逸らされていたからだ。
進学校からすれば、不良である宗介は厄介者である。そんな彼が少しでも問題を起せば、即退学に陥るのだが……。
妙な流れで、『剣術部』を作らないと退学になってしまうという流れになった。元々あった剣術道場が取り壊されるまでに、剣術部を作る。
そういった目標のせいで完全に目を逸らしてしまった。
あとは、主人公に立ち絵がないというフォーマット、巧妙に自然なCGのおかげで見過ごしてしまった。
この二点においては絶賛できる。が、やはり期待が大きいだけに落胆も大きかった。
単純に「剣術部再建わーい」だけなら、適当なレビューを書いてオシマイ。なのだが、先述のとおり、やられたっ!んだよ。
でも、やっぱり、やられたっ!だけなんだよね。
その先は正直、ダラダラしている、とはいわないけど、面白さがなかった。
評価できるのは、『彼』の怪演ですね。あれは凄まじかった。だからこそ、ミスリードを呼びこんだのかもしれません。

≪総評≫
光輪の町、ラベンダーの少女……838pts
 シナリオ:170
 キャラクター:190
  ヒカル…200 はるか…180 リコ…150
  レイカ…210 アキナ…210
 音楽:200
 システム:95
  +声優補正:183
   海原エレナ…150 佐本二厘…150 本多啓吾…250

なんだか色々惜しい作品である。車輪の続編を謳うならば、もっと吃驚ドッキリを幾重にも張り巡らせるべきだった。
今回の評価には声優補正が入っているので、少々高めに設定してあるがそれだけだ。
滅多に男の補正は入れないが、入れるだけの価値はあったと思います。
2010-06-21

DEARDROPS(※ネタバレ含む)

DEARDROPSは、2010年6月18日にOVER DRIVEより発売されたゲーム。


DEARDROPSDEARDROPS
(2010/06/18)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
菅沼翔一は若くして才能を発揮し、海外のオーケストラで将来を嘱望されたヴァイオリニスト、だった。
とある事情で、その楽団での居場所を失うまでは……。
音楽家としての道を閉ざされたと感じた翔一は、自分の愛器であるヴァイオリンをも手放し、
失意のまま帰国するものの、オーケストラ追放と楽器を勝手に手放したことで親の逆鱗に触れ、
勘当同然の身となり、行く当てもなく無為に過ごす。
そんな折、ひょんなことからライブハウスに住み込みで勤めることになった翔一は、
自分の知らなかった「世界」に触れることになる。
--------------------------
まったく違う場所で、それぞれの「生き方と音」を主張し続けてきた不器用な人間たちと出会い、
呼応することで、バラバラな人生の線は絡み合い、絆となって未来への道標となっていく。
翔一と運命の出会いを果たす仲間たちは、 過去や試練を乗り越えることで、
個人として、バンドとして、どのように成長していくのか……。
「ライブハウス」という場所で新しい音楽を通じ、
新しい世界を広げ、 高みを目指す青春+ロックンロールの物語。
いままでのOVERDRIVE作品のバックボーンは残しつつも、
別のベクトルからデザインした新スタイルで群像劇を描く最新作がこの「DEARDROPS」である。

≪CHARACTER≫
菅沼翔一
DD07a.jpg
幼少のころからヴァイオリンを学び、その才能に甘んじない努力を重ね、実力を伸ばす。
エントリーした国際ヴァイオリンコンクールで優勝し、一躍ヴァイオリン界で脚光を浴びるようになる。
その後、海外へと音楽留学し、ドイツのオーケストラに所属するも、とある事情で退団させられ、帰国。
そのため家族から勘当同然の扱いを受け、となり、行く当てもなく無為に過ごす彼に手を差し伸べたのが、
幼馴染のかなでであった。
かなでの父・貞夫が経営するライブハウスで住み込みのバイトとして新しい生活を始める翔一が、
運命に導かれるように出会ったのが今まで知らなかった「ロック」と言う音楽、「ギター」という楽器だった。
成り行きではじめた新しい音楽の道だったが、いつしか彼は仲間とともに、時には悩み、時には壁を乗り越え、
新しい高みを目指していく。
ちなみに海外生活が長かったせいか、ちょっと感性や常識が一般人とずれている。

芳谷律穂
DD04.jpg
本来は才能や努力への真摯な姿勢、そこから生まれる「魂」に心を揺さぶられる、素直で感受性の高い女性。
そのハスキーで伸びやかな歌声は、聴くもののハートを殴りつけるようなインパクトを与える。
まさに「歌姫」と呼ぶにふさわしいヴォーカルはまさしく天賦の才と努力の結晶だ。
だが彼女自身が一切の妥協を許さないスタンスを貫いていることと、壊滅的なコミュニケーション能力の低さが、
モラトリアム的な人生を送っている周囲の人間とは相容れないため、周囲からは独善的かつわがままと思われており、一部の人間からは敵視すらされているようだが、本人は自分の興味対象以外にはまったく無頓着なので、
日常にあまり支障は来たしていないようだ。
彼女の夢は世界に自分の歌を響かせること。その夢はあまりにも途方もない道のりの果てにあるのだろうが、
彼女の信念は揺ぎ無い。
いつか辿り着くその日まで、諦めはしないだろう……が、作詞の才能だけは皆無のようだ。

大場弥生
DD06.jpg
初対面の相手やライバル的認識の相手(律穂など)には高飛車、上から目線、毒舌とツンツンした態度で接するも、
その仮面の下の常識人かつヘタレ気味な性格がバレているのか、女王様キャラになりきれない不憫な子。
ただ、Rock'N'Rollとギターにかける情熱と根性は人並みはずれたものを持っており、
それは自他共に認めるところだ。彼女にとって"ギター"はすでに自分の一部であり、
その入れ込みはすでに信仰心に近いものがある。
それがたとえ他人が持っているギターであってもその扱いをおろそかにしたり、
演奏に対して妥協をすることは信仰への冒涜となり、その相手に神の代理人として制裁を下す。
またギターを愛するあまり、レアなカスタムギターなどを見ると隅々までチェックして意匠を汲み取りながら
恍惚としてしまったりする「ヘンタイ」でもある。
ロックを知ったことで常識の檻を飛び出したい……そんな彼女の明日はどっちだ?

珠野りむ
DD05.jpg
幼少のころからプロミュージシャンの実父にドラムを遊びとして仕込まれ、血筋が現れたのか才能をメキメキと伸ばし、その結果、若くしてベテランのキャリアとテクニックを身に付けた女ドラマー。
そのトランジスタグラマーな外見からは想像もできないような演奏能力は脅威の一言。
だがプロのドラムを聞いて育ち、結果的に英才教育を施され若くして高い技術を持ってしまったがゆえに、
自分と近い世代のセッションに満足できず、情熱を持つこともなくその技術を持て余していた。
また若くして実父が家庭から去り、残された母が再婚することとなったときに、
「自分は必要とされていない」と考えるようになる。
そんな中で翔一たちと出会い、仲間と演奏することで理想の音が出ることを知った彼女はドラムへの情熱を取り戻す。ただ非常に気まぐれで人の話を聞かない、約束をすっぽかすなど周囲の人間をやきもきさせる奔放さは、
その寝癖ヘアとあいまってまさに「ネコ」だ。

桜野かなで
DD02a.jpg
「ライブハウス696」のオーナー、貞夫の娘であり翔一の幼なじみ。
帰国したものの行き場の無い翔一に声をかけ、696での住み込みのバイトを提案する。
幼い頃から翔一への恋心を抱いてはいるものの、若くして世界的な音楽家として脚光を浴びた翔一に対して
「自分には釣り合うようなものがない」というコンプレックスを持ってしまい、告白へ踏み切れないままでいる。
彼女自身はひそかに「自分の歌」を表現したいと考えている。
そしてその秘めた才能はかなり高いスペックではあるのだが、自信の無さが災いして夢へ進むことが出来ずにいる。
翔一への好意もあるのだが、基本的に困っている人を放っておけない優しい性格。
そのためか悩みを相談されたり、頼みごとをされると断ることが無い。
だがその内面には強い芯も持っており、音楽や仲間に対しての偏見などを見過ごすことができない。
その強さが、夢への原動力になることはあるのだろうか?

権田英嗣
DD03.jpg
ライブハウス696の常連であり、この界隈のバンド関係者間ではちょっと名の知れたベーシスト。
知られているのはそのベースの腕前と、トラブルを起こしやすい気性の荒さ、
過去にいくつものバンドで揉め事を起こしては脱退していること。
最終的にはバンドに参加することをやめてしまったフシがある。
だが696に併設されているスタジオには足しげく通い、練習に性を出していることからも、
音楽へかける情熱は並々ならぬものがある。 常に一匹狼として行動していることもあり、
その素性は謎に包まれている。そのメタボなボディと風体から年齢は30前後、過去に人を殺した、
警察沙汰になったことも多数、ステージに上がれば必ずケンカが起きるなど、
いいウワサはどうやら流れていないようだ。
ロックとベースには哲学を持っており、時にはそれを語って聞かせることもあるなどシブい面もあるが、
よくよくしゃべってみるとさまざまな意味で"バカ"な面もあるようだ。

≪評価≫
どの作品にも在るのが、メインヒロインと呼ばれる人だ。確かに攻略対象と呼ばれるキャラは、4~5人はいる。しかし、物語の根幹を司るのは常に1人。多くても2人である。以前の作品と世界を同じにすれば、それが特に顕著に表れる。
そういった意味では、この作品も、ハッキリとその色が出ていたと言える。この作品で重要なのは、『かなで』と『律穂』なのだ。残りの2人のシナリオの短さは、少々残念に感じてしまった。
さておき。
このメーカーのゲームは音楽を題材にする事が多い。それは、社長自身がロッカーだからだろう。それだけに、作品には妙な説得力があったと思う。
『理想』と『現実』、『夢』と『将来』、『過去』と『未来』。
そういった簡単には交わらない二つの間で、彼らが葛藤を繰り返す。個性が強すぎるバンドの『DEARDROPS』のメンバーは、本当に考え方がバラバラだ。
律穂はプロになって生涯歌って暮らすと言う。しかし、作中で権田を始めとした大人達は、自分達がやりたいことだけが出来る世界じゃないと言うが、彼女はつっぱねる。「甘くないのは知ってるけど、私は大丈夫」と言う彼女は、大人びているようで、やはり解っていないのだろう。熱意だけが先行してしまっている。何処かで聴いた話で、うろ覚えだが、スイッチの話がある。天職スイッチだったと思う。『熱意』『環境』『才能』の三つが作動しない限り、それは天職と呼べない。今の彼女は、『熱意』と『才能』のスイッチが入っている。いや、『才能』の面は少し怪しいのだが。あとは『環境』なのだが、これは熱意がスイッチを入れにくくしていた。バンド一本に出来ない弥生の態度に腹を立ててしまっているからだ。そういった、環境を整える能力が欠如しているから、大人になりきれないのだろう。『今』を大事にしすぎて『将来』を楽観……見ないようにしている。
逆に弥生は『将来』を悲観……不安に思っていて、自ら道を狭めることはしなかった。そういった意味では、律穂よりも、ずっと大人に見えるのだが、僕らのような一般な人から見れば『普通』に落ち着いている。きっと、製作者側も、そういった皮肉をこめて、彼女を『普通』と呼んでいるのだろう。だからこそ、彼女の存在は必要だったのかもしれない。
りむは…… 自由奔放すぎて素直で、まだまだ子どもである。
かなでは、物語の根幹を担う、もう1人だ。彼女も普通の娘であった。しかし、『環境』と『才能』が彼女を演者の道へ誘った。そして、亡き母の夢を引き継ぎ『熱意』をも手に入れた彼女は、まさに歌手は天職だったのだろう。だが、メンタル面が弱すぎた。このネット社会において、どうしても演者にダイレクトに誹謗中傷が伝わってしまう。それだけに彼女は、大きな障害を抱えることになった。
律穂とかなではお互いにアンチテーゼのような立ち位置である。
だからこそ、翔一という主人公から二つの側面の物語を見ることが出来たのだろう。
大満足とは言えないが、プレイ後の感じは悪くはない作品であった。
……弥生とりむのシナリオは、突貫工事にしか思えないのだが。

≪総評≫
DEARDROPS……808pts
 シナリオ:210
 キャラクタ:238
  かなで:260 律穂:230 弥生:230 りむ:210
  権田:250 翔一:250
 音楽:280
 システム:80

やはり、バンドものを扱っているだけあって、音楽の力の入れようはすごい。ここで音楽を評価せずになにを評価しろと。
それにしても…… 雪村加奈子さん。寂しい独身女。あんなに妙な薄幸感があると、グッと来ますね。同時に、世の女性がジャニーズに夢中になるのかがよくわかりました。考えを改めましょう。
ジャニーズ好きの女は、好きになれずとも毛嫌いはしません。
でも……









































ジャニーズは大っ嫌いだけどな!!
2010-06-08

リアル妹がいる大泉くんのばあい(※ネタバレ含む)

リアル妹がいる大泉くんのばあいは、2010年5月28日にALcot Honey Combより発売されたPCゲーム。


リアル妹がいる大泉くんのばあいリアル妹がいる大泉くんのばあい
(2010/05/28)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
世の中には、2種類のお兄ちゃんがいるという。
現実の妹に絶望し、ゲームでも妹には萌えられなくなったお兄ちゃん。
そして現実の妹に絶望したからこそ、ゲームの世界で理想の妹を求めるお兄ちゃん。
この物語は、そのうちの後者。
現実の妹に「キモイ」「ウザイ」と虐げられ、美少女ゲームの妹に理想を求めた、
どこにでもいる平凡なお兄ちゃんの、血と汗と涙とその他もろもろの汁を元に綴った記録である。
主人公・大泉涼は、これまで数々の美少女ゲームで妹を愛してきた生粋のお兄ちゃん。
そんな彼が、とあるゲームの妹に心を奪われた。
大好きな声優、大好きな原画家、そしてお兄ちゃんのためならちょっとエッチになってしまう妹。
だが、現実(リアル)の妹である栞はそうしたゲームに熱中する兄を、汚物を扱うような目で見る。
ゲームの妹――麻衣ちゃんは、兄をそんな目で見たりしない。
一緒にお風呂へ入ったり、手をつないで登校したり、すべてが現実とは違う。
そんなある日の夜、涼は不思議な夢を見る。
可愛い声で「お兄ちゃん」と呼ぶその子は、先ほどまでゲームで愛し合っていた理想の妹、麻衣であった。
そして翌朝、さらなる不思議現象が涼を襲う。
「お兄ちゃん、起きて。ねえ、お兄ちゃん」
軽く体を揺さぶられ、
重い瞼を開くと、そこには――
「おはよう、お兄ちゃん♪」
「ま、麻衣ちゃん!?」
馬乗りになって自分を起こしていたのは、ゲームのキャラそっくりの女の子であった。

≪登場人物≫

大泉涼&妹尾彰
大泉01
左の眼鏡が、今作の主人公である大泉君である。
見ての通り、眼鏡が良く似合うイケメンである。そんな彼も妹ゲームを嗜む変態(紳士)である。
右が涼の親友である彰くん。彼も妹がおり、現実から逃げる為に妹ゲームに走った変態(紳士)である。

大泉栞
大泉05
リアル妹。過去の事件をキッカケに、大好きなお兄ちゃんと距離を取っている。

大泉麻衣
大泉03
バーチャル妹。涼が消すに消せないエロゲの非攻略キャラがリアライズした。
その超常的現象は何者かの陰謀があるようで、麻衣自身、それを知っているかのようである。

妹尾美紀
大泉04
親友の妹。兄貴をゴミクズ扱いする割には、同類である涼のことは大好き。
まぁ、なんだかんだ言っても兄貴を信頼しているようだ。

≪評価≫
関係各所で「面白い!」という声が多かった作品。私は慌てて買いに行きましたね。
私自身にも妹がためか、こういったゲームには手を出さずにはいたのですが、伏見つかさ先生の『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』を読んだせいか、抵抗が少なくなってきている。しかし、やっぱり実際の妹なんざ可愛いわけがなく、機会があればボコボコにしてやりたいとも思っている。が、数年前に親父が妹の勝手さにブチ切れてボコボコにしたが結局改善されるわけもなく、妹の行動に目くじらを立てるだけ無駄だと悟りました。
さて、私の身の上話はいいとして。
この作品はプレイ時間にしてみれば非常に短かったと思います。以前紹介した、『PrismRhythm』よりも短いと思います。
ですが、内容はさらりとしているわりには深みがありましたね。口当たりはいいくせにアルコール度数が高いカクテル的な雰囲気です。
なんというか、感想が出てこない(いい意味で)。
どのヒロインも魅力的ではあるのですが、僕個人としては男キャラを推したいですね。
いるだけのキャラではなく、主人公との友情やらなんやらでグッとくるものがありました。
ホント、感想文にすらなっていなくて申し訳ないんですが、言葉にならないですね。
これは良いゲームでした。
幸せになってほしいですね、彼女には。ね?

≪総評≫
リアル妹がいる大泉くんのばあい……842pts
 シナリオ:250
 キャラクタ:232
  栞:210 麻衣(!):260 美紀:210
  彰:250 剛:230 涼:230
 音楽:270
 システム:90

文章も読みやすく面白い。この人の作品を他にも読んでみたいし、勉強してみたいと思いました。
2010-05-29

置き場がない!(※ネタバレ含む)

置き場がない!は、2010年5月27日にあかべぇそふとつぅより発売されたPCゲーム。


置き場がない! シャノンフィギュア付特装版置き場がない! シャノンフィギュア付特装版
(2010/05/27)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
鋼鉄の巨人・ヤルセナイザーは、任務の帰還中に巨大隕石と激突。地球へ不時着してしまった。衝突と撃墜の後遺症で宇宙に戻る事ができなくなったヤルセナイザーを不憫に思った主人公・天ノ川星至は彼を自宅に連れて帰る事にした(※全長20mを越える巨人)。
しかし、狭い日本。巨大ロボットに住みやすいはずもなく……
敵は住宅事情!!
日照権問題!!
星至のお母さん!!
近所の犬!!
無敵の巨体が途方に暮れる……
気をつけろ! 目立つ物にはヤルセナイザーが触りに行くぞ!!

≪登場人物≫
シャノン
oki02.jpg
ヤルセナイザーに内蔵されている生体コンピューターの少女。ヤルセナイザーとは兄妹となっている。
彼女には認識用のIDしかなかったため、そのIDから『シャノン』と名づけた。
ヤルセナイザーとシャノンは、星至をパイロットとして登録したため、星至の命令には逆らえなくなる。
それが原因でシャノンとの距離が詰められなくなってしまう。
【NEW WORLD】

磯崎恋歌
oki05.jpg
星至の幼馴染の少女で、星至が大好きである。
昔、迷子になっていた彼女を星至が拾った頃から彼を思い続けている。
【HOME TOWN】

牧島天音
oki14.jpg
星至とは中学時代からの知り合いである。彼女も実は星至に拾われたことのある少女であった。
現在では、学園での会長で、見事なまでの統率力を持っている。
【CRUSADER】

栗林鳩子
oki15.jpg
星至のクラスの担任。いわゆる天才である。
しかし、その容姿のために子供に間違われることが多く、また子供っぽくムキになることもしばしば。
【THE TRYANT】

ヤルセナイザー
oki04.jpg
非常に表情豊かな探査用ロボット。事故により地球に落下してきた。
この表情の豊かさは、在りし日の勇者ロボに通じるものがあり、好感度が非常に高い!!

≪評価≫
非常に読みやすいテキストと小気味良い会話が楽しい気持ちにしてもらえた。その結果、なんの苦痛もなくゲームをプレイできたのは、非常に評価が高い。また、キャラクタも非常に魅力的である。本当の悪役は役名さえない雑魚ばかりなので、あれこれ考える必要がなく、誰も憎むこともできないという、とても爽やかな気持ちである。
さて、シナリオについて少々。
物語の要所要所に過去話や設定の説明があったりするのだが、それを見事に回収……というか、活かした演出に、涙が出てくる。
色々と語りたいのだが、やはり強いメッセージを受けたのは……
人類という種が未だに精神的に幼く未熟であることを批判しているように見受けられた。
ヤルセナイザーは探査用とはいえ、強大な力や未知の技術の塊であることは明白。あらゆる組織や政府がヤルセナイザーの奪い合いを始めた。それが人類滅亡のトリガーを引くのだが、これはシャノンのお話。
おそらく、今の世界にヤルセナイザーが落ちてくれば、この作品で語られたような出来事が冗談ではなく出てくるだろう。
仮にそうなっても、そうじゃなくてもいいが、主人公の星至君のように大きく優しい心を持っておくべきだと思う。
短いシナリオの中に、判りやすいメッセージを面白おかしく織り込まれた非常に優秀な作品であるといえるでしょう。
シャノン・シナリオは特に優秀で、思わず涙を流してしまうような、素敵な演出があった。繰り返しになるが、短いながらに素晴らしい作品だった。
苦言を呈すのであれば、鳩子先生のキンキン声を聴くのは、わりと骨であった。が、可愛いので許す。
最後に【 】内は、アイキャッチに使われていたものである。恐らく、彼らの未来を示唆しているのであろう。最後の最後に気づかされた。

≪総評≫
置き場がない!……1241pts
 シナリオ:280
 キャラクタ:266
  シャノン:290 恋歌:280 天音:250
  鳩子:230 ヤルセナイザー:290
  純友:250 星至:270
 音楽:280(BGMがGOOD)
 システム:90
  +声優補正:175
   みる:150 有栖川みや美:200
  +演出:150

これはものすごくいい作品だぁ!!
oki01.jpg
oki07.jpg
2010-05-29

PrismRhythm -プリズムリズム-(※ネタバレ含む)

PrismRhythm -プリズムリズム-は2010年5月28日にLump of Sugarより発売されたPCゲーム。


プリズムリズム -PrismRhythm-プリズムリズム -PrismRhythm-
(2010/05/28)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
『PrismRhythm -プリズムリズム-』は現在より遥か未来の世界を舞台としている。この世界ではかつて起こった戦争や環境汚染などにより人類は一度滅亡の危機に瀕していた。しかし、100年前に世界各地に出現した「スプリングスノー」と呼ばれる大樹の持つ、汚染された水を浄化する作用により、文明が復興し人類は平穏な暮らしを取り戻した。それ以来人々はスプリングスノーの力に敬意を持ちながら日々を過ごしている。

≪用語説明≫
スプリングスノー:100年前に突如として世界各地に出現した大樹。汚染された水を浄化させる作用を持つ。毎年春になると「春雪」と呼ばれる花びらが舞い落ちる。スプリングスノーがある森の中は神聖な場所であるため一般人の立ち入りは通常禁じられている。

ベルティナ:スプリングスノーへの敬意と感謝を表す舞手。女性しかなれない。ベルティナの中で特に優れた者は「エルディス・ベルティナ」と呼ばれる。

≪登場人物≫
エルステリア・マリーゴールド
PR01.jpg
ベルティナを目指す少女で、自身の姉がベルティナの最上位であるエルディスである。
一般的な優等生タイプ。
姉との仲はいいのだが、どこかに溝があるようだ。

土岐遠カスミ
PR05.jpg
一騎の従姉で、学生の身でありながら現役のベルティナである。
昔はやんちゃであったようだが、ベルティナになれるほど大人にはなっている。が、根幹は変わってない様子。

リア・ベルリオーズ
PR06.jpg
彼女もベルティナを目指すのだが、口数が多く元気爆発娘であり、自分でも舞の技量が足りてないのは気づいている。

水音銀
PR02.jpg
彼女もまたベルティナを目指す1人。見た目ロリだが、一騎と同い年である。
彼女はカスミにべったりなのだが、それは依存にも近いような気がする。

キャロライン・マリーゴールド
PR07.jpg
一騎が編入を決めた、そして彼の世界観を変えた人物で、エルスの姉でエルディスである。
実は物語の根幹を持っている。

≪考察≫
世界観としては面白い。が、何処か既視感を感じるのは、メルクリアをプレイしたからだろうか?
さておき。
正直に言えば、面白くなかった。会話の中で笑いがあるわけではなく、これみよがしなマスコットキャラと男の娘、それに加えてロリ好き女教師(エルディスの1人)が登場したのは、面白くなかった要因なのかもしれない。
また、どうしても盛り上がりに欠ける感じがしてしまった。
これまでのLUMPの作品とは違っていた。
ただ、今回は原画家が萌木原ふみたけではなくなったのだが、その遺伝子は継承されている。
特にカスミを見ていると、タユタマのアメリと蘭を足したような容姿だった。
システム面は、これは個人的な意見だがフルスクリーンにするのが面倒である。Lumpはいつもこの通りなので、もう諦めるしかないが、改善できるなら改善してほしい。
次回に期待。

・非常に短い
・なんとなく単調で退屈になってくる
・これみよがしなキャラ

≪総評≫
PrismRhythm -プリズムリズム-……472
 シナリオ:120
 キャラクタ:172
  エルス:200 カスミ:150
  リア:120 銀:180 キャロ:210
 音楽:150
 システム:30
2010-04-30

色に出でにけりわが恋は(※ネタバレ含む)

色に出でにけりわが恋はは、2010年4月29日に『うぃんどみる』より発売されたPCゲーム。

色に出でにけり わが恋は 初回限定版色に出でにけり わが恋は 初回限定版
()
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
時は現代。夏が過ぎ去り、秋の盛りを迎えようとしている季節。
所は日本。山間に広がる高原の街、天神市。
整備された洒落た町並みと、自然豊かな田舎の景観とが共存する街で、主人公『神木悠人』が所属していた、ごくごく普通の一般的な学園が、格式高き名門女学園である『嶺鳴館学園』に吸収合併されることとなった。
元々、全国津々浦々からあつまった最上級の令嬢が集うとされ、「荘厳優美、華麗で厳粛なる、神秘的な乙女の花園」であった学園に、時代の荒波を受けて経済的に立ち行かなくなった地元学園が吸収されたことで、獣和風を好む、やや時代遅れな完成を持つ悠人は、大変居心地の悪さを感じてしまっていた。
そんな折、彼の実家である神社が先祖代々持つ役割――『天城家』の跡継ぎを決めるという『決闘の儀』を見届けるという役目が突然舞い込んだ。
かつて天神市一帯を治めていた領主の末裔である『天城家』。
その令嬢である2人、『天城梨桜』と『天城桔梗』は、お互いの剣に誇りを賭け、文字通りの真剣勝負を繰り広げる。
だが、その『決闘の儀』の際に発生した運命的なハプニングにより、『スーパーかつスペシャルなお嬢様』である梨桜と悠人が、何故か一緒に住むことになってしまう!
素敵でゴージャスな和洋のお嬢様たちや、のんきで至ってノーマルな幼馴染たちと繰り広げる、学園痛快賑やか恋愛浪漫譚が、今、開幕する!!


≪キャラクター≫


天城梨桜
色恋01
天城家のお嬢様。両親と共に海外に渡っていたのだが、『決闘の儀』のために帰国。
悠人とのハプニング・キスに動揺して気絶し、天城家を継ぐことは出来なかった。
そんな自分を鍛え直すために、武道の修行場として有名な悠人の実家『神木神社』に住まうことになる。
とにかく自爆する事がおおい子犬お嬢様。お嬢様の割にはお高くとまっていることはない。
実は人一倍エロいが自覚がない。個別ルートに入る前からアンアンと鳴く。Mに目覚めるなど、面白い。
250点

天城桔梗
色恋02
天城家のお嬢様。こちらは天神市に住んでおり、彼女を知らない人は市内にいないと言われる程の有名人。
真面目で堅い。
そんな彼女が肩肘張っているのには理由があった。彼女を救うために、彼女を『殺した』悠人。
その後の彼女はキス魔となってしまい、どこでもキスを求めるようになるが、「エッチはダメです」
230点

鈴枝小町
色恋05
悠人の幼馴染の少女。ショッピングモールでパン屋を営んでおり、いつも店の手伝いをしている。
彼女の祖父の焼くパンには到底及ばないと言っては、よくパンを焼いている。
悠人とは日常会話が漫才になるほど、気心が知れている。
こんな気さくな幼なじみがいれば、いいと思う。
200点

美園美苑
色恋07
ギャグのようだが本名。天城家に仕えるポーカーフェイスのメイド長さん。
天城家に仕えるのが夢だったらしく、中卒。ひたすら上を目指した結果がメイド長であり、「メイドさん」というと怒る。
そんな彼女だが、やっぱり年頃の女の子。男性には興味があったらしく。
酔った勢いで…… 一撃必中オメデトー。
すんげぇ、可愛い。
290点

楓柚菜
色恋06
無類のペンギン好きの後輩幼馴染。
どうやら身体が弱く、しょっちゅう貧血吐血を起している。
ペンギンを見ると無暗にテンションが上がっては、吐血で倒れる。
しょーじき、どうでもよくね?
150点

春風朋音
色恋23
柚菜の幼馴染の少女。
しょっちゅう倒れる柚菜を保健室へ連れていくのが役目。
なぜ、攻略キャラなんだろうか?
150点

≪総評≫
単純な萌えゲームとしては正解である。内容なんてものは一切期待しなくて良い。
ただその場のノリだけで攻略するのをオススメする。
正直、内容考察するだけ阿呆臭いのである。
しかし、勘違いしてはいけないのは、決して悪い出来ではないのだ。
まぁ、最初に言った通り、萌えゲームとしてだが。
完全に『こ~ちゃ』の絵に助けられている。また、民安の『エロっ娘どうぶつ』の演技だろうか……
キャラクター単体で見た場合、ピカイチの強さを見せる。
ただし、明らかに突貫工事にしか見えない柚菜と朋音。彼女らの出番を増やすなら、もっと美苑を充実させてもよかったのではないだろうか?
……まぁ、言い方は悪いが、所詮は『うぃんどみる』なのだ。

色に出でにけりわが恋は……782pts
 ストーリー:100
 キャラクタ:212
 音楽:200
 システム:70
 +声優補正:200
  民安ともえ:150 遠野そよぎ:250
2010-04-26

暁の護衛~罪深き終末論~(※ネタバレ含む)

暁の護衛~罪深き終末論~は、2010年4月22日に『しゃんぐりら』より発売されたPCゲーム。
『暁の護衛』三部作の最終作となる。
前作暁の護衛~プリンシパルの休日~のレビュー。

暁の護衛~罪深き終末論~ 初回限定版暁の護衛~罪深き終末論~ 初回限定版
(2010/04/22)
Windows

商品詳細を見る


≪STORY≫
大都市の上空をヘリが舞う。
報道カメラが、その場所を映しだす。
経済成長を遂げた日本が抱え込んだ唯一にして最大の負債。
『禁止区域』
人間として認められない者たちが逃げ延びる最後の砦。
数千名にも及ぶ警察官が、禁止区域を包囲していた。
『禁止区域強制退去法案』執行の日。
それは、禁止区域に住まう住人達を一人残らず捕獲する計画であった。
まもなく追い詰められるであろう、禁止区域の住人。
彼らは責められるために生まれてきたわけじゃない。
ただ生きたかった。
束縛されず、己が意思のまま、ありのままに。
ただ人として認めてもらいたかった。
やがて……突入の時刻がやって来る。
――それは海斗たちにとって、日常の終わりを告げる瞬間であった。

≪登場人物≫

朝霧海斗
終末論17
禁止区域で生まれ育った主人公。父親から虐待など生ぬるい程の教育を受け続け、殺す事も犯す事にもためらいがなかった青年。ある理由がキッカケで禁止区域から出て生活をしていた。ボディーガード養成学校に通って一年。
彼が学業の一環として守る事になった二階堂麗華という少女。彼女たちプリンシパルやボディーガード仲間と共に生活してきたのだが……
劇中、おそらく二番目の強さを誇る。わざと手抜きをしているせいか、学校での成績は下から5番目だが、本当に強い人間だけは彼の本質を見抜いていた。
過去にいろんな人物とのしがらみがあるようだが……

二階堂麗華
終末論02
普通のボディーガードは全てクビにしてきたお嬢様。
海斗の自由奔放な性格を気に入り、彼をボディーガードに指名した。
双子の妹とは違い、貧相な……

南条薫
終末論07
海斗と同じ学校に通う男装の少女。ボディーガードの家系に生まれながら、自身が女であった。性別を偽り学校に入るが、ルームメイトであった海斗に一発で看破されてしまう。
しかし、海斗は彼女の秘密を守った。その代わりに、禁止区域出身(ということは知らない)の海斗に一般常識などを教えてやった。
第1作で海斗に負けたことから実家に戻り結婚を待っていたが、海斗が助けに来てくれた。

宮川清美
終末論01
二階堂麗華の妹である二階堂彩のボディーガード(学年主席)の宮川尊徳の姉。
刑事であり、禁止区域強制退去法案に執行日に何か事件があるのではないだろうかと睨み、海斗に探りを入れていた。
典型的な頭の固い人物であり、禁止区域に住まう人々は人間ではないと思いこんでいた。加えて、海斗の力量も見抜けていなかった。
海斗と接しているうちに禁止区域の人間が全て悪ではない事を知っていく事になる。
余談ではあるが、尊徳も清美も海斗の実力を見抜けなかったが、彼らの兄である直人だけは海斗の実力を見抜いていた。ただし、その天井が何処にあるかはまでは見抜けなかったようだ。

柊朱美
終末論29
海斗の通う学校の新米教師。
普通の人間には感知できないほど水面下で、ドギツイ殺気を放っている。海斗に対して。
それだけで実力者である事は証明されたが、禁止区域の中ではどれぐらいの実力があるのかは不明。
どうやら海斗に恨みを持っているようだが、海斗には全く覚えがない。


終末論06
禁止区域で生まれ育った少女。退去法案執行日に反旗を起そうとする組織のリーダー『五十嵐』の娘の1人。
サディストで人を拷問にかけては殺している。また、度々出掛けては虐殺を行う。
偶然、海斗を捕まえて拷問にかけるが、結局死ななかった海斗に興味(?)を持った。

≪評価≫
確かに読み物としては面白かったとは思う。
禁止区域の設定については、前回の記事で書いているのでそっちを参照。
ただ、三部作という概念ではないと思う。蛇足、というべきだろうか。ファンディスクとしての『プリンシパルの休日』は良かったかもしれないが、最終作と銘打つには弱い。
退去法案に関して牙をむいて、はいオシマイ。である。
ただ、作品として言いたいことはわかる。結局、あれだけの悲劇が起こったとしても人は忘れてしまうのだ。どうやっても。
奇しくも昨日は脱線事故の日だった。当事者ではない僕らはニュースでも見ない限り、昨日がその日である事を忘れてしまっていただろう。
退去法案が執行。警察が雪崩込んでくると同時に街に溢れだし、虐殺強姦強盗が起こった。けれど、当事者ではない限り忘れてしまう。だから、当事者を増やそうとした。増やして、禁止区域の在り方を国に問うたのだ。
題材としては非常に重く有意義なものであった。しかし、それだけに締りの悪い作品になってしまったのではないだろうか?
そこにあえて苦言を呈すなら、余計なシナリオと余計なキャラクタが多すぎた気がする。

≪総評≫

暁の護衛~罪深き終末論~……897
 シナリオ:230
 キャラクタ:237
  海斗:280 麗華:220 薫:250 清美:270 朱美:200 舞:200
 音楽:240
 システム:90
 +会話の軽快さ:100

悪くはない。悪くはないが…… 惜しい!!
2010-03-31

Se.きらら(※ネタバレ含む)

Se.きららは、2010年3月26日にNativeより無料配布されたゲーム。

≪物語≫
奏心学園に入学するためには、少し努力をしなければならなかった。
決して、励んで勉強するタイプではない上条咲だったが、幼馴染たちの強い勧めもあって、半ば流されるまま猛勉強し、そして合格を果たした。
自発的なものではなかったが、そこには、少年が味わったことのない達成感があった。
何と言うことはない、小さな切っ掛け、小さなハードルだったが、彼は初めて人生に手応えと呼べるものを感じることが出来た。
それは胸羅るもの。
ほんの少し、働きかけることで、前へ踏み出さすことで、青春は輝き出す。
そうしてみれば、見えてくる楽しい世界。繋がる世界。
世界は驚きと喜びに満ちている。だから、少しだけ積極的に生きてみよう。
しかし、一つ見当違いをしていたのは……。
この先の生活は、彼が思っていた以上に波乱に満ちていたことであった。
元気ハツラツすぎるお嬢様、亜矢。
心優しい幼馴染、優。
憧れの先輩、泉。
謎の転校生、望美。
決して心を開かない、真奈。
奏心学園の少女たちとの出会いと冒険が、少年を強く変えていく。
少年から大人に変わる瞬間。少年から男に変わる瞬間。
上条咲と少女たちの赤裸々な物語が始まる――。

≪登場人物≫

河村優
せきらら04
主人公の幼馴染。明るく家庭的な少女である。
おっとりとした性格なのか、主人公とは関係が進まない。
物語は、距離の詰め方がわからない。こんな感じである。

神楽亜矢
せきらら02
何事にも積極的な良家のお嬢様。それを鼻にかけない性格であるために、クラスの人気者といったところだ。
『毎日がイベント』をスローガンに毎日を生きている。
両親と喧嘩して、主人公の家に転がり込んでくる。その代金代わりに自身の身体を差し出す。
身体だけの関係だったが、次第に愛情が芽生えてくる。

秋山望美
せきらら01
入院していたために、5月から入学する事になった少女。
世間知らず、というよりも何も知らない節がある。
この作品において、重要な登場人物である。

志津野泉
せきらら03
主人公の一つ上の幼馴染。誰からも慕われる真面目な人なのだが、どこか抜けており、ある意味ドジっ娘。
神社の家系らしく、祖母が亡くなってから彼女の様子が変わってきたが……

深雪真奈
せきらら05
友人をつくらない険しい少女。教室では、ひとりで本を読んでいる。
しかし、その正体は商店街でライブを行うMANAであった。
真奈とMANA。2人のギャップに戸惑いつつも、咲は距離を縮めていく。

藤巻安子
せきらら10
奏心学園の保健室の先生だったが、咲のクラスの担任が交通事故で入院してしまったために、代理で担任をしている。
名前は『やすこ』であるが、親しみをこめて『あんこ』先生と呼ばれている。
5人の少女との時を過ごすと、彼女と過ごすことが出来る真のヒロインなのかもしれない。

≪評価]≫
無料配布のゲームだからスゴいよね。だが、同時に無料配布だから許されている部分が大きい所もあった。
優の話は、スタンダートな幼馴染との関係の話であり、目新しさを感じない。少々退屈でもあった。
亜矢の場合、肉体関係から恋人関係になるものであった。親父がお見合いの話を持ってきたのに激怒して家出をし、『恋人のフリをしたらいいんじゃね?』という結論に至る。そういった意味では、非常にスタンダートであった。
泉の話になると、少し話が突飛になる。いきなり主人公が告白、フラれる、泉の正体を知る。実は彼女は御町内の治安を守るために、日夜悪霊と戦う巫女さんだった!!
真奈の時は、歌手MANAの正体を知った主人公が、彼女と仲良くなり、彼女のストーカーを退治する話だった。エンディング直前で彼女の歌を聞かせてもらえるのだが、その歌が終わった瞬間に同じ曲でエンディングロールを見せられるのは苦痛でしかなかった。
望美は、『Se.きらら』の根幹にかかわる物語であった。物語冒頭からわかることだが、彼女は普通の人間ではない。『調律者』と呼ばれる世界を正しくするための存在であり、『指揮者』と呼ばれる主人公を監視するのが役目だった。

最後に安子の物語であるが……
主人公、上条咲は世界の救世主であり、世界滅亡の天秤を司る悪魔と呼ばれていたそうだ。
人口が100億人に増えた世界でヒトは思考することをやめ、1人の超天才を作り出した。それが主人公である。
主人公が、世界を救うために導きだした結論が10億人を間引くことであった。しかし、彼は10億人を処分してから、自身の力に恐怖した。
その恐怖から逃げ出すために、優や亜矢のいる世界を作り出し、自身をバカな学生にコンバートすることで過去の事をすべて忘れたのだ。
望美を含めた5人の少女との3ヶ月間は、傷ついた自身を癒すために繰り返した時間。そして、6度目の世界で、世界はリスタートすることなく進みだした。そこで恋人になるのは、保健教諭の安子――元の世界で彼の助手をしていた彼女だった。
全ての確率を計算し尽くし世界を構築した主人公とは違い、付け焼刃で世界に介入した安子は、言わば世界のバグであった。そのバグを取り除くために、望美が生み出された。
バグを取り除いた上で、望美は真実と向き合うか、それとも新しい世界で生きるかを問うてきた。

このように、パラレルワールドの世界観で構成されている。
主人公の妄想の世界、と言いきってしまえば、そこで終了であるが、そこで思考停止するのも勿体ないとは思う。
しかし、やはり無料ということもあってなのか、物足りない感が否めないのも事実である。違和感、と言い換えてもいいのかもしれない。
それぞれのヒロインの話の中で、どこか違和感のようなものを感じさせる演出などがなかったからかもしれない。
泉の場合、『バケモノ退治をする』という突飛さが後付け理由にはなるかもしれないが、やはり後付け理由にしかならず、浮いてしまっている気がする。

演出やシナリオに関しては、金を払ってまでやるものではないのかな?と思ってしまった。

≪総評≫

Se.きらら……627pts
 シナリオ:190
 キャラクタ:197
  優:150 亜矢:200 望美:190 泉:250 真奈:240 安子:150
 音楽:150
 システム:90


ずっと、「えすいー、きらら」と思ってた。けど、実は「せきらら」だったそうで。
さておき、攻略後に公式HPのストーリーを読みかえすと、なかなか深い意味があったと感じる。
2010-03-05

こいらぼ【KOI-LABO.】(※ネタバレ含む)

こいらぼは、2010年2月26日にDIVAより発売されたゲーム。

こいらぼ [KOI-LABO.]こいらぼ [KOI-LABO.]
(2010/02/26)
Windows

商品詳細を見る


≪物語≫
主人公の假屋崎椋は大学生だ。授業にも真面目に出ており、あとは卒業を待つばかり――のハズだった。
破天荒な父が、熱血教師ドラマを見てしまい、大学に手をまわして『教員免許が取れなければ、卒業できない!』と言い放つ。
椋は卒業をかけてやってきたのは、ヘッドホンなしでは生活できない島、海上都市『海京区』。
島の地下で大量のエネルギーを生産しているのか、それとも島を拡張した時の弊害なのか、島中では『ノイズ』がはびこり、会話もままならない。だから人々はノイズを消すためにヘッドホンをして生活していた。

≪登場人物≫

桜花蓮
koi06.jpg
椋が島に来て、初めて出会う人物。
海京区に入った途端にノイズに襲われた際にヘッドホンを寄こしてくれた少女。
椋が教育実習に行く学園の学生で、優等生。ちょっとイタズラっぽい笑顔を見せる。

假屋崎柚子
koi03.jpg
主人公の妹。主人公が大好きだが、厳しい態度を取ってしまう。
俺をイラつかせるタイプの1、2位を争うタイプ。
最終的に妊娠してしまう。

九月すみれ
koi02.jpg
主人公の担当教師。非常にポンコツだが、学生のことを大事に思っているいい先生。
非常におにぎりが好きで、人の頭ほどあるようなおにぎりを食べている。

雪代蓮
koi08.jpg
海神神社の巫女で、実は主人公の教育実習先の学生。しかし、海神祭りの際に舞を踊らないとダメなので、今は休学中。
人に見られるのが苦手なわりには、普通の人とはズレた言動が多い。

神谷三葉&双葉
koi10.jpg
双子が一つのバイトを変わり変わりやっていた。なんてのは、遭遇二度目に気づく。
特筆すべきことはない。

≪総評≫
あ、プリセットの画像を回収し忘れてた。まぁいいや。面倒だし。――という評価。
結局、ノイズの正体は不明。ヘッドホンも花恋のシナリオ以外では役立たず。
基本的にストーカーシステムだが、個別ルートに入ったら一直線!というわけではなく、エンディングまで選択を続ける必要があるのが面倒である。
設定台無しの作品であったとしか言いようがない。
これは個人的なものであるが、妹の柚子と双葉、ビルボードの三人が不愉快極まりないキャラであった。
プレイヤーが誰でもドMだと思うなよ!と言いたくなるような感じで、超不愉快。詳しく書くとアレなので、やめておきます。

こいらぼ……447pts
 シナリオ…100
 キャラクタ…100
  花恋…200
  柚子…-100
  すみれ…150
  蓮…200
  三葉…100
  双葉…-50
  プリセット…200
 音楽…100
 システム…10
  +声優補正…137
   楠鈴音…200
   成瀬未亜…150
   民安ともえ…50
   水霧けいと…150

あれ、以外に高い点数(?)になったなぁ。もう少し残念な結果になると思ったのに。
DIVAの前作(処女作)の『冬のロンド』は、非常に惜しい作品であったので期待をしていたのですが、残念な結果となりました。
これは期待とのズレというよりは、本当に残念な作品だなぁ、と。
2010-02-27

かしましコミュニケーション(※ネタバレ含む)

かしましコミュニケーションは、2010年2月26日にAXLより発売されたゲーム。

かしましコミュニケーションかしましコミュニケーション
(2010/02/26)
Windows

商品詳細を見る


≪物語≫
――城崎丈太郎は凡人である。
成績、運動神経、すっべて平均値。まるで絵に描いたような平凡学生。
しかし……ある理由から、彼は学園の有名人だった。
彼は「異文化交流研究会」という、小さなサークルの代表を務めている。
名前だけを聞けば、海外の文化に思いを馳せ、外国人との交流を熱心に行っているような……そんな印象を持つかもしれない。
しかし、それは間違いである。
異文化交流研究会は――学園でも随一の、変人集団だったのである。
とてつもない美人のくせに、UFOや宇宙人との出会いを夢見て研究会を創設した先輩……
大して霊感は無いくせに幽霊、オバケ、妖怪なんでもござれのオカルトマニアな幼馴染……
無愛想でクールな本の虫、しかし口を開けば刺さるような毒舌オンパレードの後輩女子……
女子だけではない。
幼馴染の悪友は発掘マニアの遺跡バカだし、女こそ男にとっての最大の異文化だと言い張るナルシストな後輩男子……etcetc。
半ば強制的に、二代目会長を襲名させられた丈太郎は、今日も会長職という名の下働きに奔走するのだった。
だから――変人たちの中で、平凡な彼の口癖は、いつもこうだ。
「普通の人、求むっ!!」
そんなある日――丈太郎は、街角で一人の少女と出会う。
遠い異国の地からやって来た、迷子の少女……
まさか、その少女が一国の姫君だとも知らずに、丈太郎は声をかける。
それは……信じられない体験に満ち満ちた、暑い夏へのプロローグだった。
【AXL公式HPからの引用】

≪登場人物≫

城崎丈太郎
かしこみ13
本作の主人公である。
中学への入学式で両親を亡くしてから、ひとり暮らしをしている。
過去に外国人と出会ってたから、異文化に憧れていた。
趣味は洋画を見る事と、家事をすることである。

非常に平均的な主人公ではある。
ヒロインの気持ちに気づかなかったりするあたりは、非常に典型的ではないだろうか。

エスト・フラグレンス cv.篠原ゆみ
かしこみ64
石油とレアメタルを大量に算出する小国「ムハール王国」の王女で第一王位継承者。
すさまじい世間知らずで、日常のことは本当に何も出来ないに等しい。
ある理由によって、日本には幼い頃から関心を持ち続けており日本語も堪能。
様々な日本文化にも通じている。(誤解している文化もあり)
頭は非常によく、同じ失敗はしない。

個別ルートの冒頭は、エストの婚約者であるウルザがムハール王国へ連れ帰ろうとするのを阻止するお話。
しかし、ウルザとの攻防の中で異文化交流研究会の面々は、ウルザの心を知り、和解。ウルザもエストの好きな日本を知りたいといい、日本に残ることになる。
物語後半は、エストの王位継承権を巡って、ムハール王国が政治的な混乱が起こり、エストを暗殺しようとするが……

良くも悪くも天然なお嬢様。たいていのことは一度見ただけで出来てしまうハイスペック。
しかし、純との丈太郎を巡ってのバトルでは意地っ張りな面を見せた。
また、声優の篠原ゆみさんは非常に良い演技をしてくれたと思う。
物語最後のエストが王位継承するシーンでは、あの天然な少女ではなく、芯の通った強い女王を見せたのはGOOD!

ちなみに予想はハズレました。

木住野純 cv.ヒマリ
かしこみ52
元気で明るいムードメーカーな少女。
主人公とは幼稚園からの腐れ縁であり、兄妹同然に育った幼馴染。
オカルト好きで、丈太郎を怖がらせるのも好き。彼女にとって、異文化=オカルトである。
しかし大して霊感は無く、ただの物好きで終わっている感も否めない。
何かにつけて、丈太郎の手作りメシを食いたがる食いしん坊でもある。

個別ルート冒頭はエストと同じで、ウルザ攻防戦である。
ウルザを諦めさせるために、エストと丈太郎が結婚式を挙げるのだが、その途中で純がわんわん泣きだしてしまう。
泣きだした純を見て、丈太郎は純の心を知る事になる。
物語後半では、ウルザを加えた異文化交流研究会の話だが、エストが純にムハール王家に伝わるペンダンドをプレゼントしたことが事件の始まりだった。
幽霊が好きなクセに幽霊は見れない、ハズだった。ペンダントの効果なのか、純には幽霊がハッキリクッキリ見えるようになる。幽霊が見える事で疲れが溜まったのだろうか、純は倒れてしまう。純を自宅に運んだ丈太郎は、目を覚ました純とエッチをしてしまう。
翌日、丈太郎にも幽霊が見えるようになった。
願いをかなえてくれるペンダント。願いが叶ったら色が変わると言うペンダントだったが、純が幽霊を見たことで目的は達成されたはず。しかし、色は元のままだった。
純の願いとは? 丈太郎が幽霊が見えるようになったのは……

八重歯&サイドポニー、かわいいいいいいいいいい!!!!!!!
純の願いに関しては大方予想はついていました。なんてプレイ後に言っても信じられないだろうし、だったらさっきの日記にも書いとけよ!と言われるかもしれない。
まぁ、いいや。
予想とは少しズレるが、やはり幽霊好きに関して言及されていた。
ちなみに、声優のヒマリさん。素敵です。

黒木円 cv.青山ゆかり
かしこみ26
UFOと宇宙人を信じる熱血乙女にして、サークル「異文化交流研究会」の創設者。
三年になり引退したと言いつつも、活動には積極的に参加している。
スタイル抜群で日本人離れした美貌を持つ超美人なのだが……全校の学生から「性格さえマトモなら」と惜しまれている。
手当たり次第にSF認定するため、丈太郎は頭を抱えることが多い。

個別ルートでは、円の出生の秘密について言及されている。
キャラ紹介にあるように、円の容姿は日本人のソレではない。実はムハール王国の真の王位継承権第一位の王女だったのだ。
ウルザの父の妹が王様との間にもうけた子どもだったが、大臣達の陰謀により王妃は死に、アイギスのガードに守られ日本にやってきた円だったが、ガードは殺害された。理由は定かではないが、円は生かされたままであり、今の養父母に拾われたそうだ。
今回、円が王女であり、エストの姉であることが発覚した事により、ムハール王国の国王失墜の野望が加速していく。
その事態を知った異文化交流研究会の面々は、ムハール王国に向かう事になった……

恐ろしい事に、本筋予想をはずして、円とエストの姉妹説というバカな話が誤差はあるもののほぼ的中。なにこれ。
まぁ、さておき。
非常にバイタリティ溢れる女性であり、一見すると涼宮ハルヒに見えなくもないが、そこはやはり大人であり、面白がって騒ぎを起こすが、本人が本当に嫌な事はしないし、後輩たちの面倒をよく見る人である。
自分勝手ではあるが、やはり常識の範囲内であるので好感を持っている。
青山ゆかりに関しては、GOODとしか言いようがない。というか、ツンデレ=青山という安易な構想ではないので、好感度ガンガン上昇中。芸幅広いなぁ、青山。

陸奥榛名 cv.如月葵
かしこみ19b
冷静沈着で何事にも動じない天才美少女。丈太郎にとっては後輩にあたる。
いつも何かの本を読んでいる本の虫。
家は神社で、巫女を務めていたりもする。
クールな性格だが口数が少ないわけではなく、むしろ人を混乱させるタイプの饒舌派。
しかも、その口からほとばしる言葉の数々は肺腑をえぐるようなドSワードばかり。

個別ルートでは、榛名に婚約者がいることを漏らす事から始まる。
神社の跡取り娘で、大きな神社のイケメン神官を婿に取るとか。
結婚する事を当たり前に思っている榛名に異文化交流研究会の面々は猛反発。特にウルザは反対していた。そして、榛名を除いたメンバーで結成されたTIF(Team Iinazuke Funsai)が榛名の考えを改めさせるために奮闘しようとするが……

榛名という少女は、自分以外の人間が『異文化』だと言っている。
これは『異文化コミュニケーション』という学問の観点からみれば正解である。異文化という言葉を定義すると広義的なものから狭義的なものまである。その狭義的に捉えた場合では、文化の最小単位は個人である。従って、自分以外の誰かと交流すると言うのは異文化コミュニケーションと言える。余談であるが、山川裕信は「女性が異文化」と言っているが、これも上記の意味では異文化である。さらに余談になるが、コミュニケーションの定義も最小単位では、自分の脳内での考え事もコミュニケーションであるそうだ。詳しい内容は面倒なので割愛する。ちなみに、知らない人とすれ違った場合、お互いに無視するという行為もコミュニケーションである。
さておき。
この娘の場合、物語の終盤まで自分の気持ちに気づいていなかった。
そして、主人公と付き合ってからのヤキモチの焼きっぷりと言えば、超絶可愛い!!
ヒマリさんには申し訳ないが、ストーリー云々置いておいて、この娘が一番かな? ドSワードさえなければ。
しかし、如月葵の芸幅の広さには感服するほかない。

ウルザ・インテクグレートガードナー・マスカ cv.海原エレナ cv.一条和矢
かしこみ37
エストの婚約者であるウルザと、その護衛(アイギス)のガードナー。
まぁ、最初から判っていたが、ウルザは女性ですよ。しかも、主人公と……
共通ルートから個別ルートの冒頭では、だいたい彼女が問題を起しています。そういう意味では重要な人物である。
ガードナーも非常にいい味をだしているキャラである。笑った顔がなかなかチャーミングである。

エリザベス・リース cv.松田理沙
かしこみ76
エストの護衛であるエリ。
エストを心の底から敬愛しており…… まぁ、予想通りですよ。間違っても百合ではないが。
その愛情が過ぎ、円編では不敬罪なんて言葉では済まされないことをしでかしてしまう。
と、まぁ、さておき。
円の件ではあり得ない精度で設定を見抜いた私でしたが、まさかリサ編がないとは思わなかった。ちょっとショックである。

山川裕信 cv.空乃太陽
かしこみ77
2次元大好きで、女性に触れるとジンマシンが出る女性アレルギーで、超美形。無駄な美形。
今作において、最も必要だったか考える人物である。
酷な話、本当にいらなかったと思う。なんせ、何もやってないからね。
いや、美形である事を利用して、色々やったけどね。
空乃でありながら、正宗(キミ声)やジン(プリフロ)や六右衛門(LaB)のような強烈さを感じなかった残念なキャラ。

真島幸太 cv.壬生中将
かしこみ55
遺跡に浪漫を感じるドリル男。
様々な局面で男気を見せてくれる、AXL版稲穂信みたいな。
純編では2人の関係を進展させるために……
本当にいい笑顔ですよ、幸太。今作、最高の一枚に数えられるのではないだろうか。

≪総評≫
前作、『Like a Butler』に比べると笑いの質は落ちてしまったように感じるのは、きっと僕が明石家さんまばかり追いかけてみているせいだと信じたい。
悪い所は特に見当たらない。相変らず、カットインのSDキャラは可愛いし、演出に関しても素晴らしい出来である。
16:9のワイドスクリーンになっており、見やすいし、気のせいなのかソフトも軽い。
全体的に優しい雰囲気になった。殺伐としたシーンもあるが基本的に血は出てこないし、それどころか魅力の一つであるデッドエンドがない。
これは個人的な不満ではあるが、やはりデッドエンドあってこそだと思う。特に王女の暗殺が絡んでくるなら、なおさらだ。また、エンディングがヒロインごとに二つあり、グッドエンドとノーマルエンド。円とエストに関しては、グッドエンドか二股(ムハールではハーレム可なので)エンドである。
これは一つの転換期ではないかと思っている。
メモオフで言うなら…… 想い出にかわる君か、6ではないだろうか。多分後者だな。何か新しい事をしようとしているのではないかな?と。いえ、根拠はないですが。
まぁ、戯言はさておき。
悪くはないが、もろ手を挙げて絶賛の嵐にする程の事でもないと思う。この作品の場合、要ファンディスクな気がしている。
今作に限った話ではないが、王国ひとつを学生だけで救おうというのは土台無理な話である。というか、この手のゲームにリアルを持ち込むべきではないが、限度と言うものがあるだろう。たとえ、王女が2人いたとしてもだ。
とはいえ、面白くなかった、といえばそうでもない。
まぁ、要するにアレだ。ゴメンナサイ、思っていた以上に期待しすぎていたようです。それだけAXLを愛しているので。そのある種の色眼鏡が目を曇らせているのかもしれない。
あ、でも、ファンサービスはばっちりである。
CGの中にも見たことがある人がうようよ。ほぉら、よく見てごらん? エストの後ろに……

かしましコミュニケーション……956pts
 シナリオ…200
 キャラクタ…220
  エスト…200
  純…230
  円…200
  榛名…290
  ウルザ…230
  リサ…200
  幸太…250
  裕信…150
  ガードナー…230
 音楽…200
 システム…100
  +声優補正…236
   青山…250
   海原…300(少年声っぽいのが出来たので驚いた)
   如月葵…200(芸幅の広さに驚いた)
   ヒマリ…180
   壬生中将…250

初心者には少し難しいかもしれないですね。
いかんせん、選択肢が微妙な状態だから(どっちを選んだら、好感度を挙げられるか悩む)。
名作にもなれない、かろうじて良作であろうか。
2010-02-11

ゲームの評価基準が変わります。

ゲームの評価基準がかわります。
それに伴い、今年発売のゲームに限り再評価しました。


シナリオ…上限300
キャラクタ…各ヒロインのシナリオや性格容姿を含んだ点数上限300(声優補正なし)/ヒロイン数(※グラフィック、絵師はここに反映される)
音楽…上限300
システム…上限100
+ゲーム性…上限200(※ユミナなどの場合に加点される)
+声優補正…原則200/補正人数(※一部の声優に限り300。後述)
+震えるシーン…上限200×シーン数
+主題歌や挿入歌…上限200+楽曲数(気に行ったものに限る)/楽曲数
-攻略出来ないキャラ!?…下限-200
-気に入らない声優…下限-100


基本点1000点
+各種補正


特殊補正声優
海原エレナ、楠木鈴音、青山ゆかり、九条信乃、成瀬未亜、遠野そよぎ
空乃太陽、壬生中将


天空のユミナFD……1013pts
 シナリオ…250
 キャラクタ…平均158
  那由多…250
  陽子…200
  月夜…100
  るみね…-50
  リリィ…300
  エル…150
 音楽…300
 システム…80
 +ゲーム性…100
 +ユミナの曲…平均125
  走れ!わがままハート…100
  ぶちかませ!WAGAMAMA魂…100
  嘘つきと傷あと…150
  灰かぶり姫じゃなくても…150

メルクリア……800pts
 シナリオ…150
 キャラクタ…平均120
  リア…200
  日未子…100
  亜泉…50
  エルナ…100
  ティアラ…150
 音楽…150
 システム…80
 +九条、成瀬、海原補正…300

星空のメモリア……200pts
 シナリオ…100
 キャラクタ…平均100
 ※メインヒロインに限る
  夢…200
  メア…0
 音楽…100
 システム…50
 -詩乃なし…-50
 -メアの声優…-100
2010-02-06

メルクリア~水の都に恋の花束を~(※ネタバレ含む)

メルクリア ~水の都に恋の花束を~ 初回限定プレミアム版 (Amazon.co.jpオリジナル特典「B5版下敷き」付き)メルクリア ~水の都に恋の花束を~ 初回限定プレミアム版 (Amazon.co.jpオリジナル特典「B5版下敷き」付き)
(2010/01/29)
Windows

商品詳細を見る


メルクリア~水の都に恋の花束を~は、2010年1月29日にHeartsより発売されたゲーム

メルクリア16

≪物語≫
現代の日本に暮らす少年ワタルはある日、3人の友人たちと共に突如として見知らぬ地へ飛ばされてしまう。そこは水の女神メルクリアの加護を受け、魔法によって栄える王国インブルーリアだった。元の世界に戻るための手段を見つけ出すため、ワタルたちは王都アトレティカにある王立魔法学園アカデメイア、通称アカデミーへ入学する。

≪登場人物≫

フィオレリーア=インブルーリア
メルクリア07
通称、リア。インフルーリアのお姫様。明るくて、おてんばで、悪戯好きで、食いしん坊なお姫様。
主人公のワタルが最初に出会う人物。
彼女には過酷な運命が待ち受けていた――

鷹森日未子
メルクリア25
ワタルの幼馴染。快活で負けず嫌いであるが、反面、泣き虫だったりする。
この魔法世界で特殊能力に目覚め、次第に彼女の枷になっていく――

鶴城亜泉
メルクリア28
ワタルの幼馴染で一つ下。昔、病気をしたせいで声を失った。
魔法の世界では≪風の声≫という魔法により声を取り戻した。
いよいよ元の世界に戻る時、再び声を失う事になる彼女は、最後にワタルに何を伝えるのか――

エルネスティナ=マドリー
メルクリア24

通称、エルナ。アカデミーの3年生。気まぐれで飄々としている。勉強は出来るくせに、意図的に授業を休んだりしている。
数年前、彼女は妹を亡くした。その事が枷になっているが――

≪評価≫
まぁ、普通の出来ではないだろうか。別段特筆することもない感じである。
リアの運命については、殆ど内容は読めたし、その解決法もなんとなく察していた。
といった感じで、特に目新しさはなかった。
面白いといえば、世界観というのか、魔法の設定である。
見ての通り、水を題材にした物語である。魔法も全て水に頼っている。
何と言うのか、火、水、土、風なんていう属性は全て水から派生させる、といった所である。
まぁ、理論についてはゲームで楽しんでいただけると幸いです。
残念なのは、やはり成瀬未亜。彼女が攻略対象ではなかった所である。あとは、小倉結衣の演じる妖精ティアラも理由をつけて、攻略対象にしてほしかったものである。

メルクリア~水の都に恋の花束を~…800pts
 シナリオ…150
 キャラクタ…平均120
  リア…200
  日未子…100
  亜泉…50
  エルナ…100
  ティアラ…150
 音楽…150
 システム…80
 +九条、成瀬、海原補正…300
2010-02-05

星空のメモリア-ETERNAL HEART-(※ネタバレ含む)

星空のメモリア Eternal Heart星空のメモリア Eternal Heart
(2010/01/29)
Windows

商品詳細を見る


星空のメモリア-ETERNAL HEART-は、2010年1月29日に、フェイバリットから発売されたゲーム。
2009年3月27日にCROSSNETより発売された『星空のメモリア -Wish upon a shooting star-』のファンディスクである。

≪前作・物語≫
2012年、都会に住んでいた小河坂洋は、生まれ故郷の雲雀ヶ崎に戻ることになった。幼い頃の思い出の場所の展望台に行ったとき、洋は大きな鎌のようなものを持った謎の少女メアに出会う。その容姿は洋がかつて雲雀ヶ崎で仲の良かった幼なじみに似ていた。彼女は自分のことを死神と名乗った。その鎌は人の悪夢を刈るという。洋はメアと接するうちに序所に昔の記憶を思い出し、幼なじみに会いたいという想いがつのっていく・・・。だがそれは洋にとっての悪夢だった。そして七夕の日、―――

≪物語≫
メインヒロインである、メアと夢。物語の中核を担う二人のそれぞれの未来を紡ぐ。

≪登場人物≫

メア
星空のメモリアEH14
自称死神の女の子。果たして、その正体は?
(↑要するに、真面目にプレイしていない)

乙津夢
星空のメモリアEH02
主人公の幼馴染。ある病気であったが、今作では遂に退院し、洋と甘い生活を……

≪評価≫
正直に言いましょうか? 夢の話と、サブヒロインになり下がった姫榊姉妹しかやってないよ。
この作品では、冒頭の通り、メアと夢の後日談である。なので、その他ヒロインはショートストーリーになり下がってしまう悲劇。
そして、何よりも今までのサブヒロインがヒロインに昇格できない悲劇。
加えて言うなら、星空のメモリアの内容を殆ど覚えていないので、やった所で記憶が曖昧である。なので、天空のユミナFDのように大雑把に振り返る機能があればよかったのではないだろうか。
……建前だな。
正直に言いましょう。なんで、詩乃さんが攻略対象になってねぇんだよぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!
ふぅ……

星空のメモリア-ETERNAL HEART-……200pts
 シナリオ…100
 キャラクタ…平均100
 ※メインヒロインに限る
  夢…200
  メア…0
 音楽…100
 システム…50
 -詩乃なし…-50
 -メアの声優…-100
ま、相性が悪かったというところだろうか。
2010-02-01

輝光翼戦記 天空のユミナFD -Forever Dreams-(※ネタバレ含む)

輝光翼戦記 天空のユミナFDは、2010年1月29日にWill内ETERNALより発売されたゲーム

ユミナFD01

≪物語≫
前作の記事はこちら
星徒会大戦に参戦したユミナ。ついにやってきた決勝戦。弓那VS那由多。
その決勝戦でハプニングが!! 投票による星徒会選挙において、まったくの同率。
異例の事態ではあるが、最終的には前会長に投票権が与えられる……つまり、那由多の投票で決着がついてしまう。
だが、那由多は投票権を放棄。再選を要求した。しかし、再選には条件が……
「朱島歩武を星徒会陣営に引き渡すこと」であった。
進級か、歩武か…… 二択を迫られた弓那は……
「そんのなの進級とるに決まってるじゃん! おっけーおっけー、持っていっていいわよ」
歩武は星徒会に連れて行かれることになった。

ユミナFD19

なぜ自分が那由多に引き抜かれたのか、その理由はわからないが……(わかれよ!)
歩武は歩武なりに那由多の力になり、挑むのは2週間後の再決勝戦だ!!

≪登場人物≫

翠下弓那
前作のヒロイン。相変らず、バカ。
進級と歩武を天秤にかけたとき、なんのためらいもなく歩武を見放した。
朱島歩武さんのコメント:軽かったよね! すごく軽かったよね! 今日の夕飯決めるくらいに軽かったよね!

黒河雲母
相も変わらずちびっこ部長。
だが、時々見せる油断した顔は…… 子どもだな。

御木津藍
論説部を裏切るわ、超星徒会立ち上げ直後に大問題を発生させるわ……
毎度毎度スゴいな。コイツ。

神楽那由多
ユミナFD07
今作のヒロイン。豊満なボディと見せかけた貧乳。その秘密を知ってしまった歩武……
でも、歩武の真っ直ぐさに惹かれたのだろう。那由多は歩武を自分の所に引き寄せた。
完璧に見えて、でも歩武の影響を受けて少しずつ変わっていく那由多は必見です。
というか、こんな場面、前作じゃ考えらんないよ。

坂上陽子
ユミナFD13
元・巫女委員会。
今作では歩武&那由多に協力してくれる。
本当にツンデレな方ですわ。そんな彼女も夢の中では可愛いね。

坂上月夜
ユミナFD14
元・巫女委員会。陽子の妹で天然。
今作でも歩武の敵になる。が、それは雲母の方便に乗せられて……
ヒロインの中で唯一歩武とエッチしていないんじゃ……

柏木るみね
ユミナFD12
手前の金髪さん。というか、せーらー○ーんの格好をしている人。
二次元愛好会のメンバーで、準決勝で那由多と戦った例の……
神撫学園には、歩武の他にもハーレムを形成している男がいるらしく、写真の二人はそっちの住人らしい。
また、歩武に仮があるとかで、歩武のためにハーレムを形成しようとしていたが、途中でいなくなる。
どーでもいいキャラ。

コルナーニュ学園関係者
神撫学園にはフランスとアメリカに姉妹校がある。そのフランスから短期留学してきたのが、コルナーニュ学園星徒会メンバー他である。
星徒会大戦後、那由多は自分と共に戦ってくれた歩武、陽子、藍、麻衣乃に、敵であった弓那、雲母、黎、月夜を含めた『超星徒会』を結成した。
超星徒会の最初の仕事は、コルナーニュ学園の星徒会と共に学園祭を成功させ、異文化交流を図ることであった。

リリーティア・ラングレイ
ユミナFD16
星徒会長さん。那由多と同じく完璧な人である。
ただし、やっぱり何処かおかしな所があるのだが……
ま、可愛いからいいんじゃないですか?
エル(後述)が懐いた歩武に対して敵意を持つが、歩武の人柄をすぐに認め、次第に自身も惹かれる事になる。
という、この手のキャラにしては、非常にものわかりがいいタイプなだけに、蒼崎評価が非常に高い。
「雄弁な銀、寡黙な金。胸的な意味で」


エレオノール・パスティーエ
ユミナFD02
これでも一応星徒会役員。でも、リリィに可愛がられまくって、内心ウザいと思っている。
日本にやって来たときも、弓那や麻衣乃にもみくちゃにされていた。その時、歩武に助けてもらって以来、歩武に懐いている。

≪評価≫
FDって書いてあるからって『ファンディスク』だと思ったら大間違い!!
『Forever Dreams』なので、事実上の続編。いや、外伝である。
大人気キャラクター那由多を主人公にした作品。今度は那由多が宙へ!?
いやいや、今度はフランス星徒会と戦いますよ!!
ってなわけで、外伝です。
ボリュームも程良くいい感じだし、エターナルらしい作品であると思う。
親切設計で、初めての人にも判り易く『歩武の独り語り』で前作を振り返る機能付き。
ただ、個人的にはダンジョンシステムが面倒で仕方がない。そこだけが個人的には残念であった。

輝光翼戦記 天空のユミナFD -Forever Dreams-……1013pts
 シナリオ…250
 キャラクタ…平均158
  那由多…250
  陽子…200
  月夜…100
  るみね…-50
  リリィ…300
  エル…150
 音楽…300
 システム…80
 +ゲーム性…100
 +ユミナの曲…平均125
  走れ!わがままハート…100
  ぶちかませ!WAGAMAMA魂…100
  嘘つきと傷あと…150
  灰かぶり姫じゃなくても…150

いや、マジでリリィはよかったよ。マジでマジで。
最初はこうだったのに……
ユミナFD10

最後はこうなりますからね。
ユミナFD11
けっしてエルをかばっているのではなく、自分も!!という感じですわ。
FC2カウンター
プロフィール

蒼崎真紅

Author:蒼崎真紅
こんにちわ!
蒼崎真紅のブログへようこそ!
ここでは、蒼崎の小説やゲームやアニメのレビューなどを紹介していきます!
なお、このブログはリンクフリーです。
ご自由にリンクしてください。
ただ、リンクしましたよ。と一言頂けると、蒼崎も見物に行けるので、下にあるメールフォームから連絡して頂けると幸いです。

リンク
TWITTER
ブログパーツ@ステータス
蒼崎真紅さんの読書メーター
ブログパーツ@グラフ
蒼崎真紅さんの読書メーター
最近読んだ本
蒼崎真紅の最近読んだ本
Twitter紹介
カテゴリ
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新記事
検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。