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2012-12-12

ラブライブ! μ’s First LoveLive!  μ's


ラブライブ! μ’s First LoveLive! [Blu-ray]ラブライブ! μ’s First LoveLive! [Blu-ray]
(2012/11/21)
μ’s

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アニメや音楽などさまざまなメディアに展開する「ラブライブ!」から生まれたユニット・μ'sのライブを映像化。話題をさらったアニメーションPVのダンスをメンバーを演じるキャストが忠実に再現するなど、これまで発表した楽曲を生歌とダンスで魅せる。

2012年2月19日
横浜BRITZで開催されたラブライブ!『μ's』の最初のライブ。
一部では伝説のライブと言われいるが、そんな伝説感はあまりありません。参加していたので。
さておき。そんなライブの映像が遂にBDとなって発売されました。
一通り見てみた感想としては……
ステージでこんなことが行われてたのか……というもの。
ライブ当日は一番後ろで立っていたので、実は殆どステージがみえていませんでした。
思わず、なんども見てしまうそんなBDです。


僕らのLIVE 君とのLIFE
この曲はPVでもやっていたもの。
よくぞここまで再現した!という感動さえあった。
スカートひらりがキュートである。

Mermaid festa vol.1
曲調が情熱的なものであり、それにあわせたスパニッシュなダンスが非常に煽ってくる。
視線は画面に釘付けになること請け合い。

夏色えがおで1,2,Jump!
これもPVがある曲。
これは個人的な感想だが、手足の長い三森くんと久保くんのダンスが非常に栄える気がしている。僕の視線は釘付けだ。つか、マジで三森と久保いいよな。

ダイヤモンドプリンセスの憂鬱
Pile様の真骨頂。バブリーな黒と金色の衣装が上品なエロスを感じる。
9人で踊っている時には中々築けなかった。Pileのダンスのキレの良さが際立っている。

ラブノベルス
問題作(僕にとって)。
コミックソング的であるラブノベルス。
そこにコミカルでキュートなダンスがついてしまえば、中毒性は恐ろしいものである。鑑賞の際は気をつけていただきたいものである。
ちなみにこの時点でPile様にメロメロの僕である。スカートの裾掴んじゃって、ねぇ?
最後の徳井くんの楽しげなところも注目である。

Love marginal
妖精のような格好をしていながら、心を締め付けられるような歌詞。
余談だが、練習中にこの曲を聞いた飯田君が泣いてしまったらしいが、その気持ちが痛いほどよくわかる。

sweet&sweet holiday
甘々な一曲。久保君の笑顔にとっても癒されてしまうね。
加えてラブマジで感傷的な気分で気づかなかったが、彼女らの衣装が実はちょっとえろいことに気づいた。
すみません、ダメな大人で。

もうひとりじゃないよ
高坂穂乃果役の新田くんのソロ曲。
歌声も安定しているし、悲しい曲調とは裏腹に『もう大丈夫だよ!』的な歌詞、加えて新田くんの笑顔がとっても素敵である。

スピカテリブル
南ことり役の内田くんのソロ曲。
シリアスな曲調に可愛い声がクセになる。そこに内田くんのマイクパフォーマンスがカッコイイ。
若干、歌声が涙ぐんだっぽいところがLIVE感を感じたね。

私たちは未来の花
園田海未役の三森くんのソロ曲。
和ロックといった曲。CDとは違って、三森くん自身の力強さを感じる音源に感じた。
ところでソロ曲のとき、マイクが徐々に進化しているのに気づいただろうか?気づいたところで何もないが。

知らないLove*教えてLove
エレベーターガール風の衣装がキュート。
お揃いのヘアバンドが可愛し、全員黒タイツとは……

あ・の・ね・が・ん・ば・れ!
大きな振り付けとエロさを感じるダンス。
普通にコメントを失うぐらい見入ってしまう。
にしても、三森くん美人だなぁ。

もぎゅっと“love”で接近中!
こちらもPVのある曲。
以前、どこかで漏らしたコメントでは『静動がハッキリした曲』『ステージを踊る人形』と評した。
それをここまで再現するというのは、本当に声優もタレントも楽な商売ではないと感じた。
さておき。やはり見ていると、ダンス栄えしているのは、三森くんと久保くん、そしてPile様だと確信してしまうほど、注目している。もういっそ恋じゃないだろうか。

baby maybe 恋のボタン
もぎゅっとの時点変わっていた衣装は、キービジュアルのこの衣装。
妙齢の女性の生足(?)が惜しげもなくさらされているので、なかなか煽られるのだが、さておき。
後に来るスノハレ対策なのか、曲調に合わせた可愛らしい振り付けである。

Snow halation
圧倒的に支持者の多いSnow Halationが最後の曲。
ロックナンバーというわけではないのだが、PVからして激しいダンスが続くこの曲。
さすがに疲れが出てきたのがダンスが大雑把になっている方がおられたが、そこはプロ。笑顔はまったく絶やさないのは流石である。


と、いったように、今回は本編のみをレビューしたが、アンコールに関しては自分で買って見て欲しい。
決して、途中でレビューするのに飽きて雑になったわけではない。わけではない!
こうやって改めて映像を見てみると、本当にみなさん魅力的な女性でね。見ているだけで幸せになれますよね。
そんなμ'sのライブが2013年1月3日にあるということで。チケットは既に完売してしまったようですが、私は行きます(自慢)。
行けなかったみなさんは、きっとまた発売されるであろうBDを購入しましょう。
もう風邪気味で何を書いているかよくわかりませんが。

ますます盛り上がりを見せるラブライブ!
品のないファンが増えないことは祈っております。

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2012-05-20

【映画】電人ザボーガー

電人ザボーガーは、2011年10月に日本で公開された映画。監督は井口昇。
原作は1974年に放送されていた同名の特撮である。

主人公・大門豊は、赤子の頃に死別した弟の遺伝子を持つロボット・電人ザボーガーと共に、悪のサイボーグ組織『シグマ』との死闘を繰り広げていた。

本作品は二部構成となっている。
自身の正義や敵幹部との愛の中で、様々な悩みを抱えながら戦う青年期編。
青年期に自身の迷いの為にザボーガーと恋人を同時に失い、糖尿と戦うフリーター(?)である熟年期編である。

青年期編で大門豊を演じる古原靖久だが、お世辞にも演技が上手いとは言えない状態であった。
しかし、全体的に作品を俯瞰すると、古原靖久の演技の下手ささえ演出の一部ではないか?と思えてくる。
監督の井口昇がどういうつもりでメガホンを取っていたかは知る由もないのだが、フィルムを見ていると特撮をバカにしている茶化しているような印象を受けた。
今や特撮は新人俳優たちにとっては登竜門となっている。あるいは演技の素人を連れてきて俳優にしていくのかもしれないが。
仮面ライダーにしろ、スーパー戦隊にしろ、新シリーズが開始された時の演技はひどいものがある。だが、およそ一年間の撮影の中で彼らの演技は上達していく。
だからこそ、物語の冒頭である青年期編の演技の下手さも演出なのではないか?と思えてきた。後半の板尾の演技が上手いかどうかは甚だ疑問だが。

全体的に感じたのは、やはり茶化しているなぁという部分。
残念ながら電人ザボーガーの原作を見たことがないので、否定しきれない部分はあるのだが……
大門の父がシグマから受ける拷問が、アッー!っぽかったり、大門とミスボーグのラブシーンがおおよそラブシーンではなかったり、大門が糖尿になってたり……
いや、大門の糖尿はある意味リアルな話で嫌なのだが。

色々と思うところはあるのだが、全体的な総括として。
先述の通り、特撮によくある俳優の素人さ加減をさえ取り込んで『電人ザボーガー』をリメイクしたのが、今作である。
そのリメイクに井口らしい(?)味付けをしたのが、劇場版電人ザボーガーなのであろう。
2011-01-16

劇場版 機動戦士ガンダム

『劇場版 機動戦士ガンダム』は、1980年から順次公開された映画。三部作。


機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】 [DVD]機動戦士ガンダム I 特別版 【劇場版】 [DVD]
(2000/12/21)
古谷徹、池田秀一 他

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機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]機動戦士ガンダム II 哀・戦士編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]
(2000/12/21)
古谷徹、池田秀一 他

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機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編 / 特別版 【劇場版】 [DVD]
(2000/12/21)
古谷徹、池田秀一 他

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≪STORY≫
舞台は、スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた未来世界、宇宙世紀0079年。地球から最も遠いコロニー群サイド3はジオン公国を名乗り、地球連邦からの独立を求め、独立戦争を挑んできた。圧倒的な連邦軍の戦力数に対して、ジオン軍は人型機動兵器「モビルスーツ(MS)」を実戦投入し、戦争は膠着状態に陥る。
サイド7に住む少年アムロ・レイは、コロニーに侵入したジオン軍MS ザクの攻撃に巻き込まれ、偶然が重なって連邦軍の新型MS ガンダムのパイロットになってしまう。ガンダムの母艦であるホワイトベースは正規乗組員のほとんどを失い、アムロをはじめこれに避難した少年少女たちは、生き残った乗組員達と協力しながらサイド7を脱出する。しかし宇宙には、「赤い彗星」と呼ばれるジオン軍のエースパイロット、シャア・アズナブルが待ち構えていた。
本作は、宇宙や地球の激戦地帯を転戦しながら、宿敵シャアをはじめ様々な人々との出会いや戦い、そして別れを経て数々の困難を乗り越え、閉鎖的な極限状態に悩み傷つきながらも一歩ずつ成長していく、アムロたち少年少女の姿を描いた物語である。

≪評価≫
アムロの背負っている過酷な運命を筆頭に、戦争と言う理不尽な世界で戦い抜いた少年兵たち。
そんな中で成長していく姿は……なるほど、なかなか面白い。
全43話を7時間足らずに編集されている劇場版だが、その魅力はひしひしと感じた。
私はガンダムを放送順にシリーズを追っているのではなく、単純に目に付いた作品を適当に目を通している人間だ。X、W、G、∀、SEED、DESTNYを観ている。
覚えている限りではあるが、これらの作品に通じるシーンをいくつか発見して、機動戦士ガンダムが総ての起源だと感じた。
なかなか楽しめた作品ではあったし、登場人物も魅力的だった。
が、個人的にそこまでだったのかなぁ、と。無感動というわけではないが……
今一つ、胸にガツンとくるものがなかった、といったところだろうか。

今後、他のガンダムシリーズを観ると、作品のすごさが改めてわかるのかもしれない。
2010-12-18

ノルウェイの森(※ネタバレ含む)

『ノルウェイの森』は、2010年12月11日に公開された日本の映画。
監督はトラン・アン・ユン。原作は村上春樹による同名小説。

ノルウェイ

≪STORY≫
親友・キズキを自殺で失ったワタナべは、東京で大学生活を送り始める。ある日、ワタナベは偶然にキズキの恋人だった直子と出会い、毎週直子と東京の街を散歩するようになる。しかし、直子の20歳の誕生日、精神的に不安定になった直子と夜を共にする。それ以来、ワタナベは直子と連絡がとれなくなってしまう。さらに喪失感が深まり心を病んだ直子は、京都の療養施設に入所していたのだ。直子に会いたくても会えない状況の中で、ワタナベは大学で出会った不思議な魅力を持つ女の子・緑にも惹かれていく。

≪評価≫
最初に言っておくのは、明かにデートムービーではないという事である。パッと見では、三角関係を切なく描いたように見えるのだがとんでもない。この映画は大人が一人で見に行くものである。カップルで見に行こうものなら、見るに耐えかねて退場することになるだろう。出入り口付近にいた私だが、何組ものカップルが撤退するのを見送ったのだ。まぁ、それぐらいになるほど強烈な映画であった。
残念ながら私自身はノルウェイの森を読んだことがないので、どう評価していいのかはわからない。ただ、おそらくはワタナベ以外の登場人物である皆さんの人生についても語られてると思う。それが完全にカットされて、ワタナベに焦点を絞った結果、ものすごくエッチなシーンが多い映画になっているのかな?と感じました。
ただ、まぁ、その退廃的というかノスタルジックというか。全体に漂う空気がものすごく映画の雰囲気にあっており、音楽も良かった。
なによりも最後のオチは、なんとも言い知れぬ強烈なインパクトを残した。たった一言のセリフに重みを得た気分である。
正直、あれを見た後にアニメもゲームもライトノベルも見ていられないほどの衝撃を受けた。なるほど、これが日本文学の最高峰と呼ばれるのも納得できる。
もし、もっと大人になってから再びこの映画を見た時、僕は何を思い感じるのでしょうか? それが楽しみな作品でした。

≪総評≫
とにかく軽い気持ちで足を向けてはいけない作品である。
原作などをキチンと読み、内容を落とし込み、覚悟を決めてから行きましょう。
でないと、今の私のように打ちのめされることになるでしょう。

ノルウェイの森……1800円
2010-12-02

SPACE BATTLESHIP ヤマト(※ネタバレ)

SPACE BATTLESHIP ヤマトは、2010年12月1日に公開された日本の映画。
監督は山崎貴である。

ヤマト

≪STORY≫
西暦2199年、地球は謎の異星人「ガミラス」の攻撃で滅亡の危機に瀕していた。ガミラスの遊星爆弾による攻撃で海は干上がり、地球上の生物の大半は死滅した。残された僅かな人類は地下都市を建設してガミラスの攻撃に耐えていたが、地下にまで浸透してきた放射能によって人類の滅亡まであと1年余りに迫っていた。そんなある日の事、地球上にイスカンダルからのメッセージカプセルが届けられた。

≪評価≫
まぁ、全26話の素晴らしかったヤマトを150minのフィルムで再現しきるのは無理なのは分かっていたので、基本的にシナリオには期待をしていなかったのが本音である。
実際、木星あたりにあった浮遊大陸の下りやら色々カットされていた。それはまぁいい。ガミラスはおろか、イスカンダルの皆さんまで思念体であったのも、まぁいいだろう。腑に落ちないのは、じゃあ思念体の皆さんが、なぜ地球に遊星爆弾を叩きこんで放射能まみれにしたのか?というところだ。映画を見ている限りでは、ガミラスの皆さんは人間にも憑依できるのだから、そのまま地球にやってきて人間にでも憑依すればよかったのだ。……まぁ、こじつけ臭い説明は出来ると言えば出来るのだが、それは創造の域を出ないので、やはりパンフレットや円盤化した際のオーディオコメンタリーなどで語られれば、と思います。

さて、出演者の皆さんの素敵具合はもはや語らずとも良いでしょう。
明かな端役にスポットが当たった瞬間に、「あぁ、こいつら死ぬな」と思ったのも外れではなかったのも、まぁいいでしょう。
やはり特筆すべきは、山崎貴とROBOTの繰り出すVFXの素晴らしさでしょう。
山崎貴と言えば、僕の中では『ジュブナイル』や『リターナー』なのですが、世間的には『ALWAYS-三丁目の夕日-』や『BALLAD-名もなき恋のうた-』で有名ですね。
VFX……早い話がCGなんですけど、山崎貴の真骨頂が今作では見れたのかな?と思います。
圧倒的なフィルムの映し出す映像はまさに圧巻。数あるVFXの中でもずば抜けているように思いました。ここまで実写とCGの親和性が高いものか!と感心したレベルです。
例えば宇宙をイメージさせる映像。極端な話だと、黒い下地に点を書いただけ、とは当然違って、奥行きのあるゾクゾクするような映像は、今流行りの3D映像を見ている気分になりました。
まぁ、そういったクオリティの高さの中に、キチンとした『山崎節』があったのは、彼のファンである私としては嬉しかったですね。
宇宙人や、宇宙人が乗る機体が虫のようなフォルムをしていながら変形をしたり。リターナーでよく見た映像が進化していました。いやはや。宇宙戦艦ヤマトという固定された世界観の中に、自分の世界を織り込み同化させたのは感服しました。

≪総評≫
シナリオはどうやったってどうしようもないのは仕方がない。ただ、ガミラスの設定をもう少し練ったり、説明があっても良かったのではないだろうか?
しかし、映像を見ている分には圧倒的であり、「日本の映画もここまで来たのか!」と感服するものがあった。

SPACE BATTLESHIP ヤマト……1500円

山崎監督。ヤマトとか作ってないで、早く『鵺』を見せてください。
2010-10-31

板尾創路の脱獄王(※ネタバレ含む)

板尾創路の脱獄王は、2010年1月16日公開された映画。


板尾創路の脱獄王[DVD]板尾創路の脱獄王[DVD]
(2010/07/02)
板尾創路國村隼

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≪STORY≫
戦争に向かって不穏な空気が流れるある時代。どんな刑務所・拘置所に収容されても驚異的な身体能力と奇想天外なアイディアで脱獄する男がいた。その男の名は鈴木雅之。脱獄を繰り返す彼を人は「脱獄王」と呼ぶようになった。何度脱獄しても必ず線路沿いで身柄を拘束される鈴木に疑問を抱く看守長の金村。鈴木が脱獄を繰り返すのには大きな理由があった。

≪評価≫
劇場公開されている間、ずっと見に行こうとしていたのだが、結局は就活などで見に行けなかった作品。親父殿がレンタルしてきたのを奪って視聴した。毎度の事だが、事前情報が何もなしのノーガード視聴であった。
さておき。
劇中、板尾演じる鈴木はほぼ喋らない。表情や仕草だけで演技していたのだ。それだけに、無銭飲食で捕まり、そこから脱獄を繰り返す鈴木の姿は無気味であった。ただただ脱獄を繰り返している姿は、脱獄するだけに人生をかけているような、そんな不気味さがあった。そう、彼は脱獄をする度に見つかりにくい山道などを選ばず、かならず線路上を駆け抜けていた。それが不気味さに拍車をかける。
そんな鈴木の行動を解明するのが国村隼演じる金村だ。鈴木の行動を不可解に思い、興味を持った金村。視聴者は鈴木ではなく金村にシンクロしていたのではないだろうか。
終盤では鈴木が脱獄を繰り返していた理由を知り、妙な納得を受けたのだが…… ありえないオチが待っていた。

松本人志や世界のナベアツのように、ツッコミのいない寒い映画の類かと思っている方。
若干、シュールさはあるものの、鬼才・板尾創路の本気がここにある。吉本関係の出演者が多いのだが、それでも雰囲気を壊す事は無い芸達者ばかりだ。

≪総評≫
板尾創路の脱獄王……1800円
芸人の作ったフィルムと思ってバカにしてはいけない。
2010-10-31

さらば愛しの大統領(※ネタバレ含む)

さらば愛しの大統領は、アホなスタッフの為に関西圏では2010年10月30日に、その他の地域では同年11月6日に公開された映画。

≪STORY≫
大阪府知事選。世界のナベアツが、まさか現職の知事を下して府知事になった。
彼の掲げる公約は、大阪を日本から独立させる事だった。
物語はナベアツが知事に当選してから独立を宣言する90日間の出来事である。
その裏で、ナベアツの暗殺指令が出ていた。狙われたナベアツを守るのは、2人の刑事であった。

≪評価≫
映画が始まると、いきなり注意が入る。
『アホな映画なので是非とも大笑いをしてください。インテリぶってもカッコ悪いだけです。』
さぞかし笑わせてくれるのだろうと期待して、私もインテリぶるのをやめたのだが……

全体通して言えるのは、完全にスベっている事である。これなら、まだ「ある日のトムとキャメロンの出来事」(ナイト&デイの宣伝)のほうが面白い。
だが、細かいところで余計な事をしている。例えば、警察署の垂れ幕には「ひったくりは一日二回まで」などと書かれていた。そういった所でクスっとする程度だ。
会場も爆笑している夫婦が一組いるだけで、あとはしらけていた。

そんな映画だが、唖然とさせる部分がいくつかあった。
一つは、殺し屋役にとんでもない人達をキャスティングしてきた。仲村トオル、大杉連、志賀廣太郎である。そもそも釈や吹石が出ている時点で驚いていたのだが、そこに上乗せをしてくるのだから大したものである。しかも、大杉に至ってはコントまでやらされている。これが一つ。
もう一つは、地味に張られた伏線である。まさか、あの回想シーンがクライマックスで意味を持ってくるなど思いもしなかった。伏線と言えば、もう一つ。これは未確認ではあるのだが、仮にもう一度見ることがあるなら確認してみたいが、ある人物に注目しすぎて見過ごしている所がある。これが犯人に繋がる決め手になるとは思わなかった。
仮に伏線が敷いてあるならば、あっぱれである。

≪総評≫
確かにアホな作品である。しかもスベっている。
だが、超好意的に解釈すれば、だだ下がりの日本経済にひっぱられて元気をなくしている人達に、もう一度笑いを、笑顔を取り戻して欲しいという願いが籠っているのかもしれない。

さらば愛しの大統領……1000円(二回で)
2010-10-24

インシテミル(※ネタバレ含む)

インシテミル 7日間のデスゲームは、2010年10月16日に公開された映画。
原作は米澤穂信による『インシテミル』。

≪STORY≫
時給11万2000円のアルバイト。世間知らずそうな美人(須和名祥子)に誘われて結城理久彦は、7日間24時間監視の心理学実験に参加する。参加者は男女合わせて10人。
ルールは、10時には与えられた個室に入ること。それ以降に廊下で監視システムである『ガード』と呼ばれるロボットに遭遇すると警告の後に殺されてしまう。殺人事件が起こった場合、探偵(参加者全員の誰でも良い)が犯人を突き止め、多数決で犯人を決定する。賛成多数で真偽に関わらず、犯人は牢獄に送りこまれる。この時、犯人を牢獄に送った探偵は時給が倍額になる特典がある。また、殺された人物にも死亡ボーナスが付与される。
このルールが提示された翌日、早速一人目の犠牲者が現れた。この犠牲者の登場により、参加者は疑心暗鬼に駆られ、殺し殺されの心理ゲームが始まった。

≪評価≫
主人公は藤原竜也、ヒロインは綾瀬はるか。その他にも、北大路欣也、片平なぎさ、石原さとみ、武田真治、石井正則と豪華なキャストが布陣されている。誰も彼も一級の役者なので安心して見れた。一方でギャラがどれぐらいなのか気になってしまったが。
さておき。

以下ネタバレ
完全に事前情報も何もない初見であった私だったが、ゲームが開始された時点で綾瀬はるか(須和名祥子)は運営側の人間だと気付いていた。加えて言うなら、真っ先に投獄された武田真治がゲーム終盤で解放されるのは目に見えていた。
とはいえ、やはり細部は見てみないとわからない部分はあるので、飽きることなく見れた。
原作では、さらに細かい設定があり、参加者も12人とかなり複雑な事になっているようだ。そう言う意味では、映画用にかなり簡略化されてスッキリしていた。よくわかっている。
まぁ、なかなか見応えのある作品だった。
ただ、本編よりもエンディングロールのほうが度肝を抜かれた。
人形の声がバナナマンの日村であったり、エンディングテーマを歌っているのが『May'n』であったり。
完全にしてやられた。

≪総評≫
劇中、これはただの心理実験ではなく、エンターテイメントであった。
彼らの過ごす7日間を完全監視して全世界に配信していたのだ。彼らは視聴料を支払い、参加者のギャラもそこから支払われていた。
悪夢でも見たくはないゲームではあるが、ハッと気付いた。
この映画を見ている自分も視聴者の一人であると。

観賞料1500円

何がどう足りないとは言わないが、大どんでん返しを期待していたのだが……
2010-09-26

【実写映画】君に届け(※ネタバレ含む)

君に届けは、2010年9月25日に公開された映画。
原作は椎名軽穂による同名の少女漫画である。

≪STORY≫
北幌高校に入学した黒沼爽子は、見た目が暗く、周りからは「貞子」と呼ばれ、クラスに馴染めないでいた。しかし、クラスメイトの風早翔太や吉田千鶴、矢野あやねなどの協力を得て、周囲の誤解を解き、友情・恋愛などを通して成長していく。
物語は爽子と風早が出会ってから正月までの間である。

≪評価≫
・役者
先日から言ってた通り、多部未華子が爽子を演じている。原作の漫画を読んだ印象では、「まぁ、多部かな?」と思ったのだが…… 思った以上に、多部未華子は普通であった。さすがに原作漫画やアニメのようにはならないとは思っていたが、もう少し似せる努力をしてもよかったのかな?と思ってしまった。というのも、蓮佛美沙子が演じる吉田千鶴、夏菜が演じる矢野あやねの再現率が非常に高かったように思えたからだ。加えて言うなら、非常に好演であった。
三浦春馬は、最初こそ「風早かなぁ?」という疑問を持っていたが、すぐに違和感はとれた。非常に優秀である。
こうなってくると、多部未華子は何処まで行っても多部未華子なのだ。ちょいちょい爽子に見えなくもないが、全体的に多部であった。
残念な部分と言えば、青山ハル演じる真田龍だ。難しい役どころだとは思うが、それにしても大根すぎやしないか?と感じてしまった。役者に関してはこれぐらいでいいだろう。

・脚本
演出の部分がちょいちょい雑だった気がするのは私だけだろうか? イメージ的にシーンを撮影したのを、そのまま直結させた感じ。繋ぎのシーンがないというか。アニメ全24話の総集編のケツにオリジナルシーンを挿入した感じである。さすが劇場版。
まぁさておき。
この作品では、何気ないシーンやアイテムが中盤から終盤にかけて非常に意味のあるものになってくるのは、さすがであった。こういったものは、本当に感心するものである。

≪総評≫
非常に惜しい作品だ。ちょいちょい雑な編集と一部役者のために頭を抱えることになった作品。
私自身は原作を読んでからの挑戦であった上に、映画批評家かぶれのマネゴトをしてるど素人なので、穿った見方しか出来ないが、まぁ悪くは無い作品である。

観賞料900円

まぁ、なんつーか、イメージの中の爽子って細いイメージがあったんだ。別に多部が太っているというわけではないが、でもイメージ通りでもなかった。
年齢的にもキツいが、柴崎コウや栗山千明にやらせたほうがイメージに近いかも。
あと、胡桃ちゃんは矢田亜希子にやらせたら面白いかもな。
……年齢的にキツいか。
2010-08-29

第9地区(※ネタバレ含む)

『第9地区』(原題:District 9)は、2010年4月10日に日本で公開された映画。
監督は、ニール・ブロムカンプ。主演はシャールト・コプリー。


第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)第9地区 Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
(2010/08/11)
シャールト・コプリーデヴィッド・ジェームズ

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≪STORY≫
南アフリカ共和国のヨハネスブルク上空に突如宇宙船が出現。しかし、船が故障してしまったため船内の者たちは地球に降りてくる。28年後、乗船していたエイリアンであるエビ(外見がエビ[=PRAWN]に似ているため)たちは地上に移り、隔離地区である第9地区で難民として地球人と共存していた。そこは人間とエビの争いが絶えないため、MNU (英:MULTI-NATIONAL UNITED) と呼ばれる超国家機関によって管理・監視されていた。MNUの職員であるヴィカスは、エビたちをさらに離れた彼ら専用の居住区域である第10地区に移住させるべく、立ち退き要請の同意を得るため第9地区を訪れるが、その道中に見つけた謎の液体を浴びてしまう・・・・。

≪評価≫
この作品をレビューするのに、少々困っている。正直に言えば、少々侮っていたのである。宣伝用のポスターや予告編などを見ていると、『エイリアンを差別して、それをキッカケに戦争。そして人類の大勝利!』という安易なモノを考えていた。しかし、予想は裏切られることになった。
ヴィカスが謎の液体が原因でエイリアン化を始めてしまう。それにより、企業からは商品(またはサンプル)としてしか見られなくなるし、D9に住まうギャングは彼を食って自分も同じようになろうとする。ヴィカスはヴィカスで自分が生き残る、元に戻ることしか考えていないのだ。
この作品は人種差別を比喩した作品、というよりも人類の倫理観の未発達さを揶揄したものだと捉えた。これは以前、別の作品でも指摘した。
今の地球に高度な文明を持った異星人などが現れるものなら、その技術を独占しようとする者が現れるのは明白である。誰も彼もが自分の利益を追求しすぎる。だから、争いが起こり戦争が起こるのだ。そんなイメージを受け取った作品であった。
やはり特筆すべきは、映像でしょう。
エイリアンなどはCGやきぐるみで表現しているのだろうけど、その差がまったくわからない。その上、空に浮かぶ宇宙船が本物のように見えるし、風景に同化しているのが素晴らしい。
この作品は、見ても損はないだろう。

≪総評≫
映像が時々グロテスクな部分があり、目を逸らしたくなるシーンは多々ある。
しかし、その表現力は見事なものであると言える。
また、映画の構成として全編がドキュメンタリー風に描かれており、妙なリアリティを発揮していた。これも評価が高い。
ただし、終幕は決して締りの良いものではなかった。
2010-07-28

テレビ初登場の「サマーウォーズ」は特別版、細田監督が直々に再編集。

8月6日の「金曜ロードショー」(日本テレビ系)でテレビ初登場となる、細田守監督の大ヒット劇場アニメ「サマーウォーズ」が、テレビ放送用に再編集されたオリジナルバージョンとなることがわかった。細田監督がTwitter上で明かしている。

「サマーウォーズ」は、劇場アニメ「時をかける少女」で爆発的な支持を集めた細田監督による2009年公開の劇場アニメ。口コミから評判が広がり、異例のロングラン・ヒットを記録するとともに、数々の賞を獲得してきた作品だ。

インターネット上の仮想世界とリンクする世界で、ふとしたことから世界の危機に巻き込まれ指名手配されてしまった主人公。憧れの先輩やその家族と、世界を救うべく戦うといったスリリングなストーリーが繰り広げられる。アナログとデジタルが織り交ざった絶妙な世界観にハマる人が続出した。

今回のテレビ放映について細田監督は、Twitterで「金曜ロードショー枠に合わせて再編集&再ダビングしました」と報告。「再編集はさておき、テレビ放映のためだけにダビングをやり直せるのは結構珍しいのでは?」と、異例の作業だったことを語りつつ、「なかなかいい仕上がりになったと思います」と、納得の出来映えに自信を覗かせている。

また、再編集・再ダビングに至った経緯としては、「劇場とTVの間合いって、やっぱり違いますものねー」と説明。「6コマとか4コマ単位で手を加えました」と、かなり細かい編集が加えられている模様だ。

なお、この報告を受けるまで、一部ネットではテレビの時間制限による懸念の声が漏れ聞こえていた。告知されている放映時間は21時から22時54分。CMを考えるとさらに減ってしまうが、作品自体は115分であり、「時間内にどう納めるのだろうか」「大事な部分がカットされないだろうか」との不安要素があったためだ。

しかし、細田監督が自ら再編集作業を行った“テレビ最適化版”のオリジナル「サマーウォーズ」を直々に発表したことでファンは大喜び。細田監督のTwitterでの発言は深夜にも関わらず活発なリツイート(引用)が行われ、書き込みからわずか2時間で260件を突破したほどだ。「細田監督ならこれぐらいやってくれると信じてた!見る理由ができたなう」「見比べよう」「ブルーレイ買いましたが、楽しみにしてます♪ 」と、すでに作品を見たファンからも期待の声が続々と寄せられている。

「サマーウォーズ」公式サイトでは、番組の進行に合わせてシーンの解説や豆知識を紹介することが告知されており、同サイトによるとこうした試みは「映画放送史上初めて」だという。さらなる魅力をプラスしてのテレビ初登場となる「サマーウォーズ」に期待したい。





あれだけ濃密な作品を、いかにテレビ用に再編したのかが注目である。
何度も見た映画だけあって、そういった楽しみ方しかできないのが残念ではあるが、やはり期待してしまう。
さぁ、レートMAXで録画する準備は出来たかな?
8月6日まで楽しみに待機しておこう!!
2010-07-09

踊る大捜査線 THE MOVIE 3ヤツらを解放せよ!(※ネタバレ含む)

踊る大捜査線 THE MOVIE 3ヤツらを解放せよ!は、2010年7月2日に公開された映画。

≪STORY≫
主人公、青島俊作は警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係係長・警部補に昇進していた。そんな彼だが、今は湾岸署の引っ越しに伴う、引っ越し対策本部長として東奔西走していた。
多忙の中で、銀行では金を取らない金庫破り事件、バスジャックするだけして財布も取らない要求もないバスジャック事件と不可解な事件が起こった。首をひねらせる青島達、湾岸署の刑事達。
そんな中で重大な事件が起こった。引越し作業中に拳銃を三丁も紛失してしまう。これが事件の始まりだった。

≪評価≫
やはり『踊る大捜査線』はスゴかった。
現在再放送されている(関西圏だけ?)、ドラマシリーズと変わらないテンポの良さと会話の軽快さ。いや、ドラマシリーズよりも良くなっている。
ただ、この作品はある程度のシリーズを見ているなどの知識を持っていないと楽しめない作品ではないだろうか?
新規ファンの獲得は難しいのだが…… よく考えれば、新規ファンなど不必要な程の人気だった。
その代わりに、オールドファン。それも非常に読みこんでいるファンに対しては面白いことを多くしている。歴代の犯罪者が登場するのはもちろん、つまんない事件に登場した人々などが台詞もなく、画面の端に映り込んでいる程度など、気がつかない所で色々と小ネタを仕込んでいる。それにいかに気づけるか。何度も見てもらえるような工夫をしている。
私が注目したのは、和久さんの甥である和久伸次郎(伊藤淳史)の登場。そして、鳥飼誠一(小栗旬)というエリートも登場した。一見、ゲストキャラに見える彼らだが、私には彼らが次世代の踊る主人公になるのではないだろうか? 新シリーズの匂いを感じた。

≪総評≫
踊るファンならば見て、絶対に損はしない作品である。下手をすれば、何度も劇場に足を運んでしまう程の面白さがここにある。
新シリーズを匂わせる終わり方に期待感も高まる作品だ。
……これは未確認情報だが。というか、私の勝手な推測だが。エンディングロール直前、青島刑事の後ろでボクシングをしていたのは、南海キャンディースではないだろうか?

ただ、ちょっと気になったのは、SHUFFLE!のポスターがあったとかではなく。
オタクが爆弾を作ってるのは面白くないよね。ちょっと不愉快。
2010-06-19

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王3(※ネタバレ含む)

仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王3は、5月22日、6月5日、6月19日に隔週連続公開された映画。

仮面ライダー電王は、平成ライダーの中でも特に人気が高く、近作を一本の映画としてカウントしても、全部で5度も映画化されているので、その人気は窺える。

≪Episode Red ゼロのスタートウィンクル≫
・Story
侑斗と愛理の関係にピリオドが!?ここにゼロノスが命がけで愛を貫く、ラブサスペンスが展開する。星空のゼロノス、撃てデネビックバスター!!
忍びこんだピギーズイマジンのために、デンライナーが大暴走!良太郎の力を借りにモモタロスが下車するものの、何やら愛理の身辺に不穏な影が!?迷走を続けるデンライナーとイマジンに狙われる愛理!良太郎とともに侑斗が事件を追い、次々起こるアクシデントに挑んでいく!
ゼロノス、ノンストップアクションで愛を救え!!

・評価
エピソードレッドは、大人向けの作品であった。
物語の通り、侑斗と愛理の関係にピリオドをうつための物語であるので、ちょっとお子様にはわからないような月9のような展開がある。しかし、それだけではなく、モモタロスを筆頭にしたイマジン達がコミカルに動き、物語を軽くしてくれている。本来なら、そのギャグは内容には見合わずに不愉快にさせるパターンもあるのだが、それがないから電王の人気は高いのだろう。
ところで、『愛理』ってワードだけだと、瀬名愛理が出てくるあたり、ましろ色シンフォニーが好きなんだと思う。

≪Episode Blue 派遣イマジンはNEWトラル≫
・Story
幸太郎とテディの契約が終了!? 失ってみて初めて分かる大切なモノがある……。決死のNEW電王、新装備で友情のカウントダウン開始!
マンティスイマジンとの戦いでケガを負った良太郎の代わりに、助っ人として幸太郎が呼びだされた。しかし、オーナーが衝撃発言を!?謎のドッペルゲンガー事件に巻きこまれる女の子・上原美来、そして最悪ゾーンに入った運の悪さに見舞われた幸太郎は、絆の糸を結び直す戦いに挑んでいく! NEW電王、新ウエポンを振るい相棒を取りもどせ!!

・評価
近くにあるほど大切なものを見落としている。
これは、幸太郎とテディの話である。ベストパートナーである二人だが、幸太郎はテディのサポートがないと、不幸まみれであった。しかし、最近ではそれを当たり前にしていた。それが唐突な辞令で二人が引き離される。
REDとは違ったベクトルでのいい話であり、これは完全に子供向けである。が、同時に一緒に見ている大人たちにもメッセージを伝えているようであった。

≪Episode Yellow お宝DEエンド・パイレーツ≫
・Story
海東大樹が「電王」に逮捕された!?デンライナーを奪った大樹が狙う「お宝」に隠された秘密とは何か?究極のディエンド、コンプリートフォーム誕生!!
ディケイド世界から電王世界へ、お宝求めてスパイダーイマジンと契約した海東大樹を、人工イマジン・イブと「仮面ライダーG電王」に変身する時間警察の黒崎レイジが追う。そして、2人の過去に秘められた悲しい思い出が、ディエンドに最大のピンチを招く!暴走するイブに立ち向かう、大樹の運命やいかに?ディエンド、最強形態で人の想いを守りぬけ!!

・評価
ディケイド本編中から比べて、ずっと大人になったディエンドこと海東大樹。
お宝は金銀財宝だけ。そう思っていたのは、ディケイド本編中。
今回の話では、お宝を盗もうとした過去の彼を止めようとしている。
お宝とは、金銀財宝だけに非ず。お宝は『かけがえのないもの』なんですから。

≪総評≫
これまでの、これからの『電王』シリーズの面白さを疑縮した作品となっている。と言われているだけあって、非常に良い出来でした。
仮面ライダーファンなら必見の作品であるといえるでしょう。

必見といえば、NEW電王とキンタロスのコラボレーションは、なかなかどうして『面白かった』。
また、いちばんの見所は、やはりディエンドのコンプリートフォームですね。
都合8枚分しかなかったのですが、面白いのは歴代の黒い人たちが登場。久しぶりに見たよ、リュウガとか。

そんな感じ。
2010-05-06

劇場版 銀魂 新訳紅桜編(※ネタバレ含む)

劇場版 銀魂 新訳紅桜編は、2010年4月24日に公開されたアニメ映画。

≪STORY≫
ある夜、橋の上で決闘を申し込まれた桂。体よくあしらおうとした瞬間、鮮血の中で桂が倒れた…。
辻斬りによる被害が多発しているかぶき町。そんなある日、エリザベスが万事屋を訪ね、事の顛末と桂があの夜以来行方不明である事を話し、桂の探索と辻斬りについて一緒に調べてもらう様に依頼する。
一方で銀時はエリザベスの当面の依頼を神楽と新八に任せ、元から依頼されていた村田鉄矢・鉄子兄妹の下へ向かう。彼らの依頼は「盗まれた名刀・紅桜を取り返してほしい」。
村田兄妹の依頼を遂行する銀時と桂を探索する神楽・新八・エリザベス、二つの事案が複雑に絡み合い、遂に辻斬りの正体にまでたどり着く。そこには意外な人物が…。

≪評価≫
さすが銀魂といったところか。
いきなりBGオンリーから始まるわけだが、これは予想できたが……
まさか、ワーナーがあんなことに……
というか、配給がワーナーかよっ!!
さておき。
本編自体は、ほぼ総集編。ちょいちょい継ぎ足しがされている程度ではあるが、非常に綺麗によく動き。さすがといわざるを得ないのは、あれだけのクオリティを維持し続けたことである。
なので本編自体は紅桜編であるので、語りようがない。
しかし、やっぱり銀魂。本編終了後にオマケのようなアニメーションがあった。
多くのキャラが登場して賑やかであったが、それこそがアニメ版銀魂の終了を感じさせるものであった。
最後の最後まで銀魂らしい、いい映画であった。
2010-05-06

ゼブラーマン2 ~ゼブラシティの逆襲~(※ネタバレ含む)

ゼブラーマン2~ゼブラシティの逆襲~は、2010年5月1日に公開された映画。2004年に公開された『ゼブラーマン』の続編。

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≪STORY≫
ゼブラーマンこと市川新市が地球の平和を守り、その姿を突如消してから15年後の2025年。東京はゼブラシティへとその名を変えていた。そのゼブラシティではゼブラタイムという特別な時間を設けていた。それは朝と夕方の5時から5分間だけ、警察官(ゼブラポリス)や議員などの権力者はあらゆる犯罪行為を許されるという恐ろしいものだった。
様変わりしたゼブラシティの道端で市川は突然目を覚ます。しかし、彼は記憶を失っており、力も白の部分しか存在しなかった。

≪評価≫
まったくもって茶番。
とはいえ、まったく面白くないわけじゃない。難しいことを考えずに見ているだけなら充分な作品だと思う。
ちなみに難しいことを考えながらみていたので、なんと言っていいのやら。
なので、俳優について少し。
哀川翔は、割と仕事を選ばない人なのかもしれない。だから、僕も彼に好感を抱いているのだろう。個人的な意見だが、Vシネにでるぐらいなら、こういった作品に多く関わって欲しいものです。
井上正大。まさか、こんなところでディケイドに…… はっ!! 丸く収まったのも、ディケイドのせいか? おのれ、ディケイドめ!! ……まぁさておき。相変わらずな彼でしたが、それなりに成長を感じましたね。ディケイドやってオシマイではなかったので安心した。
仲里依紗は……すごかった。ここまでセクシーな動きを見せるとは…… 別に現実の女性に興味がないわけではないが、基本的には女優やアイドルに興味を出さない私ですが、ちょっとアブなかった。しかも、歌が上手い。う~ん。サマーウォーズ、時をかける少女にも出てたし。注目の女優かもしれません。

≪総評≫
まぁ、ぼやっとみている分には充分。
仲のエロいダンスや演技を見るだけでも充分だと思います。
2010-03-06

サマーウォーズ(※ネタバレ含む)

サマーウォーズは、2009年8月1日公開の日本のアニメ映画。
監督は、『劇場版デジモンアドベンチャー』『劇場版デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』『時をかける少女』などを手掛けた細田守。

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≪物語≫
世界中の人々が集うインターネット上の仮想世界、OZ(オズ)。そのメンテナンスのアルバイトをしている高校生の健二は、憧れの夏希先輩から田舎に行くというアルバイトを頼まれる。気楽に応じた健二だったが、実は夏希の本家とは武家の血筋を受け継ぐ旧家、陣内家であり、曾祖母である烈女・栄のために夏希のフィアンセのふりをするというアルバイトだったのだ。
さいわい栄は健二を認め、芝居は平穏のうちに終わるかに見えたが、その夜健二はケータイに届いた謎の数式を、数学の問題と考えて解いてしまう。しかしそれは、OZ世界を崩壊させ、現実世界をも混乱させる大事件の幕開けだった。

≪登場人物≫

小磯健二
17歳、東京都内にある久遠寺高校物理部所属の2年生。
父は海外に単身赴任、母は仕事で忙しく、自宅ではほぼ一人の生活をしている。
国際数学オリンピックの日本代表権をおしくも逃すものの、数学に関する解析能力は抜群。
OZ内で使用する正規のアバターは、クマの耳をつけたヒト型で名前は「ケンジ」。
他に早急につくったリス型アバター「仮ケンジ」を使う。

篠原夏希
18歳、久遠寺高校の3年生で、剣道部に所属する校内のアイドル的少女。
陣内栄の孫娘で花札が得意。初恋の相手は陣内侘助。
アバターは鹿の耳をつけた袴姿のアバター「ナツキ」を使用。

池沢佳主馬
13歳、パソコンの格闘ゲームの世界的チャンピオン、ウサギ型アバター「キングカズマ」を操る達人。
OZ経由で陣内万助に少林寺拳法を習っていたため、万助を師匠と呼ぶ。
ゲーム開発の才もあり、ゲームで数々の特許を取得している。

陣内栄
夏希の曾祖母。戦国時代から続く陣内家の16代目当主。8月1日に90歳の誕生日を迎える。
アバター「サカエ」は陣内家の雁をあしらった家紋を使用している。
花札にはめっぽう強く、陣内家の人間のほぼ全員が彼女から手ほどきを受けている。

陣内侘助
41歳、陣内家の当主だった大おじいちゃんの隠し子。
頭脳優秀だが、過去トラブルを起こし、夏希・栄以外の親戚達から疎まれている。

佐久間敬
17歳、健二の同級生。健二とともに久遠寺高校の物理部に所属。
ドット調のサル型アバターを使う。

≪評価≫
細田監督の時点で安心していたのだが、やはりそれ以上の作品になっていた。
冒頭のOZ内の映像がウォーゲームの際に使用したものに酷似(?)していたので、嬉しくなった。
夏の田舎の映像と、デジタルワールド(OZ)の映像のある意味ミスマッチ具合がいい雰囲気である。
判り易い三下キャラや、ダウナー系の敵役が最後には力を合わせて戦う姿は、大家族の絆を感じさせるものである。また、暴走した敵AIに立ち向かう陣内家の面々に、傍観を決め込んでいた世界中の人々が力を貸してくれる様は、ウォーゲームに通じるものがあり、安易であるにも関わらず震えるものであった。
インターネットおける害悪である側面と、コミュニケーションツールを越えた協力は、非常に素晴らしいものであった。
主人公である健二が主だって敵と戦うわけではないのだが、それが逆に好感を持てた。彼がやったのは、複雑な数学の問題になるパスワードの解析をやってのけたこと。遂には暗算で問題を解いてしまうのだから、ある種の火事場の馬鹿力を見せた。これは安易なヒーロー思考とは違うので、好感度ますますアップ。
主人公の健二くんは、栄が亡くなった後に葬式の準備をすることよりも、ラブマシーン(AI)を倒すことを優先するように言った。これは、昨日の栄の働きを見てのことだろう。ラブマシーンが暴走したために栄は亡くなった。少なくとも、何かしらの手を打てたハズであった。そんなことが誰かの身に起こるのを良しとしないのは、やはり栄の意志だと思う。それを正しくくみ取った健二くんは称賛すべきである。【女は実像、男は陽炎】なんて言葉があるが、その通りで、女性陣は健二の案を棄却したが、男たちは健二に賛同した。栄の意志を正しく受け継いだ健二は、陣内の婿としては、合格点である。
三下キャラがここ一番で邪魔(意図せず)してしまったのも、「らしい」と思ってしまった。
毎度のことであるが、興奮冷めないうちに書いているので、的を射た感想が出ないのが残念であるが、とにかくサマーウォーズは一度は見るべき作品である。

サマーウォーズ……905pts(MAX1000)
 シナリオ…270(MAX300)
 キャラクタ…175(MAX AVERAGE 200)
  健二…180
  夏希…200
  佳主馬…150
  栄…170
  侘助…200
  敬…150
 音楽…180(MAX200)
 演出…280(MAX300)

レンタルであるが、これは買うだけの価値がある。
2010-02-18

涼宮ハルヒの消失(※ネタバレ含む)

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涼宮ハルヒの消失は、2010年2月6日に公開された映画。
原作は『涼宮ハルヒの憂鬱』シリーズの『涼宮ハルヒの消失』である。

≪物語≫
高校1年生の冬、ハルヒ率いるSOS団の面々は以前と変わらず普通の学校生活を送っており、来るクリスマスに向けて部室で鍋パーティを開くことを企画していた。
12月18日の朝、いつもの登校路でキョンは風邪を引いた谷口との会話が噛み合わないことに違和感を持った。教室に入ると風邪が流行しているらしく、多くのクラスメイトが欠席しており、ハルヒもその中に含まれているようだった。昼休みになり、キョンは国木田と昼食を共にしたが、ここでも会話が噛み合わない。そのとき、風邪から回復したらしい女子生徒が教室に入ってきた。本来ハルヒの席であるはずのキョンの後ろの席に座ったのは、半年前に長門有希との戦闘に敗れ消滅し、表向きはカナダに転校したことになっていたはずの委員長、朝倉涼子だった。
錯乱寸前となったキョンは数人のクラスメイトに訊ねたが、その全員がハルヒの存在を知らず、朝倉涼子の転校に関しても「してない」と答えた。出席簿を確認しても、そこにハルヒの名前はなかった。他のSOS団員の姿を求め、古泉一樹の在籍する1年9組へと向かうが、9組があるはずの場所には、非常階段へ続く踊り場だけがあり、古泉はおろか9組存在そのものが消失していた。朝比奈みくるは鶴屋さんと一緒にいたが、みくるは未来人ではなくなっており、SOS団に関する記憶もさっぱり無くなっていた。茫然自失しつつ最後の砦としてキョンが向かったのは、SOS団が占拠していた文芸部室だった。そこにあったのは、眼鏡を掛けて“驚いた様子でキョンの姿を見つめる”長門有希の姿だった。
改変された世界でキョンは葛藤しつつ、元の世界へ戻るべく孤軍奮闘が始まった。

≪これまで≫
正直言って、ハルヒの商法には辟易していた。ハルヒ派生の漫画などが乱立しているのは、気に入らない。たぶんこれは食わず嫌いだろう。あとは平野綾が好きではないのもある。フィーバーしてしまった彼女の容姿は…… 最近は許せるようになってきたのだが、なんだか気に入らないのは、きっと相性が悪いだけだろう。
……告白しよう。ハルヒは大好きだった。それだけに、エンドレスエイトはブチギレそうになった。確かに毎回毎回演出などがちょいちょい変わっているのは判ってたし、それが面白いんだろう。それに、あんだけリピート放送みたいなマネをすれば、すぐに炎上してマスコミがかぎつける。良くも悪くも注目を浴びるだろう。
メンドクセーなぁ、とっとと話を進めろや!と思い、私は遂に見るのを辞めてしまった。
加えて言うなら、涼宮ハルヒの分裂以降、本が出ないのが気にいらない。
だから、私は涼宮ハルヒ離れをしてしまった。
もっとも。一番の理由を挙げれば、人気が出過ぎて面白くなくなった(内容ではなく感情的な部分)という、子どもみたいなところかもしれない。

≪評価≫
ただ久しぶりに映画が見たかっただけである。だから、ハルヒを選択した。
やっぱり、消失が一番好きな話であったからである。

まぁ、さておき。
正直に言えば、ナメていた部分も確かにあった。京アニである以上は、ある程度のクオリティコントロールが期待できるのだが、なんだか適当にペロペロっと作っておしまい。リピートしてみてね☆みたいつくりだと思ってた。これはエンドレスエイトのくだりで、京アニの評価を格段に下げてしまった侮りだ。

声優陣も絵の綺麗さも通常放送よりも良い出来である。
が、それ以上に特筆すべきは演出の良さだろう。
キョンの独白による進行を見事に映している。それだけに、素晴らしい演出が出来た。が、これは後述。
先に、まずは長門。
今作のヒロインと言っても過言ではない彼女の可愛さは異常であった。
そういえば、原作でも消失を読んでから長門が異常に好きになったのを覚えている。
長門有希であり、長門有希ではない彼女。あの、入部届けのシーンにはなんだか涙が出てきた。
そして、その入部届けを返すシーンに涙が出てきた。
あの『入部届け』とは平穏な日常へチケットのように思えてくるのだ。これは勝手な推測だが、長門有希のある種のラブレターであったのかもしれない。
ヒロインたるハルヒは、他の学校に行っているのだが、そのシーンでは今のような破天荒さはなく、憂鬱な表情そのもので酷く大人びて見えて、不覚にも魅入ったものである。その顔が次第に今のハルヒに近づいていくのは、キョンと出会った春から今までにかけての総集編だったのかもしれないね。
さて、本題。
キョンの独白。これはキョンにとってとても大事なエピソードである。
今まではハルヒに巻き込まれて迷惑を被っていた彼だったが、突然現れた平和な日常に困惑する。そして、キョンは自問自答…… いや、本心が上辺に語りかける。
「お前は本当に楽しくなかったのか?」と。
上辺のキョンを本心のキョンが足蹴にするシーン。それは否定しようのない圧倒的な感情を表していたのではないだろうか。

とりとめのない話になったが、2時間50分? 40分という長い時間を使って丁寧に作り込まれた作品である。
マクロスFを否定するわけではないが、これは何度も見るべき作品ではない。それは、ほぼ3時間という長い時間の中に濃密に詰め込まれた作品の情報量がお腹いっぱいにしてくれるからであるのではないだろうか。

涼宮ハルヒの消失……1050pts
 物語……350
 音楽……200
 キャラクタ……300
 +演出評価……200

あまり気にしないでほしいのだが、安直な理由で見に行くと酷い目にあうような気がする作品である。
また、昨今のアニメ映画に一石を投じる作品になるのではないだろうか?
2009-12-12

宇宙戦艦ヤマト 復活篇(※ネタバレ含む)

宇宙戦艦ヤマト 復活篇は、2009年12月12日に公開された映画。

ヤマト

≪物語≫
宇宙戦艦ヤマトがアクエリアスの水柱を自爆により断ち切り、その海の中に自沈して17年が経過した西暦2220年[9]。移動性ブラックホールが発見され、これが太陽系に接近して地球を飲み込むことが明らかになった。
人類は2万7000光年離れたサイラム恒星系惑星アマールの衛星へ移民を計画。3億人ずつの移民を乗せた第1次、第2次移民船団が地球を出発するが、移民船団はいずれも航海中に謎の敵からの攻撃を受けて消息を絶ってしまった。第1次移民船団には古代進の妻、雪も搭乗していた。
ヤマトは修復・強化改装を受け、凍結して氷塊となったアクエリアスの中から甦り、第3次移民船団の護衛艦隊旗艦となった。38歳になった古代進は新生ヤマトの艦長として、そして第3次移民船団司令として新生ヤマトに搭乗、移民船団を率いて地球から旅立つ。

≪考察≫
元々、テレビシリーズしか見ていない私には、ヤマトがアクエリアスに沈んだ理由は不明であった。
しかし、当時の映像を編集して断片的ながらも見せてもらったおかげで、かなりとっつきやすかった。
さておき、原案が石原慎太郎であった事が冒頭で判り、不安の色を隠せなかった。
どうにもあのオヤジは戦争好きに見えてしまうのだ。というか、あのオヤジが推奨する作品は戦争ものばっかりだ。
今作でも非常に色濃く出ていると言える。
アマールは『大ウルップ星間国家連合』に属している国(惑星)なのだが、事実上はSUSという国の圧倒的な暴力により支配されているようなものであり、地球人を受け入れた事により武力制裁を受け、遂にSUSより離反した。また、最初にヤマトと対峙し、ヤマトの戦う姿に武士道を感じた大ウルップ星間国家連合の国家の一つエスト軍はSUSより離反した。最後にヤマト自身もSUSに宣戦布告を成した。
状況だけ見ていると、第二次世界大戦のAXISを思い出すのだ。まぁ、ホント、大ウルップ星間国家連合(世界連盟)と地球、アマール、エスト(AXIS)という構図だけだが。
さておき、思ったよりは面白かったと思う。先述のとおり、テレビシリーズだけでも十分に楽しめた。
そして、謎の敵が出てきた所で話が終わっており、気になると言えば気になるものだ。
2時間超のフィルムであるためなのか、かなり話を詰め込んでいるようにも思える。

古代進
38歳のオッサンになり、雪との間に美雪という子をもうけていた。
もはや艦長というレベルではなく、天才(戦艦)パイロットという感じである。
終始ブレることなく、勇猛に理知的に振る舞った。

他にも新キャラや旧キャラが登場した。
しかし、あれだな。感動的に人がぽいぽい死んでいく作品だ。

さて、やはり言及すべきは声優陣だ。
若手から中堅、大御所まで入り乱れる豪華声優陣。
特筆すべきは、この手の映画にありがちなタレントの安易で阿呆でどうしようもなくクズな起用が一切存在しないのだ。
それだけに非常に安定している映像になっていると言える。

そうして特筆すべきは、やっぱり新生ヤマト。
当時のフォルムのまま、CG化されるだけあって美しい。
見てくれだけではない。内容装備もパワーアップしている。
本放送であったか忘れたが、発射したミサイルがシールドになるもの。
そして、やっぱり出ました。波動砲。
六連式波動砲!(=波動砲続けて6発発射可能)
いやぁ、かっこいいね!!

≪総括≫
正直なところ、テレビシリーズだけで充分だと言える。
しかしながら、やはり現代の技術でよみがえったヤマトは壮観と言える。
とにかく古代は無敵である。

宇宙戦艦ヤマト 復活篇……485点
 物語……80
 音楽……100
 キャラクター……85
 +六連式波動砲……100
 +何気にアルフィーの『宇宙戦艦ヤマト』……120

……なんで古代雪はわざわざ裸になって消えたんだ?
2009-12-12

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010(※ネタバレ含む)

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010は、2009年12月12日に全国で公開された映画。
W&D

≪物語≫
仮面ライダーディケイド~完結編~
遂にディケイドが完結する。
この映画を見る数日前、ウェブの記事で「続きは最終回で!事件」について、白倉伸一郎プロデューサーが語っていた。
ディケイドのテレビシリーズは、円環物語になっているそうだ。つまり、最終回の後には、第一話の冒頭に戻るというものだ。4コマで言えば、4コマ目に「1コマ目に戻る」といった感じである。
その円環から外れたのが、この完結編である。4コマ目から、次の話に移動すると言うことである。
世界の破壊者を受け入れた士は、次々にライダー達を倒していく。そうして倒したライダーが残すライダーカードを集めて、倒したライダーを忘れないように眺めていた。そして、遂にクウガさえも倒したディケイド。
一方、鳴滝は光栄次郎をイカデビル……スーパー死神博士として復活させ、自身はゾル大佐となり、スーパーショッカーを名乗った。
死神博士の力により、ネオ生命体を復活させたスーパーショッカーはディケイドを倒すために動きだした。
全てのライダーを倒したディケイドは、キバーラの力を借りた夏海……仮面ライダーキバーラと対峙する。
そのキバーラさえも倒そうとするディケイドだったが、最後の一撃を避けずに直撃。その命を落とした。
士の旅の意味とは何だったのか? 夏美と海東は紅渡と再会する。
渡から聞かされたディケイドの旅の目的、それは……
忘れ去られようとするライダー達を人々に思い出させるためであった。
かくして、ディケイドにより倒されたライダー達の世界……物語を人々は思い出し、各ライダーの世界は救われた。
だが、そこにディケイドの物語はなかった。
しかし、夏海や海東、ユウスケ達は士の事を忘れずにいた。それが奇跡を起こした。
ディケイドの物語の生成。士の復活だ。
ライダー大戦の世界を救うべく、士達はスーパーショッカーに立ち向かう。終結するのは、救われた世界のライダー達だった。
そうして、誕生するディケイド最強の姿。
ディケイドコンプリートフォーム。その力により、ライジングアルティメットクウガ、シャイニングフォームアギト、龍騎サバイブ、ブラスターフォームファイズ、キングフォームブレイド、響鬼装甲、ハイパーフォームカブト、超クライマックスフォーム電王、エンペラーフォームキバ。
10人とキバーラ、ディエンドの力によりネオ生命体『ドラス』を倒した。
だが、スーパーショッカーの暴走は止まらなかった。

仮面ライダーW~ビギンズナイト~
クリスマスのある日、鳴海探偵事務所に一つの依頼が舞い込んでくる。
それは死んだはずの人間が現れるというものだった。
その死人を探した先に、翔太郎は『デス・ドーパント』と遭遇する。
しかし、ドーパントを取り逃がしてしまい、その代わりに現れたのは『鳴海壮吉』……鳴海探偵事務所の探偵で、亜希子の父親で、翔太郎の師匠の姿であった。
彼の登場に動揺する翔太郎は、壮吉が変身した仮面ライダースカルにいいようにやられてしまう。
壮吉との出会いが翔太郎の過去の罪を思い出させた。
ビギンズナイト。翔太郎とフィリップが出会い、壮吉が死んでしまった事件。
誰の依頼かは定かではないが、壮吉と翔太郎はガイアメモリの開発研究所と思われる孤島のビルに忍び込んでいた。
だが、運悪く見つかってしまい、壮吉はスカルに変身して戦った。
「絶対にそこから動くな」
そう厳命されていた翔太郎だったが、自分を見止めて欲しい一心で、偶然発見したフィリップを追跡した。
ガイアメモリの開発者で地球の全てを知る彼の無邪気な態度に腹を立てた翔太郎は、フィリップを突き飛ばした。その先は転送装置のようなものであり、フィリップは面倒な場所に飛ばされてしまった。
その出来事に激怒した壮吉は翔太郎を怒鳴りつけるものの、彼を見捨てることなく共にフィリップを探しに行った。
そうして、Wの第一話の冒頭のシーンになる。
あの夜、翔太郎とフィリップが助かった裏にはこんな事実があった。
ボディメモリの持ち主である翔太郎がWの主導を握っていたのだが、あの夜、フィリップは『ファングメモリ』と呼ばれる恐竜型のガイアメモリを使い、主導を彼が握った。気を失った翔太郎を抱えて、ファングジョーカーは孤島より逃げ出した。
翔太郎は間違った判断をした罪を、フィリップは言われるままにガイアメモリを作り続けた判断をしなかった罪を思い出し、再び立ちあがった。
死人返りの犯人を突き止めた翔太郎とフィリップ。そのガイアメモリの正体は『デス』ではなく『ダミー』であった。
自由自在に姿を変えられるガイアメモリに目をつけた、園咲家の面々はダミー・ドーパントを手助けする。
まんまと逃げおおせたドーパントを、Wは追跡を開始した。

MOVIE大戦2010
暴走するスーパーショッカーを追いディケイドは走る。逃げるダミー・ドーパントを追いWは駆ける。
二つの世界はシンクロし、再びディケイドとWは出会う。
ダミー・ドーパントはスーパーショッカーの巨大メカを乗っ取り大暴れをする。それを阻まんと、9人のライダーは終結する。
ファイナル・フォーム・ライドALL!!
ライダーたちは姿を変え、スーパーショッカーと戦い、遂に巨大なメカを倒してしまった。
そうして残ったのは、ネオ生命体の精神体はダミー・ドーパントの身体と心を乗っ取り『アルティメットD』となる。
その圧倒的な力にディケイドとWは苦戦を強いられるが、不意にフィリップは呟く。
「ディケイド。切り札、あるんだろ?」
その切り札は、ファイナル・フォーム・ライドW。
サイクロン×サイクロン、ジョーカー×ジョーカー、そしてディケイド。
三人のライダーキックは、アルティメットDを粉砕した。

ディケイドは自分の世界を探す旅ではなく、自分の世界を作る旅に出ていく。
Wは自身の罪と向きあいながら、風都の安全を守って行く。

「風都の仮面ライダーはひとりじゃないぜ」
赤いガイアメモリを取りだした青年は呟く。そして、ガイアメモリは叫ぶ。
「アクセル!」

≪考察≫
完結編
なんというか、もしテレビシリーズが完結編までやったなら、この映画は総集編だなという感じ。言うなれば、存在しない総集編、みたいな?
加えて、タックルと蜂女の意味がわからない。少なくともタックルはディケイドが世界と向きあう為に引き合いに出された、と言ってしまえば説明がつく。
岬ユリコ役の広瀬アリスもぎこちないながらも好演している。ちょっと惚れそうだ。タックルを演じるに当たり、ストロンガーを見たと言うのも好印象である。
一方で蜂女役の及川奈央であるが、正直申し訳ないが広瀬と比較した場合では出来が悪いように思えた。こんな邪推はしたくはないし、別段AV女優出身を差別するわけでもないが、枕営業で無理やり蜂女役を取った……というよりも、付け加えた。それぐらい、意味不明な役所であった。まぁ、タックルが死んだ理由ではあるのだが。
そして、我らがヒーロー鳴滝さん。夏の映画のシンケンジャーの上映時間がテレビよりも短いのはディケイドのせい。ありとあらゆる事象の悪は全てディケイドのせいにする彼。遂にディケイドを倒す為なら、スーパーショッカーにだってなる。というか、最後の最後まで鳴滝さんは何者だったのか不明だ。しかも、いつ退場したかも定かではない。
わけがわからんと言えば、キバーラである。散々、鳴滝大好きで夏海にディケイドを倒させるまでしたというのに、最後はディケイドに力を貸す。わけがわからん。
次にだが……アクションシーンはすごかった。冒頭で、空飛ぶスカイライダーをファイナル・アタック・ライドのカードが追跡する。気がついた時にはディケイドの悪脚の餌食になっていた。スカイライダーを倒されたことに気づいたス―パー1は、クロックアップの餌食に。次いでカブトまでも葬られてしまった。
ディケイド激情体は非常に強かった。
アクションやCGを見る分には大満足である。

ビギンズナイト
この話はディケイド程意味不明ではなかった。というか、構成としては好評価。
ビギンズナイトを見てこそ、「さぁ、お前の罪を数えろ!」のセリフの意味の重さを感じることが出来る。
ただ不明なのは、壮吉がロストドライバーを持っていた事、フィリップの誘拐の依頼人である。
今後、明かされるのだろうか?

MOVIE大戦2010
ここまでくると、シナリオとかどーでもいい。
とにかくアクション、CGが大迫力!
しかも、不覚にもここで泣かされそうになった。
スーパーショッカーもアルティメットDも倒した後に、仮面ライダースカル……別の世界の壮吉が現れて翔太郎に言うのだ。
「帽子のよく似合う男だな」
このセリフの感動さと言えば、やはりビギンズナイトを見てこそである。

≪総評≫
ディケイドはメタフィクションがあり、説明力は高いが余計なオプションが満載である。
Wはとにかくビギンズナイト。

仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010……525点(DCD…105,W…420)
 物語……30,90=120
 音楽……70,70=140
 構成……5,80=85
 +ビギンズナイト……100
 +「帽子の似合う男」……100

鳴滝「おのれ、ディケイド! 蒼崎の評価が低いのも全てお前のせいだ!!」
2009-12-04

ブタがいた教室(※ネタバレ含む)

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(2009/04/10)
妻夫木聡原田美枝子

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『ブタがいた教室』は、2008年11月1日に公開された日本映画である。
原作は、黒田恭史の書籍『豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日』である。
しかし、まったく原作通りというわけではないようだ。
タイトルの『900日』ではなく、『1年』であったりする。
また、作中では子供たちだけでブタを育てたように見えるが、実際は大人の協力があってのことだ。

物語
主演・妻夫木聡(星先生)が、4月の教室に1匹の子豚を連れてきた。
「この子を育てて、食べようと思います」
6-2の子供達は、恐らくは何も考えていなかったのでしょう。ただ、教室に動物が来たことに興奮して、全会一致でブタを飼うことになりました。
しかし、やはりというべきかブタに愛着が沸いてくる一方で、「ブタを食べるのが楽しみだな」という他の教師の一言で子供たちに動揺がはしります。
そして、いつしか、ブタを食べるか、食べないか、クラスは二分されて行く……

考察
劇中、子供達の演技が何処かガチな雰囲気を感じたので、調べてみると……
子供達は確かにオーディションで選ばれているのだが、その一方でブタを育ててみたり、養豚場や食肉センターを見学していた。また、子供達用の台本は、殆どが真っ白で結末を知らせなかったという。なるほど、リアルな動きになるものだ。
さておき。
この映画、やはり面白かった。特に子供達の議論がだ。
ブタを食肉センターに送るのか、下級生に預けるのか(卒業するので)で教室が二分して話し合いをするのだが……
食肉派「ブタの問題を次の世代に押し付けているのは無責任だ」
下級生派「仲間のブタを殺してもいいの?」
と、まぁ……
映画を通して、食肉派であった私からすれば、下級生派の意見はあまりにも感情論すぎていたのだが、そこに重い重い一言がやってくる。
下級生派「先生、生き物の命の長さは誰が決めるの?」
確かにそうなのだ。一体、誰が決めるのか。イヤラシイ質問だよ、答えなんかないんだからさ。
さておき。
ブタを育てて食べる。これにより何を学べるのだろうか?
少なくとも、命の大事さは学べる。これは教科書に『人殺しはいけません、やめましょう』と書かれていても説得力はないし、先生が『人殺しはいけません、やめましょう』と言っても意味はない。
実際に命というものに触れなければならない。
更に、食べ物の大切さもこの授業では触れられるだろう。
食卓に出てくる肉や魚、野菜を見ても無感動だったのが、実際にブタを育ててみて、重要性に気づく。
この授業ほど言い方は悪いが効率的なものはない。
授業では『残酷』という単語が度々出てきたが、本当に『残酷』なのかどうか、判らなくなってしまった。

総評
意見は千差万別。
確かにペットになりつつあったブタを食べるというのは、『残酷』なのかもしれない。
「じゃあ、他のブタなら食べていいの?」
僕自身、これに「Yes」と答えた子供が本当に残酷に見えた。
本人も気づいてはいないだろう。だけど、その「Yes」には、仲間以外はどうなろうと知ったこっちゃないという意味が含まれているような気がする。
動物愛護者気取るなら、何も食わずに死ね。と言いたくなる。
星先生は、この授業を思いつき、実行された事は称賛に値する。
一度、この映画は見ることをお勧めする。

ブタがいた教室……評価外(いい意味で)
2009-11-21

劇場版マクロスF虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~(※ネタバレ含む)

劇場版マクロスF虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~は、2009年11月21日に公開されたアニメ映画。

イツワリ

《物語・概要》
この作品は、2008年に放映されたテレビアニメ『マクロスF』の世界観をベースにした別の物語である。
考え方としては、一種のパラレルワールドと考えてよいだろう。
主人公・早乙女アルトと、ヒロイン・ランカ・リーは、物語の最初から知り合いである設定から始まる。
彼らの乗るマクロスF船団に、マクロスギャラクシーから銀河の妖精シェリル・ノームがやってくるところから物語が始まる。
シェリルのライブの最中に未確認生命体ヴァジュラが襲ってきたことにより、シェリルと彼女のマネージャー・グレース・オコナーが、ギャラクシーからやってきたスパイなのではないか?という疑惑が持ち上がる。それゆえに、『イツワリノウタヒメ』というタイトルが付いたのではないだろうか?
さて、当初は総集編程度に考えていたが、それは大きな誤りであった。
冒頭に記述したとおり、パラレルワールドとなっているので、最初の方はアニメの使いまわしが多かったが、後半に行くにつれて新作映像ばかりになった。

《シェリル・ノーム》
いい加減、気づいている方もいるだろう。
ワタシはシェリルが大好きです。
後述になるが、彼女の新曲の中で非常に可愛らしいものがあり、好感度アップ!
そして、彼女の芯の強さに心打たれて、更に好感度アップ!
とにかく可愛いのですよ、シェリルが!!
以上、蒼崎真紅のシェリルレポートでした。

《総評》
劇場版と言うこともあって、非常に綺麗な映像と圧倒的なサウンドが観客を魅了する。
また、力強い曲クラシカルな曲ばかりであったシェリルの歌も、冒頭ではポップでキュートな曲が流れた。
ストーリー面でも、こじつけに近くなるようなことはなく、完全に世界観をベースにした確立された物語となっており非常にクオリティの高い仕上がりになっているといえる。
前後編と銘打たれているが、今作だけみても大満足できる作品といえる。

劇場版マクロスF虚空歌姫~イツワリノウタヒメ~……1000点
 ストーリー…100点
 キャラクター…100点
 音楽…100点
 +画像の鮮明さ…100点
 +5.1ch…100点
 +シェリル・ノーム&遠藤綾補正…500点

出来うる限りの補正をかけて、この評価。
DVDが欲しいです。

ちなみに…
ランカはさておき、シェリルのセクシーショットは多かった。
が、グレースに至ってはビーチクが出てました
多分、シェリルが17歳ぐらいの設定なのでアウトなのだろう。
そんな事を考えながら見ていた、今日この頃。

…もっかい行こうかな?
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